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涼しげな写真:黄色いプチトマト・ナスいろいろ

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▲赤いプチトマト、黄色いプチトマト
 黄色いのは青森県産で 11個入ったパックが165円でした。赤いのは産地不明。10個入って150円くらいだったかなー。


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▲ナスいろいろ

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A 丸ナス(新潟産) 1個69円
B イタリアナス(石川県 オルト・ヴェルデ) 1個350円
C ベイナス(産地不明)
D 中長ナス?(福島県 浪漫白河)
E 長ナス(愛媛県 松山長なす)

あんまり涼しげじゃないけど、昔こういうのも食べました

◎ヒゴムラサキ
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/nasu_b.htm#04
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タグ:食材

今日はスリランカでカラウィラ・テルダーラを食べるよ

 不況なんか恐くない(いやすごく恐い)! 自作の心さえあれば台所で世界一周できちゃうかもしれない企画。今回はスリランカへ行ってみたいと思います。

 いやはや、さすがに不況の重みがズシッときまして、しばらくお休みしてました。海外の料理はどうしたって普段使わない調味料など買わないと行けませんから、ここまで金欠が極まるとマジ真剣に厳しいですわ……うっ、うっ。

 しかしですね、わたくしは気づいてしまったのです。行きつけのスーパー(具体的に言うと葛飾区内のライフ水元店だ!)のエスニックコーナーがパワーアップして、ココナツミルクの缶詰めが二種類もあったりしてぶったまげましたよ。

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▲ココナツミルクの缶詰め。150円でした。ライフで! 150円は安いなあと思って買ってしまいました。

 このココナツミルクと苦瓜を使って、スリランカ料理のカラウィラ・テルダーラというものを作ってみたいと思います。完成品はこんな感じ。

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▲カラウィラ・テルダーラ(苦瓜の油炒め)

作り方

【材料】2人分
苦瓜 1/2本
塩 小さじ1杯(塩もみ用)
ココナツミルク 大さじ2〜3杯

タマネギ 小1/2個
シシトウ 4本(ピーマン1個でも可)
トマト缶詰め 大さじ3杯(生のトマトでも可)
赤唐辛子(生) 1本(鷹の爪でもいいかもしれない)

ごま油 大さじ1杯くらい
塩 小さじ1杯(味付け用)
かつお節 粉状にして大さじ1杯くらい


【手順】
1. 苦瓜はワタをとらない。種も一緒に輪切りにして、塩小さじ1杯をふって軽くまぜ、30分おいとく。
2. 1の苦瓜から水が出てしんなりしたらしぼっておく。
3. 2にココナツミルク大さじ2〜3杯を加え、もみ込んでおく。
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▲苦瓜に塩をして30分以上おいたところ(上)、ココナツミルクをもみこんだところ(下)


3. タマネギ、シシトウを適当に切る。好きな形でよい。
4. 赤唐辛子(生)を粗みじんに切る。ちなみにわたしは種も一緒に刻んじゃってます。
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▲材料一覧。これ以外に調味料として塩とかつお節、炒め用のごま油を使います。


5. フライパンを熱し、ごま油大さじ1程度をひく。3の苦瓜を投入して、軽く焦げ目がつくくらいまで炒める。
6. タマネギ、シシトウを加え、2〜3分炒める。
7. トマト缶、赤唐辛子(生)、塩小さじ1杯、かつお節を加え、ざっと混ぜれば完成。
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▲炒めてるところ。スリランカでは油を沢山使うみたいですが、ここはぐっとこらえて少なめにしましたよ。

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▲カラウィラ・テルダーラ(苦瓜の油炒め)


 インド・スリランカ・ネパールあたりの料理というと、どうしてもカレーのようにスパイシーなものばっかりなんですが、このレシピには唐辛子以外の香辛料が入っていません。うま味と香りはココナツミルクとかつお節からきています。こういうのもあるんだって自分で作ってて感心してしまいました。

 味は、赤唐辛子が入っているのでかなり辛いです。ココナツミルクが入るので、辛いけれどまるくととのった感じになります。辛いのがどうしても苦手な人は唐辛子を減らしてください。

 そもそもココナツの香りがイヤなのよ!という人もいるでしょうが、このレシピだと、それほど強烈なココナツ臭はしません。食べる時にふわっと甘い香りがする程度です。

 参考にした本には「ココナツファイン」という、ココナツの果肉を粉にしたものが入っているのですが、それは手に入らなかったので省略しました。香りがものたりないと感じる人は、ココナツファインを手に入れて、ミルクとともに苦瓜にもみこんでみるといいかもしれません。

材料の解説

 かつお節というと日本固有のもののように思いがちですが、実はインド洋でカツオが沢山とれるので、モルディブにかつお節と極めて似た干物があるそうです。先日の「世界ふしぎ発見」でもとりあげられたし、漫画「美味しんぼ」の何巻かにもカレーの出汁としてモルディブフィッシュを使う話が出てきます。ここでは日本のかつお節を使います。冷ややっこにのせる細かい削り節ならば粉にせずそのまま使っていいと思います。

 苦瓜の種やワタは、あちらでは普通に食べるそうです。インドでも食べます。特別苦くはないです。どうしてもイヤなら種はとってもいいですが、噛むとカリッと砕けて固くはないです。ぜひそのままどうぞ。

食後のシンハラ語

 スリランカの公用語はシンハラ語とタミル語だそうです。今回の料理名、カラウィラ・テルダーラはたぶんシンハラ語なんですが、シンハラ語はガチガチに固くてネット情報では歯が立たなかったでございます >_<

 MacOSにシンハラ語フォントを入れるところまでは行けたのですが、入力となると Windows 用のものしかみつからず鼻血吹いて倒れそう。

 シンハラ語入門を書いてくれてるサイトへ行って、文字を個別にコピペして検索欄に書くことは可能ですが、きっとこんな綴りだろうと、頑張ってやってみてもネット上でヒットせず、あってるかどうかサッパリわかりません xдx あたしゃデーヴァナーガリーは読めるんですけどね。シンハラ文字とかもうサッパリですよ。

 というわけで、ローマ字の綴りを書いておきます。そのうち金欠がなおったら、図書館行ってシンハラ語の辞書とか引いてみますわ……orz

kalavira カラウィラ 苦瓜(にがうり、ごーや)のこと。
thel dara テルダーラ 油炒めのこと。

参考図書

『家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理』

画像は楽天ブックスへのリンクになっています。送料無料ですよ。写真がきれいでおいしそう。日本でおなじみのカレーはもちろん、日本で知られていないスリランカの家庭料理がいろいろ掲載されています。

材料を通販で(画像のリンク先は楽天市場内のショップです)


▲わたしが買ったのはこのメーカーのやつです。あまり使い慣れないものなんですが、メーカーによって味が違ったりするのでしょうか?



▲ココナッツファインは(今回は使いませんでしたが)、たとえばこことかで買えます。エスニック食材店だけでなく、洋菓子の材料を売ってるお店にもありそうですね。

タグ:民族料理

黒大根とストロベリートマトのサラダ

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 黒大根とキュウリをスライスして重ねて、半分に切ったストロベリートマト(食用ホオズキ)を散らしてドレッシングをかけました。

 黒大根も美味しかったけど、ホオズキがいい感じでした。自宅で育てたものなのでそのまま食べるとろくに甘みを感じないのですが、ドレッシングで和えると甘みがひきたちます。プチトマトより酸味があるのも悪くないです。ストロベリートマトは買うと高いのでサラダにしようなんて絶対に思わないけど、家庭菜園だからこそできる贅沢かな。

◎黒大根(調理前)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1625

◎ストロベリートマト(調理前)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1623

タグ:食材

これは黒い!!

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 この木炭みたいなやつは大根です。

 薫製にでもしてあるのかって?

 とんでもない、正真正銘、生の大根です。といっても、普段使っている太い足のような大きなものではなく、20cmくらいの小型の大根です。埼玉県内のスーパーで、1本69円で売られていました。お店では「ねずみ大根」という札がついてたような気がします*1

 ヨーロッパではこんな黒い大根をよく食べるとは話に聞いてはいましたが、実物を見るのは初めてです。ほんとに真っ黒なんですね。これはほんとうに黒い。

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 切ってみると、黒いのは皮だけでした。中身はこのとおり白いんです。

 面白いから皮ごとすり下ろしてみたんですが…
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 もっと全体が黒くなって灰色のペーストみたいになるかと思ったのに、これじゃ焼き海苔でも混ぜたみたいですね。水分が少なくて、水をしぼらなくてもこんな感じです。普通の大根より少し辛みが強いかも。

 さてどうやって使ったものでしょう。サラダにするのが常套手段なのかな?
 

*1:普通はねずみ大根というと白い辛み大根の一品種をそう呼ぶことが多いような気がします。

タグ:食材

ストロベリートマトのその後

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 前の記事の食用ホオズキはこうなりました。湯むきして、三温糖をまぶして冷蔵庫で1日くらい保存して、甘酸っぱい汁が出てきたところで汁も一緒にバニラアイスにトッピング。なかなかいい感じです。もっと成らないかなー。

タグ:植物 食材