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標高が高くなると気圧が下がるってことを実感する瞬間

 山の上へ行くと空気が薄くなることは、知識としては誰でも知ってることですよね。

 そのことをすんごく身近なもので実感できちゃうんだけど、一体何を使うと実感できるでしょう?

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 答えはカップ麺です!

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▲これは山梨県の某スーパーで撮影しました。標高はだいたい600mくらいだと思います。蓋が盛り上がっちゃってるの、わかります?

 カップ麺は意外と機密性が高いみたいです。標高の低いところで作られたものを高いところへ持って行くと、中の空気圧は変わらないのに外側の気圧が下がるので、ぷーっとふくらんじゃう。

 ってことは、これを購入して東京に持ち帰ったら、へこむってことですよね?

 これは確かめなければなりますまい!!

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▲その後、さらに標高の高いところへ移動。蓋はさらに張りつめてきました。叩くとポンポコいい音がします。

ファイル 1332-3.jpg
▲もっと高いところへ。杖突街道の山の中で撮影したので標高は1000mより高いと思います。写真ではわかりにくいですが、触ってみるとほんとうにパンパンのポンポコリンで、よくパンクしないなと思うほど。

 東京へ向かう頃には暗くなってしまったので途中経過は撮影できませんでした。帰宅後に撮影したのが下の写真です。

ファイル 1332-4.jpg
▲あんなにポンポコリンだったカップ麺がすっかりしぼんでしまいました。蓋がしおしおになってるのがわかるでしょうか。気圧のせいで膨らんだ時にのびてしまい、元に戻らなくなってしまったからです。


 同じような現象がポテトチップスなどの菓子の袋でも見られます。空っぽのペットボトルにしっかり蓋をしておいても面白いことになるので標高差のあるところへ移動する時は試してみてね。

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