昨日の「新チューボーですよ!」で金町の巨匠だったラ・ローズ・ジャポネのフルーツロールケーキ、1切れ450円(税込み)。
テレビで紹介されたばかりなのでお客さんいっぱい、閉店1時間前くらいに買いに行ったのに、売り場からガラス越しに見える厨房ではフルーツロールを増産中だった(明日の分かもしれないけどね)。
生地はきめ細やかでしっとりしてて、フルーツぎっしり、生クリームたっぷり、甘さ控えめ。前からフルーツたっぷり系のロールケーキを食べたかったのでかなり満足しました。
食品虚偽表示問題で飲食業界がゆれている昨今ですが、ついさっきマクドナルドへ行ったんですよ。
今月20日から新しいシャカチキが出たとかなので、「じゃあ、それください」って注文してみました。
◎NEW!サクサク「シャカチキ」|キャンペーン|McDonald's
http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/shakachicken/index.html
NEW!サクサク 「シャカチキ」
人気サイドメニュー「シャカシャカチキン」が、よりボリューミーに、よりサクサクになって新登場。サクサクな食感のムネ肉を使った食べ応え抜群の美味しいチキンと、お好みのシーズニングパウダーを専用パッケージに入れ“シャカシャカ”と振って、様々な味わいをお楽しみください。シーズニングパウダーは、濃厚な「チェダーチーズ」と、辛さがくせになる「レッドペッパー」の2種類。
一口かじってオヤって感じ。ボリューミーっていうよりやわらかい。これはフワフワと言っていいんじゃないでしょうか。
食べかけの写真で申し訳ないんですが、断面はこんな感じです。どうやらこれ、整形肉っていうか、ひき肉をまるめたツミレみたいなやつなんですね? しかも繋ぎがけっこう入ってそう(笑)
改めてマクドナルドの商品説明ページを見ると、ムネ肉と書いてある段の次にさり気なく「パティ」とも書いて有る。パティは練り物のことですから、まさに感じたとおり、ツミレみたいなものです。
主原料が鶏胸肉だとすればウソではないでしょう。しかしかなり紛らわしい、なんとなくもやーんとした説明です。素直に考えればムネ肉と言われたら胸肉をそのままフライにしてると思うでしょう。胸肉が主原料だったとしても、ひき肉にしちゃったら鶏肉団子のフライじゃないでしょうか。
整形肉や肉団子が悪いわけではありません。肉は加熱すると固くなってしまいます。脂肪分や繋ぎを入れて整形すれば、加熱してもやわらかく食べられるわけですし、それは整形肉の利点だと思います。問題は、塊肉だと騙して売ったり、わかりにくい表示で消費者を惑わす事だと思います。
世間では「整形肉だからステーキ弁当って言えなくなる」と表示義務の強化におびえ切っているわけですが、そんなことにおびえず、堂々と整形肉のほうが美味しい、やわらかくてボリューミーだと言い張ればいいのではないでしょうか。
食品の虚偽表示問題で、シャケ弁もシャケだと言えなくなり、サーモントラウト弁になるかもしれないと世間では言われています。しかしそれは本当でしょうか。
そもそも、サケとマスには明確な境目がなく、英語では大ざっぱに言って「海に行かず、川や湖で一生を終えるものがトラウト」「川で生まれ、海へ行き、川に戻ってきて産卵するものがサーモン」だと言われていますが、和名はもう少しボンヤリしていて、カラフトマス、サクラマスなどは、マスなのに海へ出ます。
◎株式会社永徳:サケとマスの違い
http://www.nagatoku.jp/murakami/sakemasu.html
◎水産総合研究センター:さけますQ&A
http://salmon.fra.affrc.go.jp/zousyoku/QandA.htm
では、シャケ弁のシャケが何なのか、これは難しい問題です。最近のニュースでは「サーモントラウト」ということになっていて、これの標準和名は「ニジマス」なんだそうですが、ホントなんですかね。
もし、本当にニジマスが使われているのならば、普通に「ニジマス弁当」と言えばよくなくないですか。確かに昔はマスよりサケのほうが高級感がありましたけど、ものの価値なんて日々ぶっこわされていくものです。わたしの感覚だと、ニジマス弁当はかなりいい線行ってます。サケの切り身はどこででも買えますが、ニジマスを主張しているものは、あまり見かけません。マスという言葉から山の香りを連想するので、とりあえず食べてみたくなります。まあ、実物を見て「なんだシャケ弁か」となる気はしますが。
サーモントラウトを素直にニジマスと呼べないのは「国際なんとかマス釣り場*1」で釣れた、あのニジマスのイメージではなくて、養殖用の三倍体とか、外国のでっかい川で大量に取れるやつだからなのかなあと想像します。
ニジマスと呼びにくいなら、やっぱりシャケでいいと思うんです。最初に書いたとおり、サケとマスには明確な境目がありません。伝統的にシャケ弁と呼ばれて来たものは、シャケ弁のままでよくて、原材料の表示を「サーモントラウト」とすればいいんじゃありませんか?
たとえば、みなさんお気付きじゃないかもしれませんが、マルハニチロのあけぼの さけ缶は、名前がさけ缶ですが、からふとますって書いてあります。
もう何十年も前からこうです。これと同じことだと思うのですけど。
*1:昔はあっちこっちにニジマスを釣れる釣り堀があったんです。山奥の観光地にもあったし、都市部の郊外にもけっこうありましたよ。多くの釣り堀には「国際」という枕詞がついていました。うろ覚えですが、たしか遊びで釣りをする習慣を持ち込んだのが米兵などの外国人だったので、釣り堀に「国際」と付けるのが流行ってたらしいです。
タグ:ファーストフード
先日韓国食材店めぐりをして、このようなものを買ってきました。豚足スンデだそうです。なにやらソーセージのような物体なのですが?!
成分等の情報はこんな感じです。
名称:市場スンデ・1/2小豚足・ぶつ切り・みみ・あたま
原材料名:豚足(国内産)、ハブ香、甘草、鹿角、シナモン、にんにく、生姜、棗
製造者:株式会社高千穂物産
東京都足立区入谷7丁目5番13号
名称に豚足だの、みみ・あたま、だのって原材料みたいなものが並んでいるのはなぜなんでしょう?「ぶつ切り」もナカグロでくぎられて独立して書かれているのがよくわからないし。原材料名の「ハブ香」もなんのことやらサッパリわかりません。製造者として足立区の住所が書いてあるので輸入品ではなさそうです。
さて食べ方ですが、袋のはしっこを切って電子レンジで数分加熱すれば食べられるそうです。なかなか便利なパッケージです。
レンジで加熱して袋から出してみました。
輪切りにしてみました。見た感じ、肉っぽい部分はあまり見えず、春雨(たぶん)ともち米と、その他もろもろが渾然一体となったものがぎっしり詰められているようです。
…あれ? 原材料名に春雨やもち米は入ってないですね。どういうことなのでしょう(笑)
とりあえず食べてみると……お、なんというか、変わった触感です。このムチッとした感じは豚足のコラーゲンなのでしょうか。見た目には肉入ってなさそうなんですが、豚足や豚耳といったコラーゲンたっぷりの肉の食感があります。でも西洋のソーセージみたいに肉メインじゃなくて、春雨その他の詰め物の食感もあるわけです。独特の香りもあります。なかなか面白いですよこれは。
初めて食べるものなので、ぼう然としてしまい、しばらくは何もつけずに黙々と食べていたのですが、これ自体には塩気がほとんどないことに気づきました(遅いよ)。
冷蔵庫にタイ製のスイートチリソースがあることを思いだし、つけて食べてみたら、なかなか美味しゅうございました。うんうん、そうですよね。タイ製のソースはともかく、何かつけたほうが断然おいしいですよね。
朝食がわりにちょっとつまむだけの予定がけっこう食べてしまいました。春雨やもち米のせいか、意外に腹持ちがよくて、お昼にお腹がすかないほどでした。
値段を控えるのを忘れましたが、1袋500円くらいだったでしょうか。
시장족발순대 市場豚足スンデ
시장 シジャン 市場
족발 ジョクバル 豚足
순대 スンデ
엄선한고급재료만을 원료로 사용합나다
こだわりの高級食材のみを原料として使用しています
一ヶ所、殴り書き風のフォントで何か書いてある部分があるのですが、そこは解読できませんでした。
こういうのに萌えるようになったら秋が近いのかもしれません。近所のスーパーで3串98円でした。ちなみにメーカーは大阪の明日香という会社(製造は野田市にある工場)でした。
食べながら「おや?」と思ったので割ってみました。わかるでしょうか、真ん中の白い団子が、両端の柿色とよもぎ色の団子に割り込んでいます。3串ともこうなってました。
一個ずつ丸めて串を刺したのなら、真ん中の団子が両端にはみ出すのはおかしいので、
ってことなのかな。禿げ上がるほどただの想像ですけど。
http://www.watanabe-kk.jp/products/06_etc/06wk_d10.pdf
串団子を作る機械があるそうです。↑このPDFを教えてもらいました。生地を溝に通して型を転がしながら丸めるみたいですね。渡辺工業株式会社のサイトです。
http://www.youtube.com/user/WATANABEKK?feature=watch
↑その渡辺さんが動画も作ってるんですが、残念ながら団子製造機はなかったです。おしい!
http://www.youtube.com/watch?v=DOGmO_VB8RM
↑鈴木信也機械製作所という別の会社の団子製造機の動画。なるほど、途中に棒状の生地をカットする工程があるんですね。生地が入ってないのが残念!
というわけで、完全に想像通りではなかったけど、近い仕組みの機械があることがわかりました。意外に狭いスペースで作れるんですね。こういう、手作業でなきゃ無理そうなことを機械化する人ってすごい。
http://h.hatena.ne.jp/usaurara/228171669352063461
↑はてなハイクでこんな想像をしてくれた人も! 機械の構造を考えると、この想像のほうが近そうです。
タグ:おやつ
先日スーパーでこんなのみつけました。森永のキャラメルなんんだけど箱が巨大。大粒って書いてあるので、ハトロン紙に包まれた大きなキャラメルがビッシリ入ってるんでしょうか。特大のミルクキャラメルとあずきキャラメル、どちらも300円くらいだったかな。
大きさの比較をするために普通サイズのミルクキャラメルも買ってきました。こっちは113円でした。
▲まず通常サイズを開けてみてぶったまげる。えっ、包み紙が銀色になってる。ハトロン紙みたいなのに包まれてるのがレトロでよかったのに!!
▲特大の箱を開けてみてもっとびっくりした。えええええええ、包み紙じゃなくて袋じゃんこれ……
▲中身を比べてみる。左が特大サイズのキャラメル(あずき)。右は通常サイズ。
もうね、完全にテンションさがりました。
だって、こういうのはオリジナルの形のままサイズを変えるから楽しいんですよ? 中身かえちゃったら意味ないじゃん。たとえ上げ底をしても、びしっと四角いのを紙につつんでビッシリ入れるべきだったと思うんです。
特大サイズも味こそいつものやつですが、ものには適切なサイズというのがありまして、大粒のキャラメルは口の中でおさまりが悪く、とても食べにくいです。
食べにくくてもネタとして面白ければ問題ないんです。しかし期待外れだった上に食べにくいのでは、何をどうほめればいいのかと。このテンションの下がり方は半端ないですぞ。
森永さん、100周年ならもっと根性いれて下さい!!!
タグ:おやつ