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渡良瀬川と利根川の合流点

 すっかり旅ブログになってるのでブログ村のカテゴリーを買えてこようかなと思っている昨今です。


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 連休中(5月1日)にここに行ってきました。前の記事の羽生水郷公園のついでです。渡良瀬川と利根川の合流点で、鷲神社という小さな社があります。

 特に何かあることは期待していなかったのですが、土手がやや整備されて、合流点であることを説明する看板が立ってました。
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 でも、川が合流してるのは葦原をかきわけて行った先なので土手からは見えません。道はありそうなので歩きたかったんですが、日没近かったのでやめておきました。

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 鷲神社は、土手のすぐ下にあります。大河の合流点を守っているのでしょう。小さな神社ですが文化財指定されている仏像や額絵があります。

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 ケレープ工事を記録した明治時代の額絵は、拝殿の格子から中をのぞいたら実物が見えました。

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 徒歩で行くとしたら東武日光線の新古河からだと思いますが、かなり距離がありそう(たぶん3kmくらい)。車がないと難しいでしょうね。上流の渡瀬遊水地中央エントランス近くに道の駅があって、レンタサイクルをやってたと思います。

 このあたりは水田が広く残っていて、ちょうど今頃代掻き・田植えの時期で、水田に映る夕日が美しかったです。稲が生長しちゃうと見えなくなっちゃいますね。

黄金週間は君も羽生でアオウオにタッチだ!



 昨日は、羽生水郷公園というところに行きました。園内に淡水魚を主に扱う「さいたま水族館」があるのですが、ここの池がすごい。動画に写ってる魚は鯉ではなく、アオウオやソウギョなどです。

 アオウオっていうのは成長すると何メートルにもなる大魚で、利根川とかでたまに釣り上げられてニュースになるやつです。この池に入っているのも 1m くらいありそうなヤツらばかりで、餌やりが許可されているので人が近づくとザブザブ集まってきてすごいです。お望みならばキスだってできちゃうかも!

 池の別の場所にはティラピアやコブダイが泳いでいたし、チョウザメが泳ぐ池もありました。

 近くまで行ったら必見だと思うのですが、残念ながらものすごく不便なところにあります。東武伊勢崎線の羽生駅からも加須駅からも遠くて 7km くらい。バスもないのでタクシーを使うしかありません。車だと東北道の羽生ICから 3km くらいです。

◎さいたま水族館(羽生水郷公園)
http://www.parks.or.jp/suizokukan/

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シバケン (05/04 23:09) 編集・削除

家魚ファンとしては気になります。
こいつらは本当に大きくなりから、飼育には池が必要ですよね。

珍獣ららむ~ (05/05 08:21) 編集・削除

おひさしぶりです。
池は必須ですねー。
アロワナなんかよりずっと大きくなりますから。

水郷公園には羽生駅からバスがないこともないらしいんですが、東武バスが運行をやめたあとに福祉バスになったらしくて、
http://www.knet.ne.jp/~ats/c/ha/hanyu/sb.htm
ここを見ると日に四本しかないので、かなり計画的に動かないと乗れそうもないですね。
ムジナモの自生地なので「ムジナもん」というゆるキャラがいて、バスにも「ムジナもん号」という名前がついてるそうです。

なんとなく写真、意味なし羅列

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▲水元公園の鯉のぼり。

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▲アコヤガイの真珠層。鳥羽のミキモト真珠島で食べた松花堂弁当に入ってたのをゲット。この真珠層は貝の外套膜(ホタテで言ったらヒモのとこ)ってところで作られるんだって。

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▲ダブルポイントの水晶。LEDライトをあてて写したらきれいかなと思って。

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▲突然レース編みをしたくなったのでしてみた。麻で作った袋に直接レース糸を編みつけて作ったあめ玉入れ。

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▲赤茎ほうれん草を茹でたとこ。コンロからおろしてお湯を捨てようと思った瞬間に、この光加減は写したら美しいんではないかと思ったので。想像よりそうでもなかった。

タグ:虹色 手芸 食材

まだ間に合う”北総線一日乗車券で行く松虫姫伝説の旅

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▲北総線の一日乗車券「さわやかきっぷ」1000円
 3月末から5月のゴールデンウィーク中まで、土日祝日だけ使える一日乗車券です。今日はもう半日過ぎちゃいましたが、5/1~5/5までの5日間使えます。

 京成線高砂駅から、北総線の終点まで、一日中何度乗り降りしても1000円なのでひじょーーーーーーーにお得です。北総線って運賃高いんです。高砂から七つ目の大町まで行くだけで500円、終点の印旛日本医大まで行くと820円ですから、往復料金にしたらどんだけお得かって話です!

 問題は北総線沿いに何があんのかってことですが(笑)、印西牧の原ってところで降りると、まわりがものすごいショッピングモールです。ホームセンターのジョイフル本田なんかはちょっと楽しいですね。三郷にスーパービバホームができるまでは電車に乗って遊びに来てたくらいです。

◎ジョイフル本田
http://www.joyfulhonda.com/

 千葉ニュータウン中央で降りると、すぐ近くに北総花の丘公園があります。ここは首都圏公園スタンプラリー会場のひとつなので、スタンプ帳をゲットしておくと良いかもしれません(ラリーは11月まで開催されます)。

◎首都圏公園スタンプラリー
http://www.tokyo-park.or.jp/event_search/detail/e_search_dt000746.html

メインはなんといっても終点!

 終点の印旛日本医大で降りると、ここは駅舎自体がとてもかっこいいんです。松虫姫伝説の故郷なので、ちょっと仏教遺跡を思わせる不思議な作りの駅舎になっています。
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▲印旛日本医大駅

 駅からちょっと歩いたところに、松虫姫公園というのがあります。ここは「牛むぐりの池」のまわりを整備した公園です。
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▲牛むぐりの池

 このあたりは松虫姫伝説の舞台になっています。聖武天皇の第三皇女である松虫姫が重い病にかかり、夢のおつげでこの地に導かれ、薬師如来の加護で病を治して都に帰って行くというお話です。

 先に書いた牛むぐりの池というのは、都から姫をのせてきた牛が入水した池だと伝えられています。

◎珍獣の館・昔話の舞台をたずねて「松虫姫伝説」
http://www.chinjuh.mydns.jp/ohanasi/tanbou/0007.htm

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▲松虫姫と牛の像

 姫の病を治した霊験あらたかな薬師如来のお寺は今もあって、緑濃き里山にひっそりたたずんでいます。薬師如来像は秘仏で、三十三年に一度ご開帳があるそうです(次回は平成二十四年だとお寺に張り紙がありました)。学術のための見学は随時受け付けているそうですが、かならず事前の予約が必要とのことです。

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▲松虫寺近くの庚申塚

 印旛日本医大駅の周辺は、まだ開発されていなくて、空も広いし、里山が残っていて、とてもいい感じです。正直このあたりは穴場だと思います。駅前にマンションとかバンバン立つまえに是非行ってみてください。


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 こんな感じで駅から一周するとだいたい3~4kmでしょうか。ちょっとしたハイキング気分でどうぞ。地図に松虫寺(拡大すると姫神社になっちゃうけど)とあるあたりはいい感じの里山ですから、晴れていれば歩くのは楽しいと思います。

 途中に店や自販機はまったくないので飲み物は駅のまわりで調達してください。おなかがすいたら地図上にナイフとホークのアイコンで示した場所にスーパーと飲食店が入っているモールがありますので、そこで食事はできると思います。世界の食材っていうでっかい看板が出ているのですぐわかります。



 他の駅にも見所はあるようですから北総鉄道の公式サイトを確認してください。

◎北総鉄道
http://www.hokuso-railway.co.jp/
みどころは「沿線ガイド」、一日乗車券の説明は「トピックス」の中から「さわやかきっぷ」を探してください。

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珍獣ららむ~ (04/29 17:08) 編集・削除

 松虫姫伝説の土地は、地名も「印旛村松虫」だったりします。駅のまわりはまだ更地ですが、マンションかなにか建設計画の看板が立っています。

 千葉のここらへんを歩いていると、いろんなことを考えてしまいます。宅地って工業製品なのかな。余ってても、どんどん作らないと、作る人が暮らしていけないから作るのかな。それともやっぱり、ここに住みたいという人がわんさかいて、あふれてる人のためにどんどん作っちゃわないといけないのかなって。

 人は、環境のいいところに住むべきだし、いろんなところに家を建てて住む権利は当然あると思うんだけど、生まれ育った里山に、死ぬまで暮らす権利もあるんじゃないのかな、とか。案外暮らしてる人たちは、はやく都会になってほしいって思ってるのかな、とか。

 印西牧の原のショッピングモールは、昔はもうちょっとこぢんまりしててジョイフル本田とでっかい家具屋くらいしかなかったと思うんですが(それでもすごいスケールだったけど!)、今じゃ観覧車のあるすんごいのが建ったりして見た目はぎょえーってなるくらいの規模なんです。そのくせ中に入ると空き店舗が増えててけっこう寂れてます。

 世の中にはやり過ぎってこともあります。物だったら作りすぎてもリサイクルするなり処分するなりできそうだけど、箱物って一度作っちゃったら、壊してももとの風景にはもどらないし、だらだら続けるか、廃墟になるか、別の建物に変わるか、それだけだしね。

 なんか、そういうことを考えるような場所なんです。北総線沿線って。原野のなごりがまだまだ残っているからだと思います。

kususi (05/01 09:26) 編集・削除

記事を読んでいたらジョイフル本田の文字が・・・
あそこに地ビールがあるので結構買いに行ってます、専用瓶を持って行くと詰め替えたボトルが買えます。
でも新規のボトル販売は昨年(一昨年?)中止になりました、なんか行政指導でも入ったのかしら。

珍獣ららむ~ (05/02 08:41) 編集・削除

情報ありがとうございます。
地ビールの販売、いいですねー。
新規で買えないのは不思議ですね。
今度行ったら買えないまでも探してみます!

kususi (05/06 16:40) 編集・削除

説明不足ですみません、新規で買えないのは詰め替えボトル、ビール自体は買えます。
1L1700円くらい、詰め替えてもらうと約半値ほど、運転をしない珍獣様ならその場で飲むのもありでしょう。
500ml、500円と瓶無しですからお安いですよ。
(アイリッシュエールなんかは700円ほどです)

珍獣ららむ~ (05/06 17:39) 編集・削除

あー、なるほど。
ビール自体は買えるんですねー。
一日乗車券の販売期間は終わっちゃったけど、そのうち遊びに行ってみます!

ヴィナシスのカリヨン時計

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 金町駅の南口にヴィナシスという大きなビルができて、その下にカリヨン時計ができたのは去年だったか、今年の初めだったか、出来上がった直後に通りがかったのですが、日記に書くのはわすれました。

 毎時ちょうどにカリヨン(演奏用の鐘)が鳴り始めます。日によるのか、時刻によるのか、何種類かバリエーションがあるようです。まわりの商店街がベルシティ(すずらん通り商店街)なのでベルのモニュメントにしたんでしょうか。そういうところはオシャレですね。

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 でも、この緑色のパイロンがいただけない。最初の頃はベンチもなくて、そこへ当然のように放置自転車があふれたわけですが、あーたそんなもの小学生でも予想できるわけで(昔は公団の広場が自転車の海だった)、もうちょっとオシャレな柵でも用意しておけばいいのにって思うわけです。

 通りがかりのわたしでさえ「こんなカッチョワルイのやだ」って思うんだから、何千万も払ってヴィナシスの部屋を買った人は、もっとイヤでしょうね。

タグ:地元(葛飾周辺)