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2009年5月1日の群馬旅行

日時 2009年5月1日 平日
天気 晴れ
目的 榛名湖畔の桜の様子を見る(執念)
まわった場所

  • 高崎インターを出る
  • 榛名湖
  • 前橋の商店街
  • 新伊勢崎駅前のもんじゃ焼き屋
  • 本庄児玉のインターから乗る


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 今回は直前までインフルエンザにかかっており(残念ながら海外へ行ってないので新型ではありません :-)、体力もなければ味覚や嗅覚までないという三重苦だったが、車を運転してくれるおともだちが休みをとれたということで、せっかくなので行くことにした。

い:世にも不思議な木はどこにある?

 このへんに「世にも不思議の木」というのがあるそうだ。根元で二本になった幹が末で一本につながっている木であるらしい。個人所有の木で、秘宝館の一歩手前のような場所らしい。ナイトスクープでいうところのパラダイスである。

 が、看板は見るんだけれど、どこにあるのかよくわからない。今回ちょっとよってみたくて近くまで行ってみたんだけれどみつからなかった。

ろ:群馬の松

 今回は県道126号を上ることにした。道沿いに「群馬の松」の案内があるので降りてみた。道の西にそうように流れる車川の中州(?)にあるらしい。自動車は短時間なら道ばたに置ける。
群馬の松
群馬の松への道
 案内にしたがって川に降りて、林の中の道をぬけると、松の木と石碑がある。石碑は達筆すぎて読めなかった(こういうの読めるようになるにはどんな勉強をすればいいのやら)。

群馬の松
 上の写真が霊木群馬の松で、群馬という地名の由来になったとされている。なにがどう霊木で地名の由来なのか、案内が不親切でいまいちよくわからない。

 帰宅してから調べてみると、まずこのあたりは昔「くるま」と呼ばれていたそうだ。霊木の下を流れている川も車川(くるまがわ)という。

 また、実際に馬がたくさんいたか、財産となる馬がたくさんいるといいなという願望からか、くるま に来馬などという漢字をあてているうちに、群馬と呼ばれるようになった、らしい。

 調べ方が大ざっぱなのであまり信用しないほうがいいかもしれないが、おおまかにいうとそんな由来があるそうだ。

 群馬の松がなぜ霊木と呼ばれるかというと、地名の由来になった車川のほとりにたっていて、ちょうどそのあたりで川の水が直接流れおちないでくるくるまわるような動きをするから、らしいんだけどこれもよくわからない。

 だとすると、くるくるまわるので、くるま川、そのほとりにある松の大木なのでくるまの松、来馬の松、群馬の松、ばんざーい、という図式なのかもしれない。

 そういったすばらしい霊木だが、今あるのは何代目かの木で、古代からここにはえていたわけではない。それなりに大木だが、それなりという感じである。

 ただ、川が美しいので近くを通ったら立ち寄ってほしいと思う。

車川

は:二神抱擁の道祖神

 近くの見所を紹介する手書きの案内板に、二神抱擁の道祖神なるものがあったので見に行った。群馬の松の案内があるところから徒歩で二分くらい。近いので、案内を頼りに適当に歩けばみつかると思う。

 男女の神が抱き合ったすがたをした石仏で、1790年ごろ(寛永年間)に作られたそうである。

道祖神

 古いものなので男女かどうかわからないくらい摩滅してしまっている。

 道祖神は、一説によれば天孫の道案内をしたサルタヒコとその妻であるアメノウズメであるとも言われるが、仏教経由でわたってきたヒンズーの神々にも男女で抱き合っているものがあるし、中国にも下半身が蛇になっている男女の神が抱き合うものがあったはずなので、単純に神道のみの発想ではなさそうな気がする。

に:峠道

 再び車に乗って県道126号を北上する。まわりは田舎でとてもいい感じの風景だ。高崎から榛名山に向かう道は三通りあり、ひとつは頭文字Dで有名な松之沢峠越えをする県道28号線、もうひとつは少し遠回りだけど道が広く、途中に榛名神社がある観光コースの県道211号線、そして、両者の真ん中を通っている県道126号線である。

 126号線も道幅が狭く、まがりくねった峠道である。昼間は車の通りもなく景色もよいので気持ちよく走れるんじゃないかと思う。ただ、道にタイヤの痕があるので、夜になると走り屋がいるかもしれない。対向車には十分に注意してほしい。

ほ:榛名湖の観光案内所

 湖畔に観光案内所があり、その前にオオヤマザクラとおぼしき大きな木がある。

オオヤマザクラ
オオヤマザクラ

 ソメイヨシノより花びらが細く、色が濃い。この木だけ見ると満開ですばらしい状態だったが、わたしがもう何年も見たいと思って果たせないのは、湖を埋め尽くすような勢いで咲く桜の満開だ。

 しつこいようだがもう一度書かせていただくと、中学の頃に榛名湖畔にある高原学校というところで学年全体で合宿する行事がある。正確な日付は覚えていないが、五月の中旬頃だったはずだ。

 二泊三日ほどの合宿中に、湖にカッター(船)をうかべて漕ぐ練習をさせられたり、榛名富士に徒歩で登らされたり、キャンプファイヤーをしたりするのだが、その期間中湖畔の桜が咲き乱れていたのが忘れられない。

 記憶がかなり美化されている可能性はあるが、湖にうかべたカッターから、湖畔の街(おそらく土産物屋が建ち並ぶあたり)を眺めると、建物が桜にうずもれるような感じだった。また、湖の南のほうへ目を向けると、はるかとおくの岸辺の道が桜並木になっていたのを覚えている。それ以外にもあちこちがわっさりと桜の満開で、それはもう夢のような三日間だった。

 その状態をともだちに吹聴してまわっていたら、一度見せろということになり、ここ数年毎年かならず桜の時期を狙っているのに見られない。咲いたかと思うと強風であっという間に散ってしまったり、暖かくて五月をまたずに終わってしまったなどという年もあった。

 今年は入念に計画して、四月中に一度見に行き、今日またこうして来てみたものの、やはり昔見たほどの満開にはほど遠いのである。ゴールデンウィークの最終日にでももう一度来てみることにした。

へ:「湖畔の宿」記念公園と竹久夢二のアトリエ

 「湖畔の宿」というのは服部良一の作曲で、高峰三枝子が歌って流行した歌謡曲だが、作詞家の佐藤惣之助の書簡から、その舞台が榛名湖であることが近年になって判明して、そのことを記念した公園が作られた。どんな歌は、midomiにでも吹き込もうと思ったけれど、インフルエンザの後遺症で声がもとにもどらないのでやめておく(泣)

 その公園の近くに竹久夢二のアトリエを復元したものがある。夢二は実際にこのあたりにアトリエを持っていたらしい。復元されたアトリエにはパネル展示などもあったが、BGMが石川啄木の「ふるさとの山に向ひて」を歌曲にしたやつだったのはどういうネタなんだろうか。夢二だけだと「宵待草」しかかけるものがないからなんだろうけど、どうせ長時間いる場所じゃないんだからいいんじゃないの、それで。

と:渋川スカイランドパーク

スカイランドパーク

 渋川というか、伊香保の温泉街に近いところにある小さな遊園地である。入場料は500円で、乗り放題券付きだと1700円(15時以降は1500円)。

 1998年の長野オリンピックに先駆けて、長野新幹線が開通する。安中榛名というところに駅ができるが、一山も二山も超えたような遠いところだ。しょうじきオリンピックついでに人が来てくれるような立地条件とは思いにくいのだが、地元の期待はそうとうなものだったんじゃないだろうか。

 スカイランドパークだけでなく、システィーナ美術館というだまし絵の美術館ができたり、その他もろもろ、楽しめる施設が伊香保周辺に沢山できた。

 実際それらがどのくらい賑わったのかよくわからない。スカイランドパークは、平日だったにもかかわらず、そこそこ人はいたので、休日ならもっと大勢が訪れるに違いない。

 遊園地に来たら、必ず観覧車に乗ることにしている。ここの観覧車は1998年の開園当時からあるもので、一周12分。地面からてっぺんまでの高さはちょっとわからないが、標高でいうと 510mのところまであがれるそうだ。

観覧車からの眺め

 観覧車というと、どの方向に何が見えるかの案内があることが多いが、ここのはスケールが大きい。札幌や東京、先代、富士山など、日本中の地名が書かれていた。もちろん見えるわけはないのだが、日本の中心から各地の方向を眺めてほしいという熱意は伝わってくる。渋川は、日本の中心にあたるといわれており、そのため「へそ祭」が開催されたりするのである。

◎渋川スカイランドパーク
http://www5.gunmanet.ne.jp/skyland/

 まだ日も高いし、どこかで食事もしたいので前橋に出てみることにした。

ち:このへんに有料駐車場

 群馬は車社会なのであちこちに駐車場があり、どこもタダか、とても安い。100円/1hとかである。東京では夜間割引があるが、なぜか前橋では夜間割増があり、夜は倍の金額になる。理由がよくわからない。

り:中央アーケード

中央アーケード
 歓呼堂煥乎堂という大きな書店の近くに中央アーケードという古い商店街がある。町並みとして気に入っていて、このあたりで食事できないかなと思ったんだけれど、あまりパッとした店がなかった。単純に町並みが好きなのでべつにいいんだけど。

 アーケードからそれてみても、夜にならないと開かない店ばかり。結局前橋では食事できなかった。

ぬ:ぐーちょきぱーの像

ぐーちょきぱーの像
 駐車場にもどる途中でみつけた謎のオブジェ。なんのへんてつもないビルの前にある。リアルすぎてちょっと恐いかも。

 車に乗って、国道17号を高崎か本庄まで行こうかと思ったけれど、急に気が分かって伊勢崎でもんじゃ焼きを食べることにした。

[追記]2014年8月
 ひょんなことから、これとそっくり同じ像を福島県いわき市でみつけました。詳しくはこっち。「ジャンケンポン ぐぅ・ちょき・ぱぁ」
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1779

る:お食事処みちくさ

もんじゃ焼き
店内

 以前、いせさきSNSの人にこの店を教えてもらったのを思い出してでかけてみた。事前になんの調べもしていなかったけれど、たしか新伊勢崎駅の前だったはずと探したらみつかった。土地勘があってよかった(元地元民)。

 もんじゃ焼きとお好み焼きの店で、その他の軽食もある。店主がいろんなことにこだわりをもっているらしく、水槽でグッピーなどの美しい魚をたくさん飼っていたり、店で出している水は大間々(みどり市)の百観音の近くでくんできたわき水だということだ。

 残念ながらインフルエンザの後遺症で味と匂いがわからなくなっていたのだが、目の前でものを焼くのは楽しく、来てよかったなと思った。

群馬県伊勢崎市中央町22-1
 新伊勢崎駅(東武線)のほぼ駅前

営業時間
 11:00〜14:00
 17:00〜23:30

定休日 月曜

無料駐車場あり

http://www.imap.ne.jp/cat8/rensai/frontier/mitikusa/index.html

を:相川考古館

 古い木造の建物を今も残している旧家で、考古学的な所蔵品があるらしい。弾琴の埴輪(だんきんのはにわ)といって膝の上で琴を弾いている埴輪が所蔵されている。

 そういうことは地元民だったのでとてもよく知っているんだけれど、平日しかあいてないので見たことないんだね、これがまた。もっと早くに到着したら見られたかもしれないんだけれど、もう17時をとっくに過ぎているので今回も見られなかった。


◎相川考古館
http://homepage3.nifty.com/aam/

 おっ!!! 今は月曜が定休日で休日もあいてるんじゃないか。見たことがあるという同級生が、昔はこの家に住んでる人が案内してたようなことを言っていたけれど、93年に財団法人化してるじゃないの。だんだん見られそうな気がしてきた。次は狙って見に行ってみよう。いや、元地元民としてはこうなる前に行ってみたかったかもしれないが。


わ:この辺に布施肉店ってあったよねー……と
 お腹もいっぱいになったので本庄児玉から高速に乗ることにした。県道18号線(本庄県道とか呼んでたような気がする)を南下して板東大橋を渡る。

 今井町のあたりで「このあたりに昔、布施肉店という店があって、鶏ももを焼いたか揚げたかしたのを売ってたような気がするんだよね。それがOK食堂のてばっちと味がよく似てて……」と話ながら横目で見ていたら、今も同じ場所に看板は残っていた。でも、店はとっくの大昔に閉店しているようだった。

 庭にトラックがあったので、ひょっとしたら別の場所に移動して営業しているのかなあとは思うんだけれど、こういう地元の店の情報ってネットではさがせないので手も足も出ない。Yahoo電話帳に乗ってるけど、番地が昔と違っているようで地図で検索できない。

か:飯玉神社

 名和小学校の北に飯玉神社というのがある。わたしたちは県道の歩道がある側ばかり歩くので、神社そのものには滅多によりつかなかった。

 ある日、いつもどおり県道沿いの歩道を歩いていると、道の向こうにある神社の杜からジャンパー姿の男が無言で手招きをしているのが見えた。

 一緒にいた友達も見たと言ってるので幽霊じゃなくて不審者だろうと思うが(笑)、その時わたしたちは「こんな話を親や先生にしたら、家から出るなってうるさく言われるに違いない。(われわれはあんなのについていくほど頭が悪くないから大丈夫なので)このことは黙っていることにしよう」と申し合わせた。

 が、別の子が親だか先生だかに話したらしく、翌日は大騒ぎになっていた。変質者が出るので手招きをされても決して近づかないようにときつく言われた。行かねーよ、馬鹿じゃあるまいし。

 ということがあったよ、と話ながら通り過ぎた。

 そんなこんなで本庄児玉へ抜けて、関越にのって東京へ。



おまけ:築地銀だこの謎
 関係ないけど、今回の旅で、わたしはあんまり知りたくないことを知ってしまった。

 東京には銀だこというたこ焼きのチェーン店があり、金町駅前にできた時はお客が行列を作っていた。

 チェーン店のたこ焼きが悪いとはいわないけれど、二度と行けない見知らぬ土地の店じゃないんだから、人がはけてから買いに行けばいいじゃないかと思っている。だから、そういう店に人が行列をするのがどうもよくわからない。日本人て行列が好きなんですね。

 その築地銀だこが、なぜか群馬には沢山ある。東京のように駅前にあるんじゃなく、国道沿いに牛丼屋のような店をもっており、当然イートインもあればドライブスルーまであったりする。

 なんで「築地」銀だこが群馬にたくさんあるんだろうと首をひねり、どこの会社が経営しているのか調べたら、なんと本社は群馬県桐生市にあるではないか。築地かんけーないぞ!

 おい、おまいら群馬に海がないことを知っているか。群馬じゃ蛸もとれないんだよ。しかも本社は築地じゃなくて桐生だよ。なんだよこの二段のダマシはっww!!

 群馬は土壌のせいか稲作は盛んではないけれど、質のいい国産小麦を産することで知られていて、にぼうと(おっきりこみ)や、焼き饅頭など、郷土料理に小麦粉を使うものが多い。

 たこ焼きもその一環だと思えば群馬の会社が全国展開していたって少しもおかしくないんだけれど、それなら築地とかいわずに上州だって言っててほしいような気がするのはわたしだけ?


築地銀だこのお菓子で東京土産とか、うわ、なんかすごいフクザツな気持ちー。


こっちは銀だこをやってるホットランドがやってる桜みちという菓子屋さんの通販。DVD付きだって。

 というわけでみなさん、築地銀だこの本場は群馬ですから。これからは群馬名物ということでひとつそのー。

タグ:群馬 観覧車

インフルエンザおそろしす

 黄金週間ですが、インフルエンザにかかってそれどころじゃないですぅ。病気自体は治っても体力がもどらず、一日中ごろごろしてます。

  • 23日、突然喉がいたくなり、痰がからむようになった。
  • 24日、風邪の諸症状が出て発熱するも、普通の風邪だと思った。
  • 25日、風邪にしては症状が抜けない。体温を測ったら38.5度あった。水銀計の水銀がぶつ切りになってこわれてしまった。
  • 26日、この頃まだ食欲があるので普通に食事しようとしたら塩気をまったく感じていないことに気づいて愕然とする。甘みも酸味も苦みも感じるのに、塩味だけきれいさっぱりまったく感じなかった。
  • 日曜もやってる内科に電話してインフルエンザっぽいけど大丈夫(診られる)かって聞いたら大丈夫だということなので出かけた。待合室にいると人に移すので処置室で待つように言われた。立ってられないくらい熱があるので助かった。待ってる間に柄の長い綿棒みたいなやつで鼻水をとって検査した。この検査、痛くはないけど粘膜をつつくので涙腺を刺激されて涙がぼろぼろ出る。結果はB型陽性だそうで、覚えられないくらい薬が出た。30日にもう一度来なさいと言われた。
  • もらった薬。B型にはタミフルができかないからリレンザ、咳止めにフスコデ、痰きりにメチスタ、解熱剤にカロナール、のどの炎症もおさえるうがい薬のアズノール、漢方薬の麻黄湯と葛根湯加川芎辛夷。漢方薬は一度に飲むんじゃなく、最初三日は麻黄湯、三日後からは葛根湯(ryを飲むようにという指示だった。頭が悪いので飲み方を覚えられないんですけど。体温計も買った。デジタルは電池が切れるとめんどくさいので水銀計がほしいんだけど、普通の店にはないので一番安いデジタルにした。電池切れたら捨てるかも。

 タミフルとかリレンザみたいなインフルエンザの抗ウィルス薬は、発熱してから三日もたっちゃうとろくに効かないらしい。だからいらんって一瞬断ろうと思ったんだけれど、使ったことのないオモチャを与えられる魅力に勝てずにもらってしまった。

リレンザの吸引器
▲右:吸引器本体、中:薬入れ、左:薬本体

リレンザの吸引器
▲薬はこんな感じになってて、これで大人だと二回分。中は粉で枠ごと機械にはめて使う。

リレンザの吸引器
▲はめてみたところ。左側の本体にガチャッと装着して使うわけですな。

リレンザの吸引器
▲はめ込んだら、このようにタブを起こすと薬の容器に穴があくしくみになっている。

リレンザの吸引器
▲ピンボケしちゃってるけど穴があいてるのがわかるだろうか。穴は底まで貫通しているので、粉が吸引器にこぼれ落ちる。

リレンザの吸引器
▲あとは、この部分を口でくわえて吸い込めば、粉が喉やら肺やらに入っていくわけだよ。

 さらに、薬をはめてある部分を一度ひっぱりだして、もう一度ガチョッとはめ直すと、勝手に回転してまだ使ってないところが出てくるんですな(動画がないとわかりにくいだろうけど)。メカっぽい仕組みがたまらんですね。

  • 27日、解熱剤を飲んでいるので熱は37度台まで下がった。頭痛がひどい。食欲がまったくなくなった。依然として塩味を感じない。喉がいたくて飲み物が喉の染みる。アズノールとかいううがい薬は軽くメントールで爽やか……と言いたいところだけど、ウガイをすると口の中で発泡して泡をふいてしまう。
  • 28日、口の中が浮腫んでぶよぶよ。舌が腫れ上がって痛くてしょうがない。何かの薬が効いているのか鼻水が乾き始めた。それと同時に鼻の中が異様に薬臭く感じられてきた。熱は下がっているが頭痛がひどいので、痛い時も飲んでいいと言われている解熱剤のカロナールを飲んだら、今度は体温が35.8度しかなくなった。なんだこの薬は。あいかわらず塩味がぜんぜん感じられない。
  • 29日、黄色い鼻水が急に出るようになり、熱も下がって体も楽になった。塩味も少しずつ感じられるようになった。風呂をわかして入浴剤を入れたら、まったく香りがしないので愕然とする。いろんな匂いの強いものをかいでみたところ、ほぼゼロに近いくらい嗅覚がなくなっていた。熱のせいか、薬のせいかよくわからない。
  • 30日、もう一度医者に行く。熱は一昨日から下がっているので、今日熱がなければ外出してもいいと言われた。痰切りと葛根湯(ryが追加されたが、正直それはもういいような気がする。それより嗅覚がないんですけどと言ったら、普通は治るけどしばらくして治らなかったら耳鼻科へ行きなさいと言われた。しばらくってどのくらい? あと、耳鼻科で何をすると治る可能性があるの? 薬は、なんか不安を感じるので飲まないことにした。
  • 1日、食欲はもどってきた。味覚はまだ鈍く、やはり塩味を感じにくい。嗅覚も少しずつ感じられるようにはなっているけれど、カレーを食べてるのに全然香りがしなかったりする。不思議なことに焦げたような匂いは感じたりする。でも、スパイスのいい香りはしない。
  • 2日、インフルエンザは治ってると思うんだけど体力がぜんぜんもとにもどらない。眠い、腹減った以外の欲求がほとんどない。臭覚はあいかわらず鈍い。いくらか良くなってるけど、元に戻ったという感じがしない。計りにくい感覚なので、どこまで戻ると元通りなのか自分でもよくわからない。
  • 3日、眠い、だるい、お腹すいた……以下略。ツタヤで「十二人の怒れる男」と「12人の怒れる男」を借りてきた。前者は戦後すぐ作られたアメリカ映画で一番有名なやつ。後者は近年ロシア人の映画監督が作ったやつ。前者は当然面白いんだけれど、後者は最悪だった。ロシア人て頭わr……げふっ、げふっ……二時間何十分とかの長編で、その間ずっと出演者が意味のない自分語りをしていて、自分がこういう経験をしたのだから被告は無罪だと言い張り、なにひとつ根拠も説得力もないのに聞いてる人たちは「俺も無罪にする」とか言い始める。最終的には法より人情のほうが重いんだという結論に達していた。意味がわからない。
  • インフルエンザと無関係に息苦しい症状があるものだから、痰が絡んだり咳き込んだりで余計に息苦しく、発作のように息ができなくなる。困った。しかしどうせ医者に行ってもろくに話もきかずに気のせいだとかいわれるんだろうと思うと相談する気にもなれない。苦しいのに相手にしてもらえない、という経験がストレスになって余計に息がとまる。
  • 4日、今このへん。お腹空いた。


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しぃ (05/04 16:30) 編集・削除

ららむ~さん~
具合はいかがですか?
うちも夫婦して胃腸炎になりまして
一週間はだるだるでした。
胃はふたりとも大丈夫だったのに
下痢、発熱、すごい寒気、全身の痛みがひどくて
ひどい目にあいました(;´Д`)
でもまなんかまだくすぶってるみたいで
だるだるだったり無気力だったりしています;
あたしも鼻に長い麺棒突っ込まれました
花粉症で荒れてるのでお手柔らかにと
看護士さんに伝えたものの見事涙でました^^;
インフルなんかへんですよね。
毎年この時期ならもう終わってるはずなのに・・・
ご自愛くださいな

買ったり、もらったり、頓挫したり

買った

ファイル 681-1.jpg
親子ネズミの冒険 (評論社の児童図書館・文学の部屋)

 昨日書いたとおり、アマゾンで注文したら、その日のうちに発送しましたってメールが来て、今朝届いてしまいました。あんまり早いのでちょっと驚きました。

ペリカン便ウザイ

 その、アマゾンからの本がペリカン便で来たんですが、うちにくる配送員が「サインでいいですか」と聞くと、露骨に嫌そうにするんのには困りました。過去に何度かハンコではないと困ると強く言われたこともあるんですが、それでも毎回「サインでいいですか」と聞き続けたら、サインは受け付けてくれるようになりました。

 が、あきらかに不愉快そうなんです。

「ここにハンコをお願いします」
「サインでいいですか?」
「……」←本当に黙る。露骨に黙り込む。
「ええと、ペンをお借りできます?」←無視して頼む。
「じゃあ、ここにフルネームでお願いします」

というような感じ。サインじゃ困る理由があるのかもしれないけれど、説明されたことがないので、ただウザイという感想しかいだけないんです。

# 想像するに、なりすましで受け取る詐欺や、誤配送を防ぐために、本人(もしくはその家族)であることの証明としてハンコを要求してるんじゃないかと想像はするんですが、それなら配送員に説明させるなり、理解を呼びかけるビラでも持たせておけばいいんじゃないだろうか。なんせ理由の説明もなく不愉快そうに押し黙られるので、ならいいから持って帰れって突っ返したくなることがあるんですよね……

もらった

ファイル 681-2.jpg

 最初に書いておきますが、わたしはこの冊子を配ってる団体を特に悪く思っていません。が、信者でもありません。そして、断り方を知っています。知ってて「相手をしている」のです。

 以下は、ご飯を食べに行ったら不味かったとかと同じレベルの読み物です。

 うーん、最近またこの手の冊子を持ってくる人が増えたんだけれど、正直どれもこれもピンとこないんだよねえ。今日来た人は二年前に出来たばかりの本だって写真のものを置いて行ったんだけれど、ざっと見るといつもと同じじゃないかよ(笑)

 結局、神に気に入られたかったら神の望むことをして神とおともだちになりなさい、と説いていて、神と友達になると死んでも復活する、来るべき神の国では死なない、老いない、病気にならない、苦労したことがすべて報われる……と。いつ来るんだかわからない遠いご褒美のために、神の言うことを聞くといいよって話なんだよねー。

 もちろん実際に信者になっちゃったら、そんな遠い話ばっかりじゃなく、日常生活の苦痛をどう乗り切ったらいいかって話にもなるんでしょうけどね。

 ここんちのこういう本ってアメリカで作ってるのを翻訳してると思うのね。日常的に聖書そのものを読む習慣のある人たちに向けた本だから、聖句の短い引用を繰り返すことで、解釈を伝えることができるのかもしれないのね。

 でも、予備知識として聖書を読んだことのない人にこれをやってもそこんちの教義だけ詰め込まれるような感じになってサッパリですがな。

 何度も言うけど、わたしはこういう人たちにあまり嫌悪感を抱かないので、時間を作って定期的に勉強するようなことを何度かしてみたことすらあるんだけれど、なんせこの手の本にピンとこない。

 それで以前、そうじゃなく、一から十まで聖書そのものを読む方法で勉強できないんですかって聞いたら、そういう教則本が(だからなんで教則本がいるんだよ、聖書あるだろ、聖書ーw)子供用の聖書物語しかないというので、それでいいからやってみましょうということになったわけですよ。

 それで、途中までけっこう楽しかったですよ。聖書って意味不明なことがけっこう書いてあるから、そういうのを聖書辞典のようなものを引きながら理解したりして……出エジプト記のあたりまで、和やかなムードで続けたわけです。

 ところがある日、いつも来る人以外に知らない別に人がついてきて、その人といつも通りの勉強をした次の週に「こういう勉強は個人ですることだから、これからはこっちの本で……」とお決まりの教義の本に変えられてしまいまして……ああ、きっとどこからか指導が入ったんだろうなと思って、最初の二回くらい付き合ったけど、つまらないのでやめちゃった。読んだこともない(わけでもないが……わたしの場合)聖書を部分的に引用しながら解釈されても面白くもなんともないっちゅーの(笑)

 今日は、たまたま扉を開けちゃったので、過去にそんなことがありましたって話を布教のオバチャンにしたら、写真のような新しい冊子を手渡されてしまったというわけ。


 あ、そうそう、布教の人たちを、単にウザイ、断りたいという方は、わたしのように相手をしてはいけません。論破しようとか思わないことです。みなさん、反論されるととても喜びます。会話になることが嬉しいんです。

 布教活動の人たちをスマートに追い返したいなら、まったく相手にしないことです。「興味がありません(にっこり)」と言って扉をしめればいいんですよ。それでお帰りになります。何度来ても同じです。用事があるから来る、うちには関係ないと断る、それだけのこと。新聞や保険の勧誘と同じです。

 冊子を置いていくと言われるかもしれませんが、適当にうけとって捨てればいいんです。ポストに投げ込まれるチラシと同じなので、いちいち反応しないこと。

 ポイントは「無関心」であること。嫌悪は興味の裏返しですから。

頓挫した

ファイル 681-3.jpg
 先日某所で火興し体験をやらせてもらったら面白かったので、自分でも道具を自作してみようと思いました。本当は弾み車のついたやつがいいんだけれど、作るのが大変そうなので弓を使うタイプにしました。

 で、写真のような状態になったんですが、火切り臼(下に敷く板ね)と、ハンドピース(太くて短めの木片)に、杵(棒)がおさまるようなくぼみを彫ろうとして頓挫しました。

 100円ショップで買った彫刻刀が、これっぽっちも切れないの。消しゴムハンコ用に使ってたので気がつかなかったけど、こんななまくら刀だったなんて。丸刀って普通の砥石で研げるのかしら。学校では窪みのついた砥石を使ってたけどねえ。

あら、草彅君がつかまったのね

 猥褻事件だっていうから女の子に手を出したのかと思って驚いたけれど、泥酔して公園で素っ裸になって騒いでたっていうので、なーんだという感じ。見られなかったファンのみなさん残念でした……じゃなくて、そこまで泥酔するなんて、何かあったのかな。たとえば失恋とか。地デジ普及のCMは降板……あらら。

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珍獣ららむ〜 (04/23 18:57) 編集・削除

げっ、草彅君ちに家宅捜索が入ったって。
何それ、泥酔して裸になっただけなら
厳重注意で終わりでしょうに。
おかしいよ、どういうこと。
薬物反応でも出てるんだろうか。

ぱる子 Eメール URL (04/24 00:42) 編集・削除

はじめまして。人力でお世話になっておりますpaluko
(ぱる子)です。「も○みの塔」の人に独自テキスト
(子供用聖書物語?)で聖書講義受けたとはすごいですね。

前住んでたところは時々、日曜に布教の人が回ってきたん
ですが、半分寝ぼけて応対に出て、先方の言ったことに
うろ覚えの知識で「え?でも聖書には××××って書いて
ありますよね」(半分寝てたのでトピックを全然覚えて
ない)と口にしたら明らかにうろたえた様子で、それ以上
押さず帰っていったので、失礼ながらあの団体の方々は
あまり聖書そのものを勉強してないのかな…と思ってました。

いきなり変なとこに反応してごめんなさい。

Goudeau (04/24 03:49) 編集・削除

草彅クンの事件。どうも「オメエ、クスリやつてんぢやねえか?」みたいな過剰反応を感じますネ。普通なら、トラバコに一晩放り込んで厳重注意して終はりな事件だと思ふんだけど。

珍獣ららむ〜 (04/24 08:55) 編集・削除

>Goudeauさん
 わたしなんか妄想家なので、草彅くん、韓国語、南のなんかヤバイ人と通じている、もしくは北から映画出演にさそわれたのを断る、その関係で北に睨まれる、直前まで一緒に飲んでた知人があやし……うわなにおするやめろー、というところまで妄想してしまいました。まあ、ふつうにヤク中を疑われてるだけでしょうけど(笑)


>ぱる子さん
 いらっしゃいませー。人力ではお世話になっております。実は勉強だけでなくキリストさんが死んだ日の集会とかにも出たことがあったり……(汗)

 聖書そのものをあまり勉強してなさそう、というのは時々感じますね。それぞれ、聖書の通読はしてるんだと思うんですが、神学校でやるようにはつっこんだ勉強はしていないと思います。

 あそこの布教は普通なら専業主婦をやってるような人たちが人と話す練習をして来るだけなので、教団が作ったテキストにそった話し方しか想定していないと思います。なんの基礎もない人がやっていると思うと、それでもみなさんとてもよく勉強してるなあと感心する面もあります。

 が、たしかに偏っているというか、知らないこともけっこうあるみたいですね。その××××がなんなのか、知りたいですねー。追い返すためじゃなく、素直に聞いてみたいです(^^;;;

 わたしも昔「神の国っていうのが来ると肉食獣が肉を食べるのをやめるってこのテキストに書いてあるけど、植物だって生き物ですよね。結局は生き物を殺して食べることには違いないと思うけど」と聞いてみたら「じゃあ、霞でも食べて暮らせっていうんですか」と言いかえされたことがあります。

 何人かにそんな話をしたら、即答できる人はいなかったけれど、勉強してまた来た人ならいましたよ。そこには魂の有無が関係していて、聖書では植物に魂の存在を認めていないんだそうです。さらに言うと、魚にも魂がないことになっているらしいです。

 獣を食べる時、血抜きをして食べなきゃいけない(ユダヤ教徒なんかはある一定の儀式をして血抜きしなきゃいけない)のは、魂の有無と関係している。魚にその必要がないのは魂がないとされているから、というような回答をしてました(その解釈で正しいかどうかしらんですよw)。

 そのくらいちゃんと質疑応答になると面白いので時間があると相手をしてしまうのです。

珍獣ららむ〜 (04/28 13:22) 編集・削除

人気作詞家・園田凌士容疑者を覚醒剤使用で逮捕 SMAP、BoAらに詞提供
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090428/crm0904281221010-n1.htm
草彅くんが執拗に取り調べられてたのはコイツのせいか!!

Goudeau (04/29 22:14) 編集・削除

実は草〓クンはタミフルを服用してた、なんてネ。

今日のお買い物

 昨日は夜から大雨だったのに、今朝はからりと晴れて暑くてしょーがない。町では藤が咲き、ハナミズキも咲き始め、早くも初夏といった感じ。

DVD

 買いました。『親子ねずみの不思議な旅』1978年公開サンリオの劇場公開作品。

 前にツタヤで借りて見たと書いたあとに、楽天ブックスに注文をかけたら、二週間も待たせたあげくに取り寄せ不能とか言われまして(メーカーで通販してるのを確認してから注文をかけたのにね……)、仕方なく別の店をあたってみたら、CD&DVD NEOWINGという店で普通に買えました。ここでも取り寄せだったけど一週間もかかりませんでした。1000円以上の商品でメール便で送れるものは送料がかからないということで、とても安かったです。画像はこの店の通販ページにリンクしてあります。

 よし、次は原作本だ! イエはてなってところで1000円分の商品券をもらったので amazon で注文しようっと。


# イエはてなは、三井不動産レジデンシャルが運営するはてなダイアリーで、人力検索はてなの掲示板(いわし)でライフスタイルを素敵にするアイディアや経験談なんかを投稿すると、はてなのポイント(貯めると金券に変えられる)や、amazonのギフト券をくれたりします。

玄米も買った

 面白いから毎月違う玄米を買うことにしましたよ。送料無料で 2000円/5kg 前後とかの条件で、とっかえひっかえ。今度のは「日本晴れ」という品種。まだ食べてないので味はわかんない。

某神社で神事を見てきた

 とても面白い神事で、とても貴重なものを見せてもらって、詳しい方にもいろいろとお話もうかがえてとても楽しかったです。

 見たものを記録したくて仕方がないんだけれど、ここに神社の名前やらなんやらを書いたら、あの時のあの人だっていうのがわかってしまうのが悩みどころです。どうもネット上で「あの時のあの方ですか!」ってなるのがあまり好きになれないんですよ。

 ネットにはネットの流儀があって、変な名前を名乗っていたり、日常生活では決して言わないような強い口調で罵倒しあったりもするんですが、それを日常生活に持ち込もうとは思わないわけですよ。逆に日常の付き合いをネットに持ち込んで本名を呼び合ったりしたいとも決して思わないんです。

 でも、誰にでもその境目を要求するわけにはいかないし……ここまでネットが普及すると微妙に活動しにくくなりつつあったりするんですよね。わりと困りました。

 とりあえず、地図を貼っておきますね。この地図にある、二カ所の神社で同時に開催されました。できあがったものは緑のポインターで示したところでいつでも見られるはずです。自然に朽ちてしまうそうですが、来年の4月まで取り外されることはないそうです。


より大きな地図で表示

ファイル 678-1.jpg
▲上社の蛇

ファイル 678-2.jpg
▲下社の蛇

 こういうのを作って、それぞれを村のはずれにかかげて邪気が襲ってこないようにするそうです。下社は明治時代に上社から分かれたもので、ほとんど同じものを作るんだけれど、実は目の作り方などが微妙に違うということでした(見に行く人はそこらへんもチェックしてみてください。舌の形とか、まつげの数とかね)。

 ほんとは作業を写した写真をたくさん撮らせてもらったんですが、ちゃんと取材許可をとったわけでもないし、公開していいかも聞いていないので、人の写ってないのを選んでみました。作業もかなり面白かったので、興味のある方は、来年の4月20日をねらってください。平日でも休日でも20日にやるそうです。神社の庭でやっているので、誰でも行けば見られます。

 上社では午前中からやっていました。下社は午後から作業してましたが、あまりはっきり時間は決まっていないようです。


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タグ:地元(葛飾周辺) 蛇ねじり

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珍獣ららむ〜 (04/20 20:23) 編集・削除

 みなさん、ここはひとつ、空気を読んでコメント欄に地名とか決して書かないでください。書くとぐーぐるさんという人に案内されて、関係者の方が来てしまわれるかもしれないので……(汗)