記事一覧

石ノ森萬画館が再オープン・その2

ファイル 1471-1.jpg
▲これは iPhone じゃなくデジカメで写したんですが、真ん中に小さく写ってるのがロボコン。実はロボコンがけっこう人気なんですよ。生ロボコンは仮面ライダーよりレアですからねえ。

 実はこんなんじゃなく、もっといい写真が何枚かあるんですよ。わたしのデジカメは望遠がきくので。ところがそういうのには人の顔が写っちゃうんです。すっごくいい表情で携帯のシャッターきってる人とか、出したいけど肖像権とか考えると出せないんですよね。わたしゃ残念なことに新聞だか雑誌だかの記者だかなんだかじゃないもので(取材の人が当たり散らしてるのが面白かったものでつい…)。

ファイル 1471-2.jpg
▲新しくできたロボコンとガンツ先生。子供に大人気でした。ロボコンの背中の部品(プロペラになるとこ?)には、まだビニールがかかってました。

ファイル 1471-3.jpg
▲ガラスの壁を通り抜けてる人も健在でした。誰だっけこれ、スカルマン?

ファイル 1471-4.jpg
▲これはコインロッカー。震災前にあったのとは絵柄が違うんですよ。


▲これは震災前にとった写真をつなげて作ったスライドショーです。12秒くらいのところにロッカーが写ってます。



 というわけで、牡蠣たべて萬画館を見るだけで帰ってくる石巻弾丸旅行記でした。移動はおともだちのイタ車(痛いんじゃなくてイタリア車です)。

 葛飾区内から石巻まで高速が渋滞しなければ6時間くらいです。帰りは19時ごろ石巻を出て、途中のサービスエリアで仮眠しながら東京には朝方つきました。

タグ:東北

石ノ森萬画館が再オープン、大混乱の開館式

ファイル 1470-1.jpg
 東日本大震災による津波にあい、長いこと閉館していた石ノ森萬画館(宮城県石巻市)が2012年11月17日に再開するという知らせをうけ、珍獣の館取材班(わたししかいないんだけどさ)は石巻にすっとんでいったのであります。

ファイル 1470-2.jpg
 すっかりきれいになった萬画館です。石ノ森キャラのコインロッカーもあるし、すっかり元通りです。あ、ロボコンとガンツ先生が増えてますね! テープカット用のテープも用意されています。

 この日はあいにくの小雨まじりでしたが、会場には地元だけでなく遠くからのお客さんもたーくさんいました。みんな常連さんらしく、いついつのイベントにも来たんだよと口々に話しています。

 みんなこの日をずーっと待っていたので喜びも期待もひとしおです。決定的瞬間をひと目でも見ようと、何時間も前から待ってる人がけっこういたみたいです。

 ところがここで問題発生。会場整理がひどかった。館の前に広場のような場所があるのですが、先に来た人から奥に行けっていわれるんです。とくに最後尾とかなくて、とにかく広場で待っててくださいって。

 正直そんな指示に従う人とかいないですよ。だってほら、目の前にはテープが用意されてるわけで、こっちでイベントがあるのかなあって思うから、先に来た人から広場の入り口が埋まっちゃうわけ。奥はあいてるのに後から来た人は通れないでしょ。だから道にひろがって人だかりができちゃう。奥へ行ってくださーい、通れないよー、みたいなダラッとした感じになってました。これ東京だったらたぶんパニックになるわね。

 そうこうしているうちに開会式が始まったんですが、あれ? イベントはテープのあるところでするんじゃないの? えー、なにそれ、あっちのテントの中ぁ? こっからじゃ見えないじゃない、ぶーぶー!!

 市長さんとか、俳優の小野寺丈さん(石ノ森先生の長男)とか、漫画家の里中満智子先生とかが挨拶してるのは聞こえるんですが、ぜんぜん見えない。わたしたちは牡蠣食べたあとにダラッと来たので別にいいんですが、早くから来てた人は完全に貧乏くじ。なにこの仕打ち。仮面ライダーGIRLS とかいう地元アイドル歌手のみなさんの歌とか始まっても「誰それ?」みたいな感じでしたわ。

 来賓のみなさんの挨拶が終わると仮面ライダーをはじめとする石ノ森ヒーローのみなさんが登場しました。これには待っていたみなさんが一気に色めき立って、広場から一斉にダッシュですよ。あー、いわんこっちゃない、パニックだー。

 幸いなことに大勢といってもそれほどでもなかったようで大事にはいたらなかったのですが、もう秩序とかどっかいっちゃってましたね。初代だー、フォーゼだー、俺あの新しいの知らないよ、うわー、おいロボコンだぞ、ロボコーン!!ってなもんですよ。

 そんでもって来賓のみなさんが館の入り口に移動して、ついにテープカットの瞬間がやってくるんですが、ここからがまた大変だった。もはや秩序のちの字もなくなっているから、みなさん携帯電話を片手に前へ前へと押し寄せてきます。

 ここでパニックになったのは新聞だか雑誌だかの記者だか何だかの人。押し寄せてきた一般客に「自分たちは正式に許可をえて取材してんだぞ、文句あるなら係員に言え」とか当たり散らして追い返そうとしやがるんですよ。

 おしのけられた親子連れ大激怒。「帰れっていうんですか、見るなっていうんですか!!」そうですよねえ、取材陣の都合とか知りませんよ。みんな待ってたんだもんこの瞬間を。だいたい、文句があるんなら取材班の方で係員に抗議したらいいんじゃないですかね。約束と違う状態になってるのは一般客のせいじゃないと思うんだけど?

 っていうか、フツーこうなっちゃったらこの混乱と熱気を取材するでしょ。世の中の人たちが見たいのって整然と並んでテープカットしてる来賓のみなさんなのかどうか。

ファイル 1470-3.jpg
 んで、わたしは人垣の間からテープカットの瞬間を iPhone5 で華麗に撮影ですよ。あーた、人の頭が写ってるくらいが臨場感あっていいんじゃございませんこと。

ファイル 1470-4.jpg
 ちょいと振り向けばエアバズーカドーンですよ。舞い散るテープなんかも華麗に撮影ですわ。

ファイル 1470-5.jpg
 石ノ森キャラのカラクリ時計も完全復活です。いやあ、めでたいめでたい、わっはっはっは。


 この日は館内が無料開放されたので、みんなどどーっと入り口に押し寄せて、まあ大変なこと。良かったですよ怪我人や死人が出なくて。東京だったらこんな会場整理してたら事件になりますって。のんびりしてるなあ。

 で、行列して中に入ってみたら、なんかみんな、館内より入り口のショップに行列できてました。ええええ、限定品目当てかい!

 そんなこんなで、大勢人がいたわりに余裕を持って館内をまわれました。津波は二階まであがってこなかったそうで、中はもとのままでしたよ。


 写真があるので次の記事に続きます。

タグ:東北

伊豆市のマンホール、黒いはんぺん、カラフルな麩菓子

 伊豆旅行記はそろそろ終わりです。時系列のまとめはこのへんです>http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1459

マンホール

ファイル 1467-1.jpg
ファイル 1467-2.jpg
 伊豆市のというか、旧天城湯ケ島町のマンホールらしいです。伊豆の踊子の絵柄です。うすさま明王の明徳寺の近くで写しました。

黒いはんぺん

ファイル 1467-3.jpg
ファイル 1467-4.jpg
 静岡のはんぺんは黒いって聞いてたんですが、たしかに黒いですね。イワシのつくねを平べったくしたみたいな感じ。宿の近くのスーパーで見切り品を購入したので半額シール付きですみません。

カラフルな麩菓子

ファイル 1467-5.jpg
 あま麩というらしいです。麩菓子なんですが、東京でよく見るのカリントウみたいな黒糖味で色も焦げ茶色をしてるんです。こんなきれいな色をした麩菓子はめずらしいなあと思ってなんとなく買いました。伊豆では普通なんでしょうか?

タグ:伊豆 マンホール 食材 郷土料理 おやつ

【ロマンポルノ】陽の摩羅様をかついで陰の社に和合する奇祭がある「どんつく神社」

 福島県の南相馬というところに撮影するとパワーが光になって写り込むというお寺があるそうですが(ここ>http://www.yenmiyouin.jp/cn19/Shine.html)、そういうことならわたくしにおまかせください。パワーの撮影ならば負けておりませんぞ!

 したの写真は伊豆・稲取で写してきた「どんつく神社」です。

ファイル 1466-1.jpg
▲これがウワサのどんつく神社(伊豆・稲取)です。毎年6月の第一火曜・水曜日に御神体の摩羅様をのせたお神輿をかついで町をねりあるくめくるめく御祭りが開催されるそうでございます。

ファイル 1466-2.jpg
▲こちらが御神体の摩羅様でございます。たいへん立派なお姿でございます。

ファイル 1466-3.jpg
▲ごらんくださいませ。お社を撮影すると、このようにパワーが光となって写り込むのでございます。ありがたやありがたや…

ファイル 1466-4.jpg


今回の記事は、このへん↓のサイトを参考にいたしました。
http://rocketnews24.com/2012/11/16/266805/
 このサイトの人は光が写るはずのところで写せてないけど、わたくしなんか写らなくていいところでちゃんと光を写したもんね。勝ったもんね。

タグ:伊豆 神社仏閣

天城山隧道(旧天城トンネル)

暗いトンネルに入ると、冷たい雫がぽたぽた落ちていた。南伊豆への出口が前方に小さく明るんでいた。

川端康成『伊豆の踊り子』より

ファイル 1465-1.jpg
▲天城山隧道。伊豆の踊り子に出てくるトンネルだそうです。 国道414号の旧道にあります。

ファイル 1465-2.jpg
▲苔むして読めないプレート。

ファイル 1465-3.jpg
▲トンネルの構造を説明する案内板。総長446m 幅員3.5m 有効高3.5m 標高708.74m 総工費10万3018円 完成明治38年。「石巻」という工法で作られており、馬蹄形の断面。大仁町吉田地区から切り出された吉田石が使われている。

ファイル 1465-4.jpg
▲道は舗装されておらず、道幅は普通車がやっと一台通れるくらい。通りがかった人に聞いたところ、以前はトンネルの中に灯はなく、提灯を借りて徒歩で見学したとのこと(いつごろの話かはききもらしました)。

 今は車が通ってもいいみたいですが、すれ違うほどの幅がないので鉢合わせたらどちらかがバックするしかありません。ここまで来る道も狭くてまがりくねった道でした。どのくらい人が来るのかわかりませんが、渋滞するとそうとうイヤンな感じだと思います。

タグ:伊豆