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スナオシの焼きそばが頑張りすぎて漢らしくなくなった件について

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http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=218
 以前こんな記事をかきました。スナオシという茨城県のメーカーが作ったインスタント焼きそばの話です。

 その焼きそばはラーメンやうどんに良くある丼型のカップに入っています。作り方は他社と同じでお湯を注いで 3分待ってから湯切りするのですが、説明を読むと「メンコに箸で穴をあけてください」とかなんとか書いてありました。

 ラーメンと同じカップを使ってるところが男らしくてステキってなもんですが、湯切り穴さえ箸でつついて開けるという力技には完全にメロメロですよ。スナオシ最高、これからも頑張ってほしい!

 なんてことを書いて数年たちました。最近よく行くスーパーにはスナオシがないのでしばらくご無沙汰してたんですが、久しぶりに買ってみてびっくり。

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 あっ!! 普通になっちゃってるーーー!!!!

 カップはあいかわらずラーメンと共通ですけど、メンコの穴は他社の焼きそばみたいにシールをはがすタイプに変わってしまったのです。スナオシ様とあろうものがそんなこと気にするとは思いませんでした。っていうか前のほうが断然ステキだったのに、漢らしさ半減です。

 味はあいかわらず普通の焼きそばでした。もちろんおいしうございましたけどね。




# ちなみに、蓋に箸で穴をあけて湯切り口を作る方式は、東南アジアのインスタント焼きそばに今でもたまにあります。

新潟県の栃尾揚げ・信州信濃の大揚げ

 東北旅行の記事にとりかかりたいんですが、こういう時にかぎってネタがあるんですよ。困りました(笑)

 先日、石巻で人の顔くらいのサイズがある大きな油揚げを買ったと書きました(これ>http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1328)。twitter経由でmixiボイスに流したところ、新潟には栃尾揚げというものがあって、それは普通の油揚げみたいなサイズでとてつもなく分厚いのだと教えてもらいました。

 今度新潟に行ったら探してみようと思っていたら、なんと、行きつけのスーパーに栃尾揚げがあるではありませんか! 値段はよく覚えてないけど150円くらいだったでしょうか。脊髄反射で購入です。

 それから、一昨日(15日)には山梨へ日帰りで桜を見に行きました。途中で普通のスーパーに入ったところ、なんとここにも石巻のに似た大きな油揚げが!

 これまた脊髄反射で購入。山梨県内のスーパーでしたが、長野県のメーカーのものでした。こちらは幾らだったかちょっと覚えてないんですが、石巻のが100円だったのに対して高いなと感じたので150〜200円くらいしたかもしれません。

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右:栃尾揚げ 新潟県長岡市仲子町・佐々木商事(株)
左:山梨で買った油揚げ 長野県松本市大字今井・塩田屋
http://www.shiotaya.com/tohu.htm

 塩田屋の油揚げはこの会社独自のものなのか、長野県ではこういう大きさのものが普通なのかちょっとわからないので、そのうちまた長野へ行ったら解明してこようと思います。

 今回は栃尾揚げに注目。

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 これを黙って出されたら完全に厚揚げだと思ってしまいますが、切り口をみるとあきらかに油揚げなんです。

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 ほら、ちゃんと気泡が入っててふわふわ。厚揚げだったら中は豆腐みたいになってるはず。

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 よく見ると、何かでブスッと刺したみたいな穴があいています。最初これを見て「不良品?」と思ったのですが、売り場にあるすべての栃尾揚げに同じ穴があいてました。

 これは揚げたものを金串にさしてぶら下げ、油を切るからなんだそうです。

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 リンク先はわたしが買ったのとは別のメーカーの栃尾揚げです。揚げて金串にさして油切りをしている写真がありますので興味がある方は見てください。

 しかしまあ、油揚げひとつとってもいろいろあるものです。知られざる日本はまだまだ残っているのかも。

タグ:食材 郷土料理

菜の花のチョコチュジャン和え

 庭的なところの菜の花消費企画第二段(いつからシリーズ化したんだ?)。茹でて和えるだけなので簡単です。お浸しに飽きたらどうぞ。

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材料

菜の花 一束

チョコチュジャン(초고추장)
Lコチュジャン 大さじ2
L醤油 小さじ1
L砂糖 小さじ2
Lごま油 小さじ1/2
L酢 小さじ1

※チョコチュジャンはコチュジャンで作った酢味噌です。分量はかなり多めなので、全部使わずに残す感じで!초=酢、고추장=コチュジャン(唐辛子味噌)

作り方

1. 菜の花をゆでて、お湯をきってしぼっておく。
2. コチュジャン、醤油、砂糖、ごま油、酢を混ぜてチョコチュジャンを作る。
3. 1を2で和える。

※チョコチュジャンは少しずつ加えて程よい味になったらやめること。全部使うと辛いと思います。余ったチョコチュジャンは別の料理の味付けに使ったり、刺し身につけて食べたり臨機応変に。



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▲茹でた牛肉を細切りにして加えても美味しい!



ところで韓国では菜の花を食べるんでしょうか?

 そもそも日本で「菜の花」と呼んでるやつは正確に言うとアブラナの花ではなくて、ハナナ(花菜)の花穂じゃないかとか、

 いやいや、アブラナもハナナも変種だか品種だかの違いなんだから同じ植物と言ってもいいはず、

 でも実物を見たらだいぶ違うってわかるし、違うんじゃん?

 とかなんとか、いろんなツッコミはありましょうが、とりあえずアブラナの花を食べるかどうか検索してみたわけです。


 アブラナは韓国語で유채(ユチェ)だそうです。유は油、채は菜なので、日本語と同じですね。まずこれで検索すると、菜の花畑の写真がいっぱいヒットします。

 日本で主に食用にするのは花というか、花穂の部分なので、유책곷(油菜花)で検索してみました。やっぱり見事な御花畑でした。

 じゃあ、유채꽃 요리법(料理法)でどうだ! うーん、美味しそうな写真がたくさんヒットするけど菜の花と関係のない写真ばっかり。

 よし、それなら具体的な料理名を入れてみる。韓国人ならナムルだろ、ってことで유채꽃 나물(ナムル)で検索すると、おっ、今度はそれっぽい写真が一杯?

 でも、なんかこれ、みんな葉っぱばっかり。日本のように花穂を調理してる例がないみたい。たまにそれっぽいのがあっても、日本料理の紹介だし。

 もしかして韓国では菜の花を食べないのでしょうか?

 あるいは日本と同じく花穂を食用にする別の変種だか品種だかがあって、呼び名が유채꽃じゃないのかも?


 この先どうすればいいのか思いつかないので謎のままとっちらかして終わりたいと思います。

タグ:民族料理

葉の花を使って韓国の焼き物を作るよ(ジョンとチャントッ)

 最近は韓国料理にちょっとだけ凝ってます。ちょっとだけです。ナマケモノ憑依中なのであんまり気張りません。

 今日は、庭的なところで取れた菜の花を使って、韓国風の焼き物を二種類紹介します。


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▲ジョン(전) 煎という字をあてるそうです

材料
 具(写真は菜の花) 適量
 小麦粉 適宜
 卵 1個
 塩 少々
 ごま油かサラダ油 適宜

作り方
1. 卵に塩を加えてといておく
2. 具に小麦粉をまぶす
3. フライパンを熱して油をしく
4. 2の具材を1の溶き卵にくぐらせながら、フライパンで両面を焼く。

# 具は火の通りにくいものなら下ゆでしておく。菜の花はゆでてから使ってます。


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▲ジャントッ(장떡) 醤餅という字をあてるそうです

材料
 具(写真は菜の花) 適量
 小麦粉 カップ 1杯
 水 カップ 1杯
 コチュジャン 大さじ 1杯
 醤油 大さじ 1/2杯
 ごま油かサラダ油 適宜

作り方
1. 小麦粉を水でとき、コチュジャンと醤油で味をつける
2. 1に具を混ぜる。
3. フライパンを熱して多めの油をひき、2をお好み焼きのように焼く。

# 具は火の通りにくいものは下ゆでしておく。菜の花はゆでて使ってます。


 完成品はそっくりですが、ジョンはほとんど卵焼きで、ジャントッは小麦粉にコチュジャンで味をつけて焼いたお好み焼きっぽいものだそうです。

 ちなみにジャントッの辛くないやつがチジミ。


 ジョンもジャントッも料理の本を見ると酢醤油を付けて食べるのが一般的みたいです。


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▲酢醤油 チョカンジャン(초간장)
 酢、醤油、砂糖を2:2:1の割合で混ぜる。好みで白すりゴマを少々加える。


 でも、わたしは自己流で甘酢っぱ辛いタレで食べてます。

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▲中華でも韓流でも和風でもない珍式のタレ
 みりんとリンゴ酢を同量混ぜて、豆板醤を少々まぜるだけ。好みで白すり胡麻を加える。塩や醤油はいれない。


 
 というわけで、韓国のお焼き二種類でした。

 お手軽に作れてご馳走に見えるので気に入ってよく作っています。具はネギ、シシトウ、魚介類、肉など、なんでもありです。

 お試しください。もぎゅもぎゅ。

タグ:民族料理

アリオ亀有改装中・うるまは閉店

 アリオ亀有という商業施設が現在大々的に改装中です。想像ですが、入ってる店が契約切れで大々的に入れ替えになるんじゃないでしょうか。とにかくあっちこっち閉店か改装中になっていて、アリオから、すごいアリオになる、というポスターが貼られてます。

 食事するところも入れ替わりが激しいです。焼き肉の宮、にんにくや、野の葡萄、ちばきやなど、みんな閉店でなくなります。

 以前よく行ってた沖縄料理のうるまも閉店だそうです。ちょっと前から土日に一品料理をたのめなくなり、ほとんど定食だけの営業になってしまい、だんだん行かなくなってしまったんですけど、気軽に入れる身近な沖縄料理店だったので残念です。
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▲2月12日に閉店したそうです。知ってたら最後に一回くらい食べに行ったのに。連絡先として龍潭・東京駅店の電話番号が書いてありました。

◎龍潭・東京駅店
http://tokyo.ryutan.net/
 沖縄に二店舗と、柏市にもあるみたいですね。


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▲営業中のうるま(アリオ亀有店)

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▲期間限定メニューの色々のってる沖縄そば。


◎沖縄地料理うるま
http://uruma.jcc-okinawa.net/
 こっちのサイトを見ると、「うるま」という店名で北戸田にも店があるようです。

タグ:地元(葛飾周辺)