Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.55 )
日時: 2003/05/16 15:56
名前: ちんじゅう

5月16日(金)
 曇りときどき雨。

 蔓バラに芋虫がついてる。これはたぶん蛾の幼虫じゃなくてハバチ(葉蜂)のだと思う。でも、チュウレンジバチじゃない。先日見た(>>37)フタオビハバチ(?)の幼虫かもしれないけど見分け方がよくわからない。長さは 1cm くらいで、白い半透明の体。腸の中身が透けて見えるので緑色っぽく見える。写真を取りたいけど、こんな小さなもの、どうやっても写らない。
 顕微鏡写真が撮れるデジカメってやつを買っておけばよかったかな。一万円くらいのやつだったので、ホンモノの顕微鏡写真を期待してるとハズレを引きそうな気がするけど接写だけに特化したデジカメだと思えば安かったかも?値崩れして一万円を切ったら買ってみようとか思っていたらいつのまにか見かけなくなってた。ちょっと残念。

オレガノ
 オレガノがどんどん成長して写真のような状態(昔の写真>>5>>26)。
 オレガノも虫に食われてる。食われた痕だけで虫のほうはみつからない。蛾の幼虫のような気がする。虫に食われた葉を切って捨てる。葉裏をめくってみると卵がついていた。小さな白い卵。黒い点がひとつずつ。葉裏を埋め尽くすようにビッシリとならんでいる。
 それが虫の卵であろうとなかろうと、小さくて形のそろったものがビッシリと並んでいる様子は脳の嫌悪感をつかさどる部分をくすぐるような気がする。じっと見つめていたらゾワゾワしてきた。そしてこれを、人に見せたいと思った。VGA(640*480)くらいの大きな写真を貼って嫌がらせたい。けれども珍獣様のカメラは大迫力虫卵写真が撮れるほど接写がきかないのだ。こうして世界の平和は守られる。ああ、つまらない。
 卵は孵化するとやっかいなので葉っぱごと捨てた。

 虫に食われるまえに食べてしまうべきだ。オレガノはすでに何度か摘み取って使ってみた。ドレッシングに入れるのもいいけれど、ラタトゥイユのようなトマト料理に入れると美味しい。
 ナス、ピーマン、タマネギ、ニンニクなどを油で炒めてトマトを加えて煮こむだけ。トマトは缶詰を使ってもいい。味付けは塩胡椒と砂糖をひとつまみ。トマトを加えたあとにオレガノのみじん切りを加える。これだけでぐんと南欧風になる。炒める野菜はなんでもいい。ズッキーニなんかも合うし、セロリの葉っぱのところなんかザクザク切って入れてもいいかもしれない。鶏肉を入れて煮こんでも美味しい。

 でも、こんな使い方じゃ、そう沢山は消費できない。何かいい利用法はないものだろうか。ありがちなところで天麩羅にでもしてみようかな。

ワタの芽
 ワタの芽にも本葉がでてきた。ちゃんと育ったら何に使おうかな。初めての自家製ワタをつめたピンクッションなんてどうかしら。でもピンクッションじゃせっかくのワタが隠れてつまらないか。