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初詣のはしご

水元のしばられ地蔵で達磨の交換&開眼

 しばられ地蔵というのは、地蔵を荒縄による緊縛プレイで責めると願いが叶うというすごいお寺です。そのルーツは大岡越前の名裁きと関係があります。

 毎年同じようなことを書いているので、そろそろ省略。詳しくは下記をどうぞ。

◎昔話の舞台を訪ねて:しばられ地蔵
http://www.chinjuh.mydns.jp/ohanasi/tanbou/0003.htm
◎昔話の舞台をたずねて:地蔵のなわとき供養
http://www.chinjuh.mydns.jp/ohanasi/tanbou/0004.htm


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▲古い達磨の御焚き上げ。危険なものを放り込まれないようにするためか、受付で達磨を渡し、名前も書かなきゃいけなかった(x_x) 御焚き上げ料金は、たぶんお気持ちってことで、出せない人からは無理強いしないと思うけど、100〜1000円くらいの範囲で置いてくる人が多いみたい。

 境内で売ってる達磨を買って、お坊さんに開眼してもらいます。

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▲開眼してもらった達磨:目に入れてもらったのはお地蔵さまの種字で「カ」もしくは「ハ」と読みます。願い事をしながら種字のはいった目を塗りつぶして一年を見守ってもらうのです。ここでもお布施はお気持ちで。見てると数百円〜1000円くらいの感じです。誰でもしてもらえるし、予約なども不要です。

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▲縄解き供養に集まった人たちを遠くから撮影。割り込んでいって地蔵を写すほどの根性はありませんでした。ちなみに、真ん中に映ってるお公家さんみたいなかっこをした人たちは雅楽の演奏をしています。つまり、BGMは生演奏だということ。

 しばられ地蔵は駅から離れているので、人が多いといっても徒歩で来られる範囲に住んでる人が多いと思います。

柴又帝釈天で加太守とごへい猿

 大晦日の夜は、電車は動いてるんだけどバスは止まってるみたいだった。金町まで徒歩で移動して、京成電車に乗った。柴又で下りて帝釈天へ。

 帝釈天は本当に観光地なので、日付が変わる時間は歩けないほどごった返すみたいですが、わたしが到着したのは1時過ぎだったので、もう人がはけてました。

 以下は別のブログ(ネタ袋)に書いたものを転載。トラックバックの関係であっちに書かなければならなかったのです。

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▲ごへい猿:御幣を持った木彫りの猿で、柴又帝釈天の参道にある「そのだ」という木彫りの店で1500円だった。柴又の帝釈天は庚申信仰と関係がある。そのため昔から猿(申)が縁起物として好まれた。ごへい猿は江戸時代の書物にも出てくると、お店の人が言っていた。写真のもの以外に、もう少し親しみのあるデザインで彩色してあるものもあり、そちらは1000円だった。どちらが古くからのデザインなのかちょっとわからないが、お店では色のついたものを強く勧めているようだった。ごへいざる、御幣猿、御幣ざる

 猿は、去るという言葉に通じるので、悪いことが去るように、という意味の御守りです。同じ店に「はじき猿」という玩具もあり、これまたちょっとかわいいです。

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▲加太守(かぶとまもり):柴又帝釈天で、元旦から7日までと、初庚申(2009年は1月15日)の日にだけ授与されるお守り。紙を兜の形に折り、竹の棒に挟んである。特別な祈祷などは受けなくても買える。800円。厚紙のホルダーがついているので立てて飾る。その年の恵方に向けて飾るものだそうな。同様のデザインのお守りを浅草寺では7月のほおずき市に売り出す。浅草のは雷よけとのこと。

 それと、高木屋で草餅を買った。この店は寅さんの生家のモデルになったと言われる店。柴又と草餅の関係は、その昔、帝釈天の題経寺で来客に草餅を出していたことにちなむ。最初は近隣の農家に頼んで作らせていたが、寺に下働きに入った住職ゆかりの者に作らせるようになり、その人が参道で団子屋を開いたことで名物になった。最初はきなこをまぶして売っていたが、店で雇った娘があんこを添えることを思いつき、現在のようなものになったという。(参考>『葛飾百話』…葛飾区の出版物です)

水元神社にもお参り

 また電車で金町へ戻り、そこから徒歩で水元へ。帰宅途中で水元神社にも立ち寄る。ここは普段ほとんどお参りする人を見かけない小さな神社でコノハナサクヤヒメを祀っている。それが、大晦日の紅白が終わる頃になると、どこからともなくわらわらと人が集まってきて長蛇の列ができる。でも、日付が変わって一時間くらいで行列していた全員がお参りをすませて帰ってしまう。わたしが立ち寄ったのは3時近かったので、神社には灯りがついていたけれど、参拝者はいなかった。

 ところで、コノハナサクヤヒメといえば富士山の女神なんだけれど、水元神社は東を向くように造られているので、ひょっとしたら拝殿と本殿を結ぶ直線の延長線上に富士山が来るのではないかと思いついた。それというのも、ここ数日天気がよく、西の方角に富士山が美しく見えるから。

 思いついたらドキドキしてきたので、帰宅して慌てて地図に線を引いてみた。

大きな地図で見る

 残念、思いっきりズレてたわ(汗)富士山は関係なく、まっすぐ東西に位置するように作ってあるみたいです。

二時間くらい寝てから初日の出を見に水元公園へ

 アップロード写真5枚制限を超えたので続きは次の記事へ。

タグ:伝説 おまもり 地元(葛飾周辺)

写真いろいろ

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▲27日:浦安の街角にて。猫実四丁目という地名が面白いと思って撮影。読みは ねこざね。電柱の町名表を見ると「当代島」とあったので町内会の名前にしか残っていない昔の地名かもしれない。

 鎌倉時代に大水の害を受けた住民が、堤防に松の木を植えて、今後は水がこの「根を越さね」ようにと祈願したことから「ねこさね」の地名が生まれ、後に猫実の字をあてた、というのが有力な説だとか。

◎浦安市:地名の由来
http://www.city.urayasu.chiba.jp/2000/2001/mukasi/oaza.html#aza11


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▲27日:ジャングルからみたキリマンジャロでもなければ、謎の山ムーン山でもなくて、富士山。水元五丁目T字路付近から。面白いのでタイトル画像にしてみた。

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▲28日:西水元二丁目あたりの土手から中川越しに見た富士山。ここんところずっと天気がよく、富士山がきれいに見える。

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▲28日:中川土手の一本銀杏。ここには人柱伝説があるそうな。銀杏の下にあるほこらは不動明王を祀ったもの。

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▲28日:西水元某所から清掃工場。夕暮れでピントがあわない上に手ぶれして謎の幻想写真に。

タグ:地元(葛飾周辺) 伝説

コメント一覧

幸田小出身 Eメール URL (07/12 16:17) 編集・削除

富士山綺麗ですね!
清掃工場ぼやけまくってましたねw
水辺公園の近くのご神木の話、初耳です!
人柱ってこわ・・・
僕の家の近所の写真を探しているので使わせてください!
ブログに載せたいと思っているので

珍獣ららむ〜 (07/12 22:44) 編集・削除

 ええと、わたしが写真の貸し出しをする時はお金をいただいてます。一枚につき最低でも1000円戴いてますけどかまいませんか?

 貸し出しは、お支払い確認後に許可します。それ以前に勝手に掲載してしまったということでしたら、とりあえず削除していただいて、まずは正式な手続を踏んでください。

 chinjuh@yahoo.co.jp(全部半角小文字で)、どのブログに掲載したいのか、まずURLをご呈示ください。

 さらに、どの写真を掲載したいかも、具体的にご指定ください。

 確認後に、こちらから貸出料(最低1000円からですが、用途や写真の内容によって値段は変わります)と、振込先をお知らせします。

 振り込みを確認したあとに、写真の掲載を許可します。

 また、わたしの写真は素材として貸し出すのではありませんので、最初に確認したブログ以外の場所に転載することはできませんし、「資料提供WEBサイト珍獣の館」という文言を写真の近くに書き入れていただきます。

 以上、すべて条件を吞んでいただける場合のみ、お貸しします。

 以上、よろしくお願いします。

27日の日記

 ここのところ、本当に天気の良い日が続いてる。昼間は風さえ遮ってしまえば日差しが強くてかなり暖かい。でも夜は冷え込むらしく、メダカの鉢に氷が張っていた。たぶん初氷。でも、隣に置いてあった睡蓮の鉢は凍ってないのが激しく謎。鉢の材質にもよるのかな。

でかけたらいきなり予定が中止

 この日は江戸川区方面に用事があるはずだったんだけど、家を出てしまってから「中止」の指令が出てしまった。でも京成バスの一日乗車券を購入しちゃったのでそのまま葛西経由で浦安まで買い物に出かけた。

シャトルセブン

 葛西駅へは亀有駅からシャトルセブン。環七が空いてる時はほんとに早い。江戸川区は葛飾区の南に隣接していて距離的には大したことがないのに電車の便がない。

 もし、金町・亀有から電車で葛西へ行こうとすると、大手町(東京駅)まで出て地下鉄東西線とか、千葉の新松戸や西船橋を経由して京葉線で葛西臨海公園とか、あり得ないような遠回りをしなければならなかった。

 まあ、バスをいくつも乗り継いで行く方法がないこともないけれど、わかりにくいのでフツーの人はたぶんしない(っていうかできない)。ところがシャトルセブンってやつを使うと、環七をぴゅーっとまっすぐ葛西方面まで行っちゃうので速いんだねー、これがまた。まだ実験路線らしいけど、ずーっとつづけて欲しい。

 ちなみに、シャトルセブンはディズニーリゾートまで行くんだよ。葛西方面への足がなかったということは、ディズニーランドも遠かったってこと(京葉線で言うと葛西臨海公園の次だからね)。鼠の国でイベントがある日はシャトルセブンが満員御礼らしい。

葛西駅から徒歩で浦安へ

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▲葛西駅のロータリーにある発電用の風車。こないだ見たのはいつだったかな。その時はまだ工事中だったけど、今日はちゃんと動いてた。

 葛西駅からは徒歩で。葛西と浦安の中間くらいに正月飾りを作ってる店があって、江戸川区に住んでた時に毎年買ってた。ここまで来たのでついでに買うことにする。このあたり、バスは都バスしか走ってないので京成の一日乗車券が使えない。土地勘はあるので特に迷わず到着。玄関につるすお飾りを買った。

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▲西野商店:門松なんかを作ってる。南葛西(中葛西?)のでかいイトーヨーカドーのある道をまっすぐ北へ突き当たるまで行ったとこ。昔、マルカ書店とかいう本屋さんがあった交差点にある。けっこう大きな本屋さんだと思ってたけどなくなっちゃったのね。

妙見島は東京23区内唯一の島、らしいです

 西野商店を出て、浦安へ。浦安は江戸川を渡った向こう、千葉県だけど、ここからだと葛西駅まで戻るより歩いちゃったほうが近そう。

 江戸川にかかる浦安橋の下には、妙見島という島がある。島といっても今では江戸川の中州みたいな状態になっているんだけれど、このあたりは海だったはずなので、昔は本当に島だったんだと思う。他にも島くらいあったんだろうけど、埋め立てられて陸になってしまい、妙見島だけは江戸川の河口にあったから残ったんじゃないかと、これはあくまで想像。

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▲妙見島

 とても小さな島で、人も住んでるかもしれないけど見わたす限り工場ばっかり。でも、島の中にぽつんとラブホテルが立ってるんだね、これがまた。地元民のともだちが「なんでこんな人も通わない場所にラブホなんか」って言ってたけど、そら人が通わないからラブホがあるんでしょうが。若き男女が思う存分イチャイチャするのに、妙見島のようなところは最適だったに違いないよ。わたしだってここに土地持ってたら、絶対経営してるね、ラブホ。道ばたでされるよりいいじゃない(笑)

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▲江戸川区と浦安の境目

魚市場

 浦安駅から徒歩数分のところに魚市場があって、ここも江戸川区に住んでた時にみつけた場所。葛飾区にもどってきてからも、正月の前には覗きにくることにしてる。

 年末は一般の人も大勢買い物に来るので駐車場待ちで交通が麻痺するくらいの勢いなんだけれど、今年は少し早かったのでそんなに人はいなかった。たぶん、30日くらいからものすごいんじゃないのかな。

 変わった魚がないかと思ったけど、あんまり珍しいものもなかったので、スジコとスルメと黒豆を買った。覗きに来ることに意義があるので、まあよし。

◎浦安魚市場公式サイト
http://www.urayasu-uoichiba.ne.jp/

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▲これは魚河岸のビルに隣接したところにある古い商業施設っていうか、築地でいうと場外市場みたいなとこ。ほとんどシャッターが下りてるけど、海苔屋さんとかは元気にやってる。食堂みたいなところは、ひょっとすると早朝しか開いてないのかもしれない。


大きな地図で見る

帰りは葛西まで電車、葛西からはバスで小岩駅へ

 帰りは浦安から葛西まで地下鉄に乗った。といってもここらは地上を走っているんだけどね。電車の中から妙見島を見たら、ちょうど良い感じに中州っぽく見えるので「しまった、写すならこっちか」と思ったけれど遅かった。

 葛西駅前のジョナサンでランチを食べて、シャトルセブンで帰ってもいいけれど、金町経由で帰ったほうが家まで京成バスで帰れるので、名主屋敷経由の小岩駅行きに乗った。

 名主屋敷というのは古い茅葺きのお屋敷を保存してあるところで、前に見学に行ったけど、屋敷の管理をしてる人にいろいろ話を聞いたりして、けっこう面白かった。

◎江戸川区:名主屋敷
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/syoukai/meguri/map/nanushi.html

 今日は家ですることもあるので途中下車しないで小岩駅まで。そこからまたバスに乗って金町駅へ行き、イトーヨーカドーの二階に新しく出来たホームセンターでがぼ様(猫)のカリカリ餌を買って、またバスに乗って帰宅。

京成バスの一日乗車券 500円(三回乗るとペイする)
浦安から葛西までの電車賃 160円
合計 660円
一日乗車券は便利だねー。

タグ:地元(葛飾周辺)

目打ち騒動のその後

http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?mode=comment&no=531
(前回までのあらすじ)近所の百円ショップで「千枚通しはどこ?」とたずねたら若い店員に千枚通しが通じなかった。その後、自分が求めているものが、千枚通しとも言うけど「目打ち」と言ったほうが適切だと気づいた珍獣様は……

 イトーヨーカドー金町店の2Fで「目打ちはどこにありますか?」と聞いたら、店員の兄さんやオバチャンたちがわらわらやってきた。オバチャンたちは「目打ち? 手芸用品でしょう?」「ここじゃないわよね」と言ってた。当然手芸用品は見てきたけどなかったんだYO!

 兄さんはというと、目打ちの意味がわからず、あちこち見回して「目打ち」って書いてあるものを探してる様子だった。ううむ、目打ちや千枚通しは死語なのか?

 しょうがないので「じゃあ、キリか千枚通しのあるところ」と言い直してみたら、キリは通じたみたいだった。

 キリのところへ連れていってもらうと、たしかに目打ちの形をしたものがあった。工具では「クジリ」と言うらしい。まあ、クジリと言ったところで兄さんには通じないだろうし、さっきの様子だとオバチャンにも通じないだろう(クジリの方を知ってたら「ここじゃなくて手芸用品」とは言わないだろうから)。じゃあなんて言えば通じるんだよう。

 クジリを買ってもよかったんだけれど、ついでがあったのでヨーカドーの向かいにあるシルクという100円ショップを見たら、手芸用品に同じ形状のものがあった。手芸ではやっぱり「目打ち」と言うらしい。日本語って難しい。

 工具のクジリには鉄製とステンレス製があるらしい。手芸用の目打ちは、スチールだって書いてあるから鉄製なんだろうな。

コオロギを買いに行って大鍋を買って帰ってきた

 カエルの餌は公園でとれない季節は戸ヶ崎(三郷市)にある熱帯魚屋で買うんだけれど、せっかく歩いてこんなところまで来たんだからと、いなげや(スーパー)をうろついていたら、26cmの真鍮鍋が780円とかだったので購入した。近所で買うと1280円くらいだったと思う(同じメーカーじゃないかもしれないけどね)。

 レジのオバチャンに「最近は家族が少ないから、こういう大きな鍋は滅多に売れないのよ」と言われた。ははは、そうですねえ、と適当に笑って受け流した。うちでもこんなの料理には使わないよ。繭を煮るのに使うんだよ〜ん。

 野菜コーナーには、三郷の畑でよく見るずんぐり太い大根があった。普通の大根三本分くらいの太さで、聖護院大根みたいに丸くはならないやつ。大きいのに170円くらいなので買いたかったけど、鍋と大根とコオロギを抱えて帰るのは無理なのであきらめた。

その後の玄関先

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▲ツリーっぽいものを作ろうと思ってるうちにクリスマスイブになってしまった。

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▲薗部式ユニットをキューブに組んだやつ。赤と白、緑と白の組み合わせで作るとクリスマスっぽい。金色のクレヨンで適当に模様も描いてみた。

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▲松ぼっくりを金と銀の水彩絵の具で塗ったやつ。これはこのまま正月飾りになるのであーる。もちろん赤と緑の敷物は片付ける。

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▲ダビデの星をホッチキスで止めてオーナメントに。折り方はサンリオの『ビバ!おりがみ』に乗ってるけど絶版なので図書館で探しましょう。

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▲先日折りまくった魚を紐でくくたやつ。これはお正月用。>詳細こっち


 クリスマスが終わったら次は正月と春節だぞー!!

タグ:おりがみ

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珍獣ららむ〜 (12/24 20:22) 編集・削除

あ、タイトルが仮のままだったー。
まあいいか。
みなさん、メリークリスマス。

珍獣ららむ〜 (12/25 01:38) 編集・削除

ジャイアン計画:クリスマス特集
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/dbuta/database.cgi?IDv005=&IDn005=keys3&IDn006=AND&template=006-005&IDv007=&IDn007=keys4&IDn008=AND&template=007-008&keys6=&keys7=&keys5=&joinkeys11=&joinkeys8=&joinkeys9=&IDv001=&IDn001=not&word=0&print=50&INDEX=%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9



寝ますー

[亀有]ピリカ WALL-E やっと米が来た

『ウォーリー』を見に行った

 毎月20日はMOVIXデイだそうで、亀有や三郷にあるMOVIXで映画が1000円均一になるのです。『WALL-E(ウォーリー)』を見に行きました。

 なんて、狙って行ったようなことを書いてますが、行ってみたら偶然 MOVIXデイ だったのです。割引日だからかもしれないけれど、昼間はけっこう混んでたようです。

 ウォーリーは掃除ロボットです。人間はゴミだらけになった地球をロボットにまかせて宇宙船で飛んでいってしまいました。700年たった今も地球の掃除はおわらず、仲間のロボットはどんどん壊れ、ウォーリーは最後の一台になってしまいました。

 ウォーリーは人間が地球に派遣した調査ロボットのイブと仲良くなり、そのイブが地球に芽生えた小さな植物を発見したことから騒動が始まります。ラストはもちろんハッピーエンド。

 吹き替え版で見たのですが(字幕版は夜やってなかったから)、主人公のウォーリーは自分やイブの名前を言う以外にセリフがなく、たぶんオリジナルの効果音のままだと思います。彼女のイブは、名前以外にノーとか、コマンドとかの短い単語を話すので声優さんが吹き替えた部分もありました(もちろん機械っぽく加工されている)。ちゃんとセリフをしゃべっているのは人間の登場人物だけです。

 面白かったのは、吹き替え版で見ると書き文字の部分まで日本語になっていること。普通の洋画なら看板の文字などは字幕でしょう? 書き忘れていたけれど、この映画はCGアニメなんです。輸出用に文字を抜いたバージョンを作ってあるんですね。ちょっと驚きました。でも、DVDに入れる時はどうするんでしょう。字幕と吹き替えを切り替えた時、その部分のチャプターだけ入れ替えたりできるんでしょうか。

 ちなみに、CGを作ってるのはスティーブ・ジョブズがやってるピクサーっていう会社です。ウォーリーが太陽電池で充電を終えると、MacOS 伝統のジャーンというオケヒットで再起動するところなんかにニヤリとする人は多いと思います。

 アメリカ映画らしいドタバタと、日本人が好むような切なさと、機械萌え、エコを呼びかけるメッセージなど、さまざま詰め込まれてなかなか面白く見られました。そんなに複雑な話じゃないので、ここが面白いって書くとおもいっきりネタバレになりそうなのでやめときます。大人にも子供にもおすすめ。

◎WALL-E 公式サイト(思いっきり音が出ます)
http://www.disney.co.jp/movies/wall-e/

アポジーとペリジー

 ところで、『WALL-E』を見ていてアポジーとペリジーのことを思い出したのはわたしだけでしょうか。二頭身で細い首の上に双眼鏡みたいな頭がついていて、キャタピラかなにかで動きます(二足歩行しないってこと)。25年くらい前の、なんらかの飲み物のCMキャラで、夜空を背景にふたりで寄り添い「アポジー」「ペリジー」と呼び合ってたと思います。とてもかわいらしく、学校などで話題になってました。

 ちょっとオーバーな物言いですが、わたしにとってアポジー&ペリジーは、ロボットに関する固定概念がきれいに書き換えられてしまうほどの衝撃でした。なんせ、わたしのイメージするロボットは、アニメの巨大ロボだったり、スターウォーズのR2-D2や、C-3POや、ヤマトに出てくるアナライザーなどが全てだったのです。

 最近では外国のクリエーターが日本の作品を参考にしてるケースは少なくないですが、さすがにそんな大昔のCMまで参考にしてるはずがないので、似ているのは別の理由だと思うのです。

 つまり、アポジーとペリジーの、さらにもとになった何かがアメリカかどこかのSF映画にあるんじゃないのかなあと。

  • 二頭身キャラであること
  • 足がなく、キャタピラか反重力のような仕組みで動くこと
  • 首が細いこと
  • 双眼鏡のような頭がついていること

 25年以上前の映画かなにかで、この条件にあうようなロボットの出てくるものは、何かあるでしょうか。

米がないので外食に頼った週末

 またもや失敗。米が切れるのに気づかなかった。あわてて生協に注文をかけたら、あと三日で配達日というところで米切れ。あいたたた。

 仕方ないので三日くらい外食とお弁当で過ごした。20日は映画を見に行くついでに夜は亀有のピリカという中華料理屋さんへ行ってみた。亀有駅北口を背にして右へ行ったところ。線路の下にあるお店。前から気にはなっていたんだけれど、入ってみるのは初めてです

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▲酸辣湯麺 700円也

 ご飯も食べたいけど麺もいいなあと、いろいろ迷って酸辣湯麺にしました。出てきてびっくり、うわーー、すごい量だー(^o^)ひゃっほー。うっかりサイドメニューなんかたのまなくてよかった。鶏の唐揚げとか食べたくて、どうしようか迷ったんですよー。

 これは、友達とふたりで出かけて、麺類を一品と、おつまみに何か頼んで、ビールでも飲むのがちょうど良いかなって感じです。ひとりだと麺類だけでおなかいっぱいになってしまうー(笑)

 ちなみに、味はまあまあ。とろみがついてるわりに麺とあまりなじまないような気はするけれど、酸辣湯麺なのでこんなサッパリ系でよいのかも。

 チャンスがあったら次は炒飯などのご飯類がどんなボリュームなのか見てきます。

◎ピリカ
東京都葛飾区亀有3-25-1
亀有駅北口から0分。線路の下。
営業時間 11:00〜翌3:30
定休日 日曜
駐車場 なし(駅前なのでまわりにコインパークなら探せる)
禁煙席 なし

葛飾で酸辣湯麺が食べられる店 酸辛湯麺 スーラータンメン サンラータンメン

新しい蒟蒻畑Lite

 亀有駅北口のぱぱすで買いました。

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▲真ん中が新しい蒟蒻畑。左右は従来品。リンゴだけ新しい袋でした。リンゴは人気なので流通在庫がつきてるんでしょうか。っていうか、この店には桃とぶどうがずっとあったってこと? しまった、もっと早く見に行くんだった!

 新しいパッケージは袋の下四分の一くらいに、大きく注意書きが入ってます。


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▲左が新しいの、右が従来品。右下にあった注意書きが左上に移って「凍らせると硬さが増しますので、凍らせないでください」という注意書きが増えました。文字サイズも少し大きくなっています。

 凍らせた蒟蒻畑の事故を聞いて、わたしも凍らせてみたのですが、凍るとちょっとやそっとつまんだくらいじゃ出てこなくなります。

 力を入れてカップをつまむと、想像以上の勢いで飛び出すので、ほとんどの場合、顔面直撃で床に落ちました。口には入りません。もったいないのでやめたほうがいいです。

 しばらく放置すると、まわりだけ溶けてきますが、中心は硬いままです。この状態で口に直撃させると健康な人でもヤバイかも知れないので注意が必要です。

 あと、自分でやってみて思ったのは、凍らせた状態で子供に与えると、確実にちゅーちゅーしゃぶりますよね。それがいけない。カップを手で握ってしゃぶっていると、まわりが溶けてつるんと出てくるんです。ちゅーちゅー吸ってる状態だから口に入りやすいんじゃないですかね。

 まあとにかく、水でも誤嚥下で死ぬ場合がありますから気をつけましょうってことで。かくいうわたしはにぎり寿司の赤貝を喉につまらせたことがあります。

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▲新しい蒟蒻畑には、カップにも注意書きがある。

そんなこんなで月曜日

 やっと米がキター。雨が降り出す前に買い物してくるよー。朝はあんなに天気がよくて暖かかったのに、予報通りごごから雲が出ていつ降り出してもおかしくない感じ。気温も下がってます。

買い物から帰りました

 すでにぱらついてます。まだ傘が必要なほどではありませんが、もうすぐざーっときそうです。風が強いです。

タグ:たべもの屋 地元(葛飾周辺)

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珍獣ららむ〜 (12/22 16:39) 編集・削除

あっ、降ってきた。
しかもすごい雨だよ。
天気予報って当たるんだねー。

ひろこ (12/22 20:44) 編集・削除

ショートサーキットが1986年、
ニューヨーク東8番街の奇跡(*Batteries not Included)は1987年、
ここら辺を思い出したけどまだあるかも。

珍獣ららむ〜 (12/23 00:54) 編集・削除

 ウォーリーの源流はショートサーキットあたりかもしれないんだけれど、アポジーとペリジーは1984年らしいのでビミョーかなあって感じ。でも、制作中の写真が何かで紹介されてる可能性もあるので否定しきれないねー。


 ニューヨーク東8番外の奇跡のほうは……あ、これもしkするとダーティーペアのナンモ!?


 はてなの人力検索にも出してるのでいろいろ集まっていそうだけど、今日は眠いので寝ますー。

珍獣ららむ〜 (12/23 09:05) 編集・削除

起きました。
冷静に見るとナンモのほうがかわいいし、ナンモのほうが先ですね。
ダーティー・ペアは1985年にテレビアニメ。小説はもっと前ですな。

はてなの人力検索でも聞いてみました。
今のところ「これは似てる!!」というものが
1980年代にトミーで出してたオモチャくらい。
残念ながらアポジー&ペリジーの前かどうかまでわからないし。
http://q.hatena.ne.jp/1229938847

ひろこ (12/23 23:33) 編集・削除

http://jp.youtube.com/watch?v=o0E1N2EJVhg

ttp://bp.cocolog-nifty.com/bp/2007/10/apogee_perigee__7472.html

これかぁ、憶えてないけど…良いねぇ。
1984年ってTVを全然見なかった時期だわ。

珍獣ららむ〜 (12/24 11:34) 編集・削除

 そうです、そうです、それなのです。SF映画とか漫画なんか興味ないねって人ですら、そのロボットは可愛いと感じるような衝撃だったのです。

 若い人は「普通じゃないの?」と思うかもしれないけれど、こういうのが「普通」になるルーツがアポジー&ペリジーあたりにありそうだと思うんですよ。

 で、今回みなさんに聞いてみたところ、海外には遠い祖先はいるかもしれないけれど、直径の親みたいなのはなさそうだってわかりました。日本、けっこう偉いです。

 ちなみに、↓の参考画像は、
http://f.hatena.ne.jp/chinjuh/20081222180525
アポジー&ペリジーの頃に、わたしがラクガキしてたロボットを思い出して書いたのです。トミーのオモチャがほとんど同じデザインなので笑いました。