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9月も4日過ぎました

 ヒマあれば、ドラクエしてる、俳人です……などと五七五にまとめてごまかしている廃人の珍獣です。あ、最初から人間を廃してるから全然平気か!

 この夏はいろいろあって、あんまりやる気が出ないんです。夏のはじめ、よし、これから蚕かうぞーって思っていたら、隣の駐車場の人に勝手に枝を切られてしまいました。半分くらい。

 目の前で切ってたから、あーっ!!って言ったら、「すみません、切らせてもらいました(八分音符)」ってなもんでご機嫌さんですよ。すみませんって言ってるわりに、切って当然みたいな態度さね。

 完全に頭にきたので、ノコギリ持ってきて、もういらん、見たくない、文句あんのかーとか意味不明のことを口走りながら、そいつの目の前で桑の木を根こそぎ切り倒してやったらどっか逃げていきました。きっとこの家の住人は頭がおかしいと思ったことでしょうが、むしろ思っててください。そして二度と近づくな(怒)。

 車の持ち主だか駐車場の管理者だか知らないけど、あっちにも事情はあるとは思うよ。でもさ、そんなに邪魔なら「切ってください」もしくは「切っていいですか」と言えばいいじゃないの。口あるんだろ、日本語わかるんだろ。人んちに生えてるのくらい見ればわかるだろ、頭悪いのか。たまたまわたしが見たから発覚したけど、気づかなかったらいつの間にか誰かに切られてたってなるんだよ。

 ってなわけで、夏のはじめに桑の木がなくなり、わたしは何もかもやる気をなくしたわけですな。まあ、桑はほっとくとそのうちまた生えてくるんですけど(だって根っこは残ってるし)、見ると怒りもよおすのでもうやらないかもしれない。桑の木の枝はほっとけばまたあの人が勝手に切るからいいんじゃないですかぁって思うし。

 ってなわけで、やる気をなくしてドラクエにはまり廃人化しているところに酒井法子が覚醒剤で捕まるし。いや、ぜんぜんファンじゃないし、まったく注目してなかったんだけど、いざこんなツマンナイことで捕まってみると、なぜだか強烈にショックを受けてるわけだよ。

 田代雅史が盗撮かなんかで捕まった時、某掲示板で「マーシーが捕まって鬱がひどくなった」と言ってる人を複数見たけれど、その時は完全に冗談だと思ってた。ところがこの夏のりPが捕まってみたら、ほんとにテンションが下がって、意味不明な不安を覚えるようになったから驚いたわ(何度も言うけどぜんぜんファンじゃない)。心の中でやや美化されている昭和の記憶にほころびが出来たみたいで、なんか落ち着かない。

 大原麗子も山城新伍も死んじゃうし、どっちも大騒ぎされてもいいはずなのに、酒井法子のつまんない事件でぜんぜん騒がれなかったし、テンションの下がるような事件がたたみかけるように降ってくるわけですよ。

 あーたもう、立ち上がれないのでドラクエやるでしょう(って結局そこへたどり着くのか)。

 そんなこんなで9月ですよ。今日はウシなんとかさん(カエル)の水槽を洗いました。youtubeの動画に「水槽がきたない。洗え」って英語でしゅっちゅうアドバイスされてしまうので、たまには水を入れ替えるだけじゃなく、徹底的に洗ってみました。

 やりすぎてほんとにキレイになってしまい、わたしは満足ですがカエルは居心地が悪そうです。彼はほどほどに汚れてるところのほうが好きなんじゃなかろうか。

 とりあえず、明日また餌を取りに行こうと思います。だんだんバッタがとれなくなってきました。数が減ったんじゃなくて、飛翔力のつよい成虫ばかりになって、捕まらなくなったのです。ドラクエで廃人化して、動体視力と瞬発力が落ちているのでなおさらです。

 どうでもいいけど腰がいたいわ。水槽の掃除中にグキッとやってしまったのよ。歳はとりたくないわね。 

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Goudeau (09/04 21:17) 編集・削除

「心のなかで美化されてゐた昭和の記憶にほころびが」とは、言ひ得て妙ですネ。昭和が昭和であるためには、昭和のささやかなかたすみで、のりピーがのりピーで、マーシーがマーシーで居てくれなければ困るんですよネ。もどつてみても、もう今までと同じ昭和とはもはや決定的に変質してしまつた別の昭和しかない。我々のノスタルジアは、もはや帰還すべき原郷を失つてしまつた。もはやそこには、月がふたつあるニセの昭和があるばかりです。私なんぞはゲーム世代にも乗り遅れてをりまして、せいぜい俳句でもひねつてみることにします。

かなまちの春にとどかぬゼノンの矢

デニーズ亀有店(環七沿い、中川にあるやつ)っていつ閉店したの?

 ゆうべ気がついたんですが、大谷田の交差点から亀有へ向かう環七沿いの、ユニクロのとなりにあったデニーズ亀有店(住所でいうと中川)は、いつ閉店したんでしょうか。

 昨日、前を取ったら看板が見あたらないので、あれっと思ったら、看板どころか建物ごとなくて、新地になってますね。

 たしか、7月か6月の末くらいに食べに行ったような気がするんですが、その時には閉店のお知らせなんかなかったと思います。あんまり突然なのでびっくりしました。何があったんでしょう。

 清掃工場の近くにあった水元店もしばらく前に閉店しちゃったし、これで近所のデニーズは全滅ですね……

タグ:地元(葛飾周辺)

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Sari (08/31 05:58) 編集・削除

私も2週間ほど前に気が付き驚きました。
掲示板情報ではいつなくなったかは分かりませんでしたが、
跡地はガソリンスタンドになるとか。
このご時世に不思議です。どこかから移転してくるのかしら。
バーミヤンが来たらいいな、と思っていたのですけど。

珍獣ららむ〜 (08/31 06:44) 編集・削除

情報ありがとうございます。
二週間も前からもうなかったんですね。
廃墟になってるのを見れば気づくんでしょうけど、
きれいに新地になるとかえって目に入りませんねー。

跡地はGSですか。セルフ給油のスタンドを作るのかな。
従来のGSは減ってるけど、セルフは増えてますからね。

珍獣ららむ〜 (08/31 07:18) 編集・削除

7月12日(日)の日付で「今日をもって閉店」と書いてるブログをみつけました。
http://www.b-shoku.jp/modules/wordpress/?author=5002&p=152550

白蛇伝を借りてきたよ


日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』1958年(昭和三十三年)東映

 「哪吒鬧海(ナージャが海をかきまわす)」をyoutubeで見たら、白蛇伝も見たくなったので借りてきました。戦中の国策映画をのぞくと日本初の長編アニメーションと言えるらしいです。わたしもさすがに現役ではみたことなかったりする若輩者なのですけど(笑)

 ストーリーは中国の伝説で、よくあるタイプの異類求婚譚です。日本で言うと牡丹灯籠みたいな感じでしょうか。許仙(しゅうせん)という若者が、子供の頃にかわいがっていた白い蛇が、美しい娘の姿になって現れ、恋に落ちるというパターン。そこへお邪魔虫の僧侶、法海(ほっかい)が割って入り、蛇の精である白娘を退治しようとします。

 伝説では僧侶が正義の味方で、蛇が退治されて終わるのが普通だそうですが、アニメでは白娘(ぱいにゃん:蛇の精)が人間になり、ハッピーエンドを迎えます。僧侶は完全にお邪魔虫。悪役にすらなれず、お節介野郎的な扱いです。

 アニメ自体はとても美しいんですが、今見ると演出がマッタリしすぎていて、前半は眠いですね。脇役のパンダやキツネが余計な活躍をしすぎて退屈な上に、肝心の、許仙と白娘のからみは足りないし、法海がどうして白娘を遠ざけようとしているのかも、「妖怪だから」という理由以外に大した説明もなく、薄っぺらいお話になってしまっているのが残念、かな。

 ところで、せっかく国産初のカラー長編アニメなのに、どうして中国の伝説を題材にしてしまったのかと思っていたら、東宝が実写でとった白蛇伝風の映画が香港でヒットしたので、香港のほうからアニメでどうかというオファーがあったと、ウィキペディアに書いてありました。

 そんでもって、二作目の『わんぱく王子の大蛇退治』へ続くわけですね。こっちはスサノオのヤマタノオロチ退治が題材ですから日本の伝説です。


以下、詳細なストーリー[
 許仙(しゅうせん)という若者は子供の頃に白い蛇をかわいがっており、大人に気味が悪いからと言われて草原に放しに行きました。時は流れ、白い蛇は美しい娘の姿に変化して、大人になった許仙の前に現れます。恋に落ちるふたり。しかし、ひょんなことから許仙は盗みの罪をきせられ、杭州に追放されてしまいます。

 苦しい生活をする許仙のもとに、法海という僧侶が現れ「おまえは白い蛇にとりつかれておる。いよいよその身が危なくなってきた」と告げます。けれども許仙は、白娘(蛇の化身:ぱいにゃん)を忘れられず、とうとうその居所を探し当て、再会するのでした。

 手をとりあうふたりに、法海が割って入り、とうとう白娘と法海の妖術対決がはじまりました。法海に痛めつけられ、妖術を失った白娘は人の姿をしていられなくなり、せめて美しく去ろうと許仙に崖から身を投げる幻を見せるのでした。それを見た許仙は、白娘の幻を追って崖から落ちて死んでしまいます。

 白娘は竜王にかけあい、自分の命を捨てても許仙を助けてほしいとたのみます。妖精である白娘は、命を捨てることはできませんが、妖術を捨てて人間になるのなら、許仙を救うことができると言われ、許仙の命を持って人間界に戻ります。

 しかし、法海はなおも白娘を遠ざけようとして、妖術で海をかきまわし、白娘が乗った船を沈めようとします。白娘の侍女、小青(しゃおちん)と、仲間の動物たちの活躍で、なんとか許仙に命を吹き込み、法海もまた、ふたりの愛が本物であることを知り、心を改めるのでした。
]


 『わんぱく王子の大蛇退治』もDVDが出てるらしいので、次はそれ行ってみよう!

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Sari (08/28 03:15) 編集・削除

子供のころ、「白蛇伝」から「わんわん忠臣蔵」まで東映動画は全て映画館で見ました。
「わんぱく王子のおろち退治」「西遊記」「アラビアンナイト・シンドバッドの冒険」「少年猿飛佐助などなど大好きでした。
夏休み・冬休みはディズニーアニメと東映動画ばかり。

ツタヤと図書館になかったので、仕方なくオークションでDVDを手に入れました。

どれもおっとりして動きも美しく、単純なストーリーにしてありましたので、子供にはピッタリでしたよ。

白蛇伝に出てくるパンダ、当時の日本人にとっては未知の動物でした。
黒柳徹子さんくらいしか知らなかったのではないでしょうか。

珍獣ららむ〜 (08/28 07:40) 編集・削除

 ああ、なるほど! 昭和33年ですもんね。パンダは謎の生き物だったでしょう。そうなると、見方も変わるんでしょうね。

 思えば昭和は楽しい時代でしたね。突然中国との国交が回復したかと思えば、白と黒の熊みたいな生き物が上野動物園にやってきたりして。あの頃は誰もが「こんな生き物見たことない!」って感じでしたよねー。

 あんな変わった生き物ならば、今はテレビ局が放っておかないから日本にいなくても誰もが知ってそうなのに、ほんとに誰も知らなかったもの。

 エリマキトカゲだってラッコだってウーパールーパーだって(実は図鑑で見てわたしは知ってたけど)、誰も知らない未知の生き物だったしなあ。

 そういう謎の生き物の最後はなんだったろう。個人的には「これ知らない、なんだこの面白い生き物は!」ってなったのは、クリオネ? マメジカやマンクス・ログタン種の羊もマイブームがあったんですが、もはやそんな生き物じゃ誰も騒がなくなってますね。

 日本に来てない例だとバビルサなんかもそうとう未知なんだけどな。上野動物園あたりに入れられないのかしら。激しく見たいわよ。


 いや、それはともかく、「西遊記」「わんわん忠臣蔵」「少年猿飛佐助」とか、懐かしいのでひととおり見たいんですが、ツタヤオンラインで検索したら、店舗にはないって知ってガッカリしてたところなんです。宅配レンタルならあるみたいですが、そういうのメンドクサイから店で借りたいのに。

 実はけっこう新しいのも気になっていて80年の「森は生きている」あたりまでは映画館で見たものも多いんですが、それ以降「金の鳥」とか「白鳥の湖(これは見たかもしれないなあ)」とか、名作ものが何作かあるはずなんです。そういうのはDVDになってなさそうで、ちょっと残念です。

珍獣ららむ〜 (08/28 15:45) 編集・削除

 こんなこと書いてたら、「長靴をはいた猫」のお姫様の歌が脳内でエンドレス再生されてるんですが、脳内のお姫様は歌詞をハッキリ歌ってくれないです。

  △△△さま おねがい
  ○○○○○をさがして
  幸せが迷子に
  なっていないかどうか

 △△△さま、のところは、お星さま、お月さま、のどっちかだと思うんだけど、何を探してと言ってるんだろう。西の方を探して、とかそういう感じ? 金町のツタヤにDVDがあるみたいだから借りるべきなんだろうな。

Sari (08/28 17:08) 編集・削除

ウ―パールーパーと言えば、こんな記事がありました。
http://www.j-cast.com/tv/2009/08/26048199.html

珍獣ららむ〜 (08/28 17:36) 編集・削除

 うははは、食いますか。そりゃイモリは薬にするし、サンショウウオも中国から食用に持ち込まれたことがあるし、ウーパールーパーだって食えないことはないです罠。


 でも、日本じゃカワイイもののイメージがついちゃうと、あえて食用にするのは難しいでしょうね。個人的にはウシもブタも飼えば可愛くて「食べるなんてとんでもない!」ってなるはずだと思うので、ウパでも美味しければ食いますが何かって感じなんですが(汗)

Goudeau (08/29 16:49) 編集・削除

さすがに公開時に見ちやあゐないけど、33年といへば当時皇太子の今上陛下と民間人正田美智子さんとのご成婚の年。といふわけで、「ヘビと結婚したつて、エエぢやないか」といふアニメがつくられたのかもしれない(?)。東映アニメのなかで、お気に入りは、ヲロチのデザインが秀逸な「わんぱく王子」のほかには、『安寿と厨子王丸』かな。ミカドによつて保たれ、動物たちにまで及んでゐる宇宙秩序みたいなものが、わかりやすく描かれてゐて面白い。自殺した(?)安寿までもが、白鳥にすがたを変へ、それを見上げつつ「ねえさんもあれでしあはせなのかもしれませんネ」といふ結末。原作と違ふ筈だけど、結構納得した。

珍獣ららむ〜 (08/30 09:14) 編集・削除

「安寿と厨子王丸」はいいですよねー。
わたしゃ夏休みにテレビでやったのを見ましたよ。
やっぱりひととおり見たいなあ。

わたしはやっぱりマッキントッシュが嫌いかもしれない

 キーボードを掃除したいので久しぶりに電源を落とし、再起動したらATOKがはずれてことえりになってた。中国語入力もはずれて、どれを選択してたかわかんないし。

 これからは、嫌いな食べ物に白いリンゴって書こう。

タグ:マッキントッシュ

さまざまなことを、ダラダラと(日記)

座敷鷹

座敷鷹
http://f.hatena.ne.jp/chinjuh/20090824114508

 天井をはっていたアダンソンハエトリが、タバコシバンムシを捕まえた瞬間、天井から糸でぶら下がったところを目撃。ちょっと感動……!

座敷鷹

A3のスキャナー

 でっかいスキャナーがほしいなと思って、いくらくらいするものか調べに行った。ビックカメラの人に聞いたら、複合機だと五万数千円が一番安くて、ただしCIS方式だと言われた。CCDだと専用機しかなくて、そっちは十万を軽く越えると。

 何がどう違うのって聞いたらカメラのレンズにあたる部分の違いで、たとえば本を見開きでスキャンしたい時に、CISだと真ん中の浮いた部分は暗くなって写らないし、仮に写ってもピントが合わないんだけれど、CCDだったら奥までスキャンできる感じだそうで、その他もろもろとても詳しく教えてもらった。

 正直、ビックカメラで質問して、これほど明快に教えてもらったことがない。何を聞いても「少々お待ちください」で十分くらい待たされ、担当者が来るとしどろもどろで、結論としてはメーカーが土日でお休みだから、ってところに落ち着くのが常だった。

 ビックにこんなすごい店員がいるのかと驚いて、こりゃ明日は雪がふるぞと思ったけれど、今日も夏空が広がっている。たしか上田くんだったかな(うろおぼえ)。メガネかけた痩せた感じのお兄さんだった。関係者見てたら褒めたほうがいいよ。マジ真剣、わたしゃビックカメラになんかいる人じゃないだろって思ったもん、ほんと。

 で、A3のスキャナは高すぎて手が出ないという結論に達しました。A4だとCSIでもCCDでも値段はあんまり変わらず、一万円くらいあると買えるらしい。まあ、それはそのうち。

MacのiMovieって外付けのUSBカメラを認識しないのね?

 あやとりの動画をとるのに、モニターしながら撮影できないときついので、安いウェブカメラをつないで映せばいいんじゃないのと思った。MacBookに内蔵されてるカメラでならできるんだから、ウェブカメラでできないはずないと思ったわけよ。

 ビックカメラで見たら、200万画素でMacにも対応とかいうのが3980円くらいだったので、買ってきてさしてみたら、iMovieだとUSBで外付けするウェブカメラを認識せず、どうやっても内蔵カメラになっちゃう仕様らしい(スカイプだのiChatでなら使えるっぽいのでMac対応というのが嘘というわけじゃないけど真実の一部しか延べていないような感じ)。

 っていうか、なんかもう、使えば使うほどapple信仰なんか霧散していくわけよ。いや、Windowsがすばらしいとは言わないんだけど、Macを買えば幸せになれるとかは、完璧に幻想なんじゃあるまいか。だってさあ、マックにもデスクトップ機はあるし、カメラが内蔵されてないケースもあるわけでしょ。iMovieで動画をモニターしながら取り込みたいと思っても、外付けカメラを認識しなかったら撮影できないじゃないの?

 フリーソフトで外付けカメラを認識するものがあるらしいんだけど、英語版なのでめんどくさくて手を出したくないな(やってやれないこともないだろうけど、そういうやる気を出すような気分になれないってこと!)。

 Windows機でなんとかする方法を考えるのも手だけど、挿せば使えるのを想定してたのでやる気出ない。

ツタヤでDVDを借りようとしたら

 前の利用から三ヶ月くらいたってるからって電話番号を聞かれた。普通に携帯電話の番号を言ったら、それじゃなくて固定電話の番号だって言われてしまう。

 そんなの覚えてるわけないじゃん、うちの固定電話ってパソコンにはつながってるけど人間でないもんって答えたら、第一連絡先を携帯電話にかえていいかと聞かれた。

 できるもんならしていいけれど、ほんとにできるのって聞いたら、固定でも携帯でも、一番連絡のつく番号を第一連絡先にするのが普通ですからって言われてしまった。

 えー、だって、会員登録する時に、携帯電話で登録しようとしたらダメだって言われて、わざわざ使わない固定電話の番号で登録して「ほんとに人間は出ないけどかまわないの?」って聞いたら、それでいいって言われて、その結果そうなってたのよ?

 それ、金町店ですかって聞かれたけど、もう覚えてないよ、どこで登録したかなんて。亀有か、金町か、どっちかで作ったのは確かだけどさ。

 で、借りてきたのは「シャーロットのおくりもの」実写のじゃなくて1973年のアメリカアニメ。子供の頃に見たのを急に思い出したので。日本では映画じゃなくてテレビで初公開だったかも。



 今これを横目で見ながら日記を書いているところ。台詞回しがほとんど原作通りなのね。でも、家畜小屋の動物たちがやけに親切なのがちょっと違うかも。何かって言うと登場人物(動物ばっかり)が歌い始めるところは虫プロ時代の手塚アニメみたい(っていうか手塚がアメリカアニメみたいなんだけどさ)。これ、結末はどうなるんだっけ。


……
………見終わりました。

 ええと、アニメも最期までほとんど原作通りですね。たしか、これがテレビで放映された時、夏休みでかなんかで親戚のおばさんの家で見た記憶があるんですが、一緒に見てたおばさんが「で、何が贈り物だったわけ?」とツッコミを入れていて、わたしとしてはそんなに分かりにくい話ではないと思うんだけど……と思いつつ、パキッと反論出来ませんでした。

 反論できなかったとこだけ記憶に残っていたもので、ひょっとするとストーリーが原作と違って、アメリカ映画にありがちなハッピーエンドにしたてあげられているんじゃないかと思ってましたが、原作通り、深い結末でした。

 ただ「おくりもの」にツッコミをいれたおばさんは、今思うととてもスルドイですね。アニメも原作も、現代は Charlotte's web (シャーロットの蜘蛛の巣)なんですよね。おくりものなんてひとっことも言ってない。

 でも「シャーロットのおくりもの」というタイトルをつけた訳者はセンスあると思う。シャーロットは大事なものを命がけでウィルバーにプレゼントしているんですね。それは生きる喜びであったり、命そのものであったり、永遠の友情であったり、新しい友人であったりするわけですが。

 虚弱な子豚は斧で殺されそうになり、命を救われても成長すれば売られていく。大人になれば肉になる運命。そして、それを救おうとする友人の「シャーロット」は、ウィルバーほど長生きをする生き物ではなくて、本当にアメリカのアニメかと思うほど、現実を直視したストーリー。それでいて、結末は絶望ではない。なかなか良いアニメでした。

以下あらすじ(ネタバレ)
[ 虚弱に生まれた子豚のウィルバーは処分されるところを娘のフォーンに救われる。フォーンは哺乳瓶でミルクを与え、ウィルバーを健康な子豚に育て上げるが、餌がかさむようになったので、親戚の農場主に売ることになった。
 新しい家を得たウィルバー。フォーンも毎日遊びに来る。退屈な毎日ではあったが、けっして不幸ではなかった。けれども、豚はいずれ肉になる運命。家畜小屋の羊にそのことを聞き、絶望するウィルバー。
 そこに救い主が現れる。小屋に巣を張る蜘蛛のシャーロットだった。彼女はウィルバーの友達になり、彼を死から救うと約束してくれた。
 頭のいいシャーロットは、自分の巣に糸で文字を書き、ウィルバーが「SOME PIG(すごい豚)」であることをアピール。それを見た人間たちは奇跡だと言って騒ぎだし、ウィルバーを肉にするのをやめる。
 家畜のコンテストに出品されたウィルバーは、一等賞こそのがすものの、数々の奇跡(それは親友のシャーロットが行ったことだけれど)をもたらし町に大勢の人々をまねいた功績に特賞が授与される。ウィルバーの囲いには、シャーロットが最期の力を使って綴った「つつましい」の文字。つつましい豚のウィルバーは人々の賞賛を集めた。
 こうしてウィルバーは一生を安心して暮らせるようになったが、友達のシャーロットは514個の卵を産み、力尽きた。
 春になると、シャーロットが残した卵から子供たちが生まれた。子供たちはしばらくウィルバーの喜びだったが、やがて風に乗って遠くへ飛んで行ってしまった。ふたたび孤独に襲われるウィルバー。しかし、そこには三匹の蜘蛛の子が残った。
 ウィルバーは子供達に言う。君たちがおとなになり、文字をつづれるようになったら、この入口に文字を書いておくれ。シャーロットの思い出を永遠に大事にすると。
 そんなに沢山の文字を書くなら一生かかってしまうわ、という子供達。ウィルバーは「それでいいんだよ」
]

 こっちが原作本。鈴木哲子(1906~ 2000)という人の翻訳で1973年に法政大学出版局から出たのが最初じゃないかと思います。リンク先はあすなろ書房から出直したもので、さくまゆみこ という人の訳です。わたしは古いのしか読んだことがないです。

うなぎ

 水元公園の戸ヶ崎側の出口のとこから、橋をわたって三郷の方へちょっと行ったところに根本っていう鰻屋があるんだけれど、ここが夏になると大人気で、いつ行っても行列してる。

 先々週、夕方行ったら長蛇の列。あきらめた。
 先週、お盆休みだった。
 今週土曜日、夕方一番にでかけたら、行列はできてなかったけど、先に注文した人の分で特上が終わってしまったのであきらめた。
 今週日曜日、仕方がないので午前中一番にでかけて、あわてて特上を注文する。でてくるのを待ってる間に売り切れた。外は長蛇の列……あと20分遅かったらアウトだった!

ファイル 772-1.jpg
▲三度目の正直でやっとありついた特上鰻重2100円也。たれが甘めで、ちょっとくどいかな、と思うんだけど、山椒とすばらしく相性がいいのよ。身はやわらかく、皮のゼラチン質は力強くて、けっこう気に入ってます。年に何度も食べられないけどね。

うなぎ根本
埼玉県三郷市戸ヶ崎2954-4
営業時間
 昼 11:00~13:45
 夜 16:00~19:45
テーブル席とお座敷
駐車場あり

おともだちの車にETCっていうやつをとりつけてやったぞ!!

 遠出するのに車を出してくれるおともだちの車に、わたしが出資してETCってやつを取り付けてやりましたぞ。高速代がばかにならないもんねー。

 でも、東京だと、都内から出て何十キロだか、1000円じゃない区間があって、そこをクリアするために深夜割引を使わなきゃならないらしく、真夜中に出発しなきゃならないというおそろしい運命を背負ってしまうらしいのよ……なんだよそれ。

 日本ってキビシイ国だよねえ。休みだからって心を癒すために旅に出ようとすると、夜も寝ないで車を走らせなきゃ大金取られちゃうんだもの。考えるだけで景気悪くなりそう。

 1000円均一とかにしないで、2000円までは従量課金で、それ以降は2000円均一とかにすれば、システム的にわかりやすくてよかったんじゃないかと思うのですけど。

 ちなみに、どうせお金かけて取り付けるんなら面白いものがいいと思って、日高のり子の音声ナビがついてるのにしてみたよ。でも、せっかく日高のり子を呼んでおいて、無名のアナウンサーで済むようなことしか喋らないのね。どうせだったら「タッちゃん、カードが挿入されていないわ」とか言ってほしいんですけど、南ちゃんの声で。

タグ: たべもの屋 地元(葛飾周辺) マッキントッシュ

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薬師 (08/24 17:23) 編集・削除

千葉でウナギと言えば印旛沼の「い志ばし」

誰かのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/marinerouge819/35235527.html

食べるのも良いんだけど隣の引き戸のある方に行くと白焼きを売ってます、手間がかかるけどお安いのでお勧めかも。

ETC
民主党が勝つといらないという話なのでまだ付けません。・・・安売りしてないし・・・

珍獣ららむ〜 (08/24 19:06) 編集・削除

 そうそう、民主党がタダにすると言ってる件はとても不安なのです。たぶん自民党は大敗するけど、民主党が第一党になるかどうかは微妙だし、仮になったとして、今の割引が二年続く予定になっているので、タダになるのはその後なんじゃないかと踏みまして……でも、突然タダになったらまたもや無駄なお金をすったことになりますね、けけけけ。取り付け費用込みで二万円ちょっとでした(ともだちの車は外車なので)。タダになっちゃったら日高のり子に二万円寄付したと思ってあきらめるしかないですね、とほほ。

 い志ばし、沼の近くで掘っ建て小屋っぽいってのがそそりますねー。白焼きおいしそう。