- 日時: 2003/04/04 13:27
- 名前: ちんじゅう
- まえに犯人さんが正体はアルマジロじゃないかという話をしてましたよね。でも、アルマジロは南米の生き物だから…と。
それで、最近みつけたのですが、江戸時代末期に作られた『本草図説』というある種の図鑑に、アルマジロの絵が収録されてました。 この図鑑は、自分で見たものの写生も含まれてますが、西洋から取りよせた本の模写も沢山含んでおりまして、アルマジロの図はキャビネット百科『動物の地理学と分類学』スウェインソン著(1835年、イギリス製)という本からの模写だそうです。
ナナツオビアルマジロというやつを横から見た図です。もとの生き物を知ってるわたしたちが見ても、わりと写実的に描かれてます。 ただしツチノコのモデルになれるかっていうと疑問。その絵は横から見てるから、短い手足がはえてるのがはっきりわかるのです。
でも、こんなふうに、本来は日本にいないものでも図版で入ってくることはあるわけです。
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