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アサリの酒蒸しをタジンで

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 当たり前のように美味しいです。当たり前すぎて誰もやらないんじゃないかって思うほどです。

 関係ないけど、最近スーパーのアサリが半分死んだ感じになってるのが気になります。水を切って肉や魚のようにパックされて売られています。

 アサリには少しストレスを与えたほうが旨味が出ると聞いたので、水を切って売ること自体はよいと思うのですが、いつまでもその状態だと、やはり弱って死ぬと思うのです。

 持ち帰って水に放っても、ろくに砂を吐きません。いくらなんでもストレス与えすぎなんじゃないですかね?


【材料】
 アサリ
 ネギ
 生姜
 酒 大さじ1
 塩 少々
 醤油 少々
 

【作り方】
1. アサリは砂抜きしておく。塩水に数時間放しておけば勝手に砂を吐きます。
2. ネギはみじん切り、もしくは白髪ネギにする。
3. 生姜はごく細い千切りにする。
4. 砂抜きしたアサリをタジンに入れ、塩少々・酒大さじ1程度を上からかけて、蓋をして3分程度加熱する。
5. 火をとめ、香り付けに醤油を少しかけて、ネギと生姜をのせて、もう一度蓋をして余熱で1~2分蒸らす。

タグ:タジン

タジンでエビチリ

 エビマヨをやったのでエビチリも。調味料の割合はだいたいこんなんだったとうい記憶で書いているので、あくまで目安としてお使いください。

【材料】
 海老
 タマネギ
 ピーマン
 ケチャップ 大さじ2
 豆板醤 大さじ0.5~1
 酢 小さじ1~2
 砂糖 小さじ1~2
 塩
 片栗粉

【作り方】
1. 海老の下ごしらえをする。殻を剥いて、塩ふってかき回して、ぬめりが出たら洗い流して、片栗粉を振ってかき回して、汚れが出たら水洗い。そのあと卵白で衣をつけてもいいけど、卵白は省略して片栗粉をまぶしてもよい。とにかく、ぬめりをとって流すのだけはやる。
2. ピーマンとタマネギをざく切りにする。
3. ボールにケチャップ・豆板醤・砂糖・酢・片栗粉(小さじ半分程度)を入れまぜ、2の野菜と、1の海老を入れて混ぜる。
4. タジンに3を入れ、蓋をして3~4分くらい加熱。
5. 火をとめて余熱で蒸らす。鍋がブツブツ言わなくなったら完成。

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 写真がエビチリっぽくなくて激しく反省中(しかもこの写真、分量外のエリンギ入れてある)。チリソースが鍋の底にまわっているので、ざっくりかきまわすともうちょっとエビチリっぽくなります。かきまわすと食欲がわいて、写真どころではなくなってしまいます。エビチリソースは市販品を使うとプロっぽい味になるかもしれないです。

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タグ:タジン

季節外れですが、ひなあられを作りました

 郷土料理の本などを見ると、お釜の内側に残るご飯粒を使ってひなあられを作る話が出てきます。

 子供の頃に何度か挑戦しようとして、ご飯粒をためていたのですが、用途を言わずにこっそりやっていたので、そのたびに親に捨てられ断念したことを最近になって突然思い出しました。

 というわけで、季節外れのひなあられを作ることにしました。まずご飯粒を集めるところからです。

 炊飯器の内釜を洗う時に、ご飯粒をザルにとって乾かします。夏だったら天気のいい日に外に干してもいいのですが、わたしはよく水を切ってたれなくなってから、パソコンのディスプレイの上に干しました。うちのディスプレイはまだブラウン管です。常に高熱を発しており、ご飯どころかパンツでも靴下でもあっという間に乾きます。それはもう、恐ろしい威力でした。こんな暑苦しいものを毎日使っていたなんて(汗汗汗汗……だって液晶嫌いなんだもん)。

# 『聞き書 東京の食事』によれば、薬缶のふたの代わりに小皿をのっけて、その上で乾かしたと書いてありました。おそらくいろりがあった時代の話でしょう。

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 これで何日分かなー。炊飯器の内釜はナントカ加工になってるから米粒があんまり残りません。日々、洗ってはザルにとり、水を切って干すという作業を繰り返しました。

 こんなもんご飯を多めに炊いて使えば一日で出来るでしょと思うのですが、こういうのは余り物でしみったれて作るのが面白いのであって、お茶碗に盛るご飯で作ったら反則ですぞ!!!

 さて、この乾燥したお米は、互いにくっつき合ってがちがちになっています。ビニール袋に入れてコップの底で軽く叩きましょう。粉にしないように軽くやってください。

 次に加熱です。油で揚げたら一瞬ですが、今回はフライパンで炒りました。焦がさないように混ぜたり揺すったりしながら熱すると、お米がはじけて小さな小さなあられになります。これにシロップをからめます。

 シロップは砂糖大さじ一杯、水大さじ二杯を鍋で煮詰めて作りました。分量は完全におもいつきですが非常にうまくいきました(あられの量にもよるので真似したい人は各自で思いついてください)。半分くらいの量に煮詰まったところであられを入れ、混ぜながら水分を飛ばし、お皿にひろげてさませば完成です。

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 市販のひなあられよりずーっと小粒ですが、香ばしくて意外な美味しさでした。実は作ることだけに興味を持っていて味にはこれっぽっちも期待していなかったのです。しかし、想像以上のおいしさ。もしかすると市販品より美味しいんじゃないかしら。あんまり美味しいのでお茶請けにぼりぼりたべたらあっという間でした。作るのに何日もかかっているのに。これぞ究極のスローライフ!!!←ただの暇人ともいう。

 今回はナチュラルテイストってやつを大事にしましたが、おひなさまにお供えするなら食紅で色を付けてもよいでしょう。ナッツ類をまぜても良いかもしれません。昔は節分の炒り豆をとっておいて混ぜたそうです。

タグ:郷土料理

コメント一覧

ひろこ (07/09 08:27) 編集・削除

釜に残ったご飯粒を祖母は「おひつばらい」と言ってたな。
アラレは作ったこと無いけど障子を貼る時の糊はそれで作ってた。
もしかすると浴衣の糊もそうだったのかな・・

かなり昔の記憶だわ~。

珍獣ららむ~ (07/09 18:21) 編集・削除

へー!!!
「おひつばらい」で障子貼りの糊を作るなんて面白い。障子貼りができるほど集めるのは大変だろうなー。
うちでは何かの粉を煮て作ってたよ。布海苔だったのか米粉だったのかわからないけど。

タジンでエビマヨネーズ

 中華料理のエビマヨネーズをタジンで作っちゃうぞ、という試みです。

【材料】
 エビ お好きなだけどうぞ
 ピーマン 3個
 タマネギ 半分
 マヨネーズ 大さじ3
 ケチャップ 大さじ1
 エバミルク 大さじ1
 砂糖 小さじ0.5~1
 酢(あればレモン汁) 小さじ1
 酒(あればジン) 小さじ1
 塩・胡椒
 片栗粉
 卵白 4/1個分くらい

 海老はむき身で買ってきてもいいし、殻を剥いてもいいですが、下ごしらえだけはしっかりやります(やりかたは作り方へ)。今回は殻付きのバナメイ海老を使いました。
 エバミルクは無糖の練乳です。なかったらイチゴにかけるコンデンスミルクでもいいと思いますが、その場合は砂糖はいれないこと。

【海老の下ごしらえ】
1. 海老は尻尾まで殻を剥いて、気になるなら背わたもとる。
2. ボールに海老を入れ、塩をふってぬめりが出るまでかき回し、水で洗い流す。
3. 片栗粉を加えてさらにかき回し、水で洗い流し、よく水を切る。
4. 3に卵白をよくからめて、片栗粉を少々くわえてよく混ぜる。
# 卵白は海老の量によっても適量が違うと思うんだけど、海老にからみきらずにダラダラ流れるのは多すぎです。流れた分は捨てましょう。理想的なイメージは「中華 エビ 下ごしらえ」とかで検索すると写真入りで解説してるサイト多数あり。

【野菜の準備】
1. ピーマンは種をとってざく切りにする。
2. タマネギもざく切りに。
3. ボールに1と2を入れて塩・胡椒・片栗粉少々をふってよく混ぜる。
# 片栗粉を混ぜるのは蒸すと水が出るから。ほんのひとつまみでいいです。

【タジンで加熱】
下ごしらえした海老と野菜をまぜてタジンに入れ、蓋をして加熱する。うちでは 4分くらい。加熱してる間にソースを準備する。

【ソースで和える】
マヨネーズ(大3)・ケチャップ(大1)・エバミルク(大1)・酒(小1)・酢(小1)をまぜておく。
タジンで具材が蒸し上がったら火をとめて、ソースをかけまわす。蓋をして余熱で1~2分蒸らす。
食べる直前に蓋をあけ、全体をかきまわして、完成。

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▲これはかき回す前に撮影しました。


 言葉で書くと複雑ですが、海老の下ごしらえをして、野菜を塩・胡椒・片栗粉で下味をつけて、タジンで蒸して、ソースかけて混ぜるだけです。

 かなりイケました。まあ、普通に作る場合でも材料を揚げるか茹でるか炒めるかしてソースで和えるだけなんですが(笑)

タグ:タジン

韮の卵とじをタジンで

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材料
 ニラ お好みの量
 エリンギ(なくても可)
 卵 1個
 牛薄切り肉(豚でもよい) 6枚くらい
 濃縮めんつゆ 少々
 胡椒

作り方
1. ニラは5cmくらいの長さに切りそろえる。
2. エリンギ茸は縦に裂いておく。
3. 1と2をごく少量のめんつゆで和える。
4. タジンに3の半分を敷き、薄切り肉を上にのせ、さらに3の残りをのせて、薄切り肉をのせる。
5. タジンに蓋をして加熱する。
6. 生卵をといて、少量のめんつゆを混ぜる。
7. タジンの火をとめてから、6を流し込み、蓋をして1~2分余熱でむらす。

 肉は豚でもいいし、ニラやエリンギ以外に余った野菜を千切りにして入れても良い。めんつゆは濃縮度合いで味が違うので濃すぎないように注意。仕上げに山椒の粉をふっても美味しい。めんつゆがない場合の味付けは醤油とみりん。

あると便利なグッズ

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 タイマーです。指定分たつとピピッとアラームが鳴ります。100円ショップで買えます。

 加熱時間はコンロの火力や中にいれるものの量によって違うので、一概には言えません。何度かやってみて、だいたいのコツをつかむしかないのですが、うちでは火にかけた直後からカウントして5分くらいを目安にしています(量が少ない時は3分くらいに減らす)。5分たって蓋をあけてみて、まだだったら延長するような感じです。

 蒸気と熱を逃がさないように、蓋はなるべく開けたくありません。そこで役にたつのがタイマーです。

 奮発してこんなタイマーを買っても楽しいですね。指定分たったらコケコッコーと鳴くそうです。1575円税込み+送料525円なり。





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 鍋敷きです。タジン鍋はけっこう熱くなります。テーブルに直置きなんか絶対にしないでください。テーブルが傷つきます。

 鍋敷きだって気をつけないと写真のように焦げちゃったりします。火をとめたらコンロの上で 1~2分おいてあら熱を取りましょう。

 もちろん鍋つかみも必要です。わたしは布巾を鍋つかみ代わりにしているのですが、どうせだったら可愛いものが欲しいです。そのうちパッチワークで自作しようかなと思ってます。両手で持つので買うなら 2個セットで!

タグ:タジン