記事一覧

群馬にいこうよう4:グリーン牧場、晴夫とザビエル

 日テレの鉄腕ダッシュの企画で、福島県に村を作ってましたよね。原発騒ぎで避難せざるをえなくなって、村は草ぼうぼうのまま放置されているようです。今は JAXA が全面協力で村の植物が放射線をどのくらい吸収するか調査して、その模様を放送しています。

 ダッシュ村には犬やヤギなどの動物もいました。原発の周辺では、人が逃げるので精いっぱいで、たくさんの家畜やペットが置き去りにされて悲しいことになっていますが、幸いダッシュ村の動物はみんな避難させることができたようです。

 村の動物のうち、ヤギは群馬のグリーン牧場にいるということです。せっかくなので牧場の人に聞いてみたところ、あそこにいるのがそうですよ、とヤギの囲いに案内してくれました。確かにテレビで見たような雄ヤギが二頭います。わたしたちの他にもヤギを見に来た人がいて「あれがザビエルか?」というようなことを話してました。特別なんの説明もないので気付かない人は気付かないでしょうね。

 なお、案内してくれたオジサンは、ダッシュ村より国生さゆりと焼き芋をしたことが忘れられないようで、11月26日にテレビ東京で一瞬だけ写るかもしれないって言ってました。
 たぶんこの記事が撮影の模様ですね。>http://ameblo.jp/kokusyou-sayuri/entry-11073239737.html
 番組はこれかな?>http://iiyado.tv-tokyo.co.jp/


ファイル 1228-1.jpg
▲彼がザビエル。いい男ですが、キャラ的には普通かな。

ファイル 1228-2.jpg
▲こっちが晴夫のようです。彼はカメラを向けてもいい顔をしてくれないのです。いつも尻を向けちゃう。実は柵の向こうには…?

ファイル 1228-3.jpg
▲かわいいヤギのお嬢さんがいて、晴夫はこのお嬢さんに秋波を送っていたのです。そりゃあもう激しいアピールでした。鼻をならし、柵の隙間から口を出して、空中で舌をれろれろやったりして、どう見てもエロ爺です。大変ありがとうございました。しかし、お嬢さんは完全に無視。このお嬢さんもダッシュ村から来たんでしょうか。メスヤギも何頭か来ているはずです。

ファイル 1228-4.jpg
▲精力絶倫な晴夫はどうやってもうまく写りませんでした。カメラを向けると「オマエでもいい!」と言いたげに鼻を鳴らしたり、もう大変な状態です。

 しょうがないので写真はあきらめて、角のあいだをなでてやったら、急に大人しくなったので、鼻面だのあごの下だの徹底的になで回して完全に手なずけておきました。わたくしにかかれば雄ヤギなど思いのままですわ、おーほほほほ。


 先に書いた通り避難地域では家畜やペットを泣く泣くあきらめて、せかされるようにして家を離れた人たちが沢山います。ダッシュ村の動物達は幸運な例です。動物も、人も、早く帰れるようになるといいな。

タグ:群馬

群馬にいこうよう3:三十年ぶりのグリーン牧場

 今回の群馬旅行はあんまりやることないので時間が余りました。そこで渋川駅と伊香保温泉の中間くらいにあるグリーン牧場に入ってみることにしました。ともだちは初めてで、わたしは四回目くらい?

 四回目といったって前回おとずれたのは三十年くらい前の話なんです。いや、もっと前だったかもしれないなあ。グリーン牧場が出来て間もないころに何度か行って、あと小学校の遠足でも行ったはずです。いずれにしても 70年代の話(笑)

ファイル 1227-1.jpg
▲入り口。当時はこんなかわいいウシのキャラとかいたかなあ。

ファイル 1227-2.jpg
▲牛舎。昔はたしか牛舎の近くに牛乳を製造してる場所があって、そこで瓶詰めしたばかりの牛乳を売ってたような気がします。その牛乳が給食で飲んでるのと違ってものすごく濃くて、美味しいので来るたびに一本買って飲んでたと思います。

 今も牧場牛乳っていう瓶入りの牛乳は売られてるんですが、買って飲んでみたけど昔みたいな濃厚さを感じませんでした。子供の頃の記憶なので印象が強調されてるのかもしれないですね。あるいは製法が昔と違うのかも知れないですが、もはや確かめようもありません。

 とにかくこの牛乳は濃いなーと感じたのは、子供の頃にグリーン牧場で飲んだのと、小学校の高原学校で地元の牛乳屋さんから差し入れられた瓶入り牛乳だけなんです。それ以外は特になんとも感じたことがなく、あの濃さはなんだったのかなあと未だに思いだします。

ファイル 1227-3.jpg
▲シープドッグショー:このヒツジさんたちの群れを…

ファイル 1227-4.png
▲ニュージーランドの牧羊犬が追うショーを見ました。ショーのあとは羊や犬にふれあったりだきあったりなめあったり??する時間もあります。こんなの昔来たときはなかったなーと思ったら、1990年ごろに始めた新しい(?!)ショーらしいですよ。

ファイル 1227-5.jpg
▲これは牧羊犬をあやつるのに使う笛です。口に含んで舌から空気を通すと指笛みたいにピーッと鳴るはずなんですが、わたしには難しくてまだ音が鳴りません。練習すると曲も吹けるそうです。お兄さんがメリーさんの羊を吹いてました。300円也。


 ところで、グリーン牧場といえば、福島県にあるダッシュ村から晴夫とザビエルというヤギが避難してきてます。せっかくだから顔を見ておこうかってことで、次の記事につづきます。

タグ:群馬

群馬にいこうよう2:美味しいものはいっぱいだった

 群馬にいこうよう、続きです。今回は美味しいものを食べて来ようと思い、事前に行ってみたいお店をいくつか選んでおきました。どれも大当たりで天高く珍獣肥える秋といった感じです。

お昼

ファイル 1226-1.jpg
▲ニコニコ亭(渋川市):ソースカツ丼で有名な店です。群馬のカツ丼はソースカツだってテレビ番組で紹介されたらしいんですが、わたしが育った伊勢崎では普通の卵とじが主流だったと思うんです。どこの話だろうって思ってたら、渋川はソースカツみたいですね。

 午前11時開店で、わたしたちが到着したのは11時半くらい。その時点で店内に二組くらいお客さんがいました。わたしたちの後に次から次へとお客さんがやってきて、小さな店内がいっぱいでした。

ファイル 1226-2.jpg
▲ソースカツ二枚丼 530円也。カツが大きすぎてご飯が見えない(笑) 二枚丼でこんなボリュームなのに「三枚丼と持ち帰りで五枚ください」とかって普通に頼んでる人がけっこういました。

 ニコニコ亭の住所は 群馬県渋川市渋川寄居町2176-3 です。渋川駅からだと 1km くらい。定休日は月曜日と、第一・第三日曜日。営業時間は 11〜14時と16〜18時です。店のまわりは道が細く一方通行が多いですが車は入れます。無料駐車場があります。

おやつ

ファイル 1226-3.jpg
▲田中屋(伊香保温泉)の、蒸かしたての湯の花饅頭です。石段街のちょうどまんなかあたりにある店です。この店は、たしか小学校の遠足で立ち寄ったことがあります。蒸かしたてだよーって言われて、みんなで一個ずつ買って、ほかほかの湯の花饅頭なんて初めてだねって言いながら食べたのを覚えてます。

 一説によると、伊香保温泉は温泉饅頭発祥の地だそうです。伊香保の温泉饅頭は、湯の花饅頭と呼ばれています。饅頭を作る店があっちこっちにあって、それぞれに少しずつ味が違うので、食べ比べるのも楽しいですね。

 この日の伊香保温泉はすっっっっっっっっごい人でした。いつも伊香保に来ると、土日なのに16時ごろから閑散としてて、お店閉まってるし、ここ大丈夫なのかなって感じでしたが、さすがに紅葉の季節はお客さんが大勢いるんですね。到着したのは16時半であたりが薄暗くなった頃ですが、軽井沢かと思うくらい観光客がいてびっくりです。

夕食

 夕食はイタリアンにしました。群馬でイタリアンというのもどうかと思ったんですが、田舎なので店が早めに閉まっちゃうので、夜遅くまで開いてるところで、ファミレスじゃないところって探したらイタリアンになってしまいました。

 でも、この日入った店は大当たりでした。八木原駅から 1.5 kmくらい? 三国街道沿いにあるバンビーノというお店です。料理は本格的だし、ボリュームがあって安いです。みんな知ってるのか次から次へとお客さんが来てました。到着があと 30分遅かったら入れなかったかもしれません。

 いろんなものを食べてみたかったので、ともだちがオススメコース 1780円 を注文。これにはスパゲッティとシチューハンバーグと、サラダとデザートと飲み物がついてきます。

 わたしは米粉のスパゲッティのイカ墨ソースに、サラダと飲み物のセットで 1430円というのを注文しました。ちょっとお行儀悪いけど、コース料理のハンバーグやデザートを二人でつつきあおうという寸法です。

ファイル 1226-4.jpg
▲イタリアンレストラン・バンビーノ(渋川市)の、米粉のパスタのイカ墨ソース。これが絶品でした。米粉のパスタはモチモチしていてイカ墨によくからみます。しかもイカ墨の濃厚なことったら、うま味で頭がぼーっとするくらいでしたね。

ファイル 1226-5.jpg
▲同じくバンビーノのシチューハンバーグ。これはコース料理についてきたものです。これも美味しかったー。普段、ココスやジョナサンで食べてるハンバーグだって美味しいですが、この店のハンバーグを食べてしまうと「やっぱりファミレスはイマイチだよね」なんてことを言いたくなるほどです。

 いちいち写真を掲載すると長くなるのでこのくらいにしますが、二人でお腹いっぱい食べて飲み物もついて 3210円ですから、ファミレスなんか行ってる場合じゃないですね。いいなあ渋川の人は。うちの近所にもこんな店欲しいよ。

 バンビーノの住所は 群馬県渋川市有馬827-1 です。最寄りは八木原駅ですが、駅からはちょっと離れてます。定休日は月曜日。営業時間は 11〜22時半(ラストオーダー22時)です。 #2013年2月、22時前に店まで行ってみましたが、すでに灯が消えて営業が完全に終わっていました。確実に食べたいならあらかじめ電話かなにかで営業時間を確認したほうがいいと思う。電話番号は飲食店を紹介するサイトを検索すればわかると思うのでここには書きません。

 店について検索すると正しい場所をポイントしていない地図が多数ヒットします。住所で検索してはいけません。田舎の番地に地図が対応していないからです。正しい場所は三国街道の小倉という交差点のちょっと北です。

タグ:群馬 おやつ

群馬にいこうよう1:でも紅葉はなんとなく不発

 ともだちが13日に榛名に紅葉を見に行くというのでくっついていくことにしました。伊香保や榛名は紅葉の名所……だったはず。どっちかっていうと妙義山の紅葉の方が有名ですけどね。*1


 秋の伊香保・榛名には子供の頃に何度か行きました。渋川駅からバスに乗って伊香保温泉に向かって行くと、途中から夢のように美しい紅葉の景色が見られたと思うんですけど……うーん、なんかそうでもないですね。

 調べてみると今年の紅葉は10月下旬から始まってたそうですから、11月13日といえば終わりかけだったんですね。ちょっと残念。まあ子供の頃の記憶は美化されているので、真っ盛りを狙って行っても同じように感動するかわかんないです。20〜30年たってますから、当時あった木がなくなったりしてるでしょうし。

ファイル 1225-1.jpg
▲榛名湖です。ところどころに写真のようなカエデの木があって、このように「紅葉まっさかり!」的なだまし写真は撮れるのですが、実際には盛りは過ぎてると思います。

ファイル 1225-2.jpg
▲ちょうど日がかげっちゃって写真にはうまく写りませんでしたが、湖の向こうの山にカラマツ(たぶん)の黄色い森が見えてたので、ひょっとすると渋川ではなく高崎の方角に山を下りて行くとまた風景が違ったかもしれません。

ファイル 1225-3.jpg
▲伊香保から榛名へ登って行く道ぞいに、白くてぽわぽわしたものが沢山"咲いて"いたので、なんだろうって車の窓から写しました。光学30倍の望遠で写したのでこの時点では写した本人なんだかわかってません。帰宅後にデジカメから抜いて拡大してみたら、花じゃなくて綿毛でした。

ファイル 1225-4.png
▲ボタンヅルかなあ。センニンソウにも似てるけど。写真に写ってる葉は別の植物のものかもしれません。
 

*1:ここで「紅葉に映える妙義山(もみじにはえるみょうぎさん)」と、するっと出てくるようでないと群馬県人にはなれないので注意しましょう

タグ:群馬 植物

創業明治元年の焼き饅頭屋さん(伊勢崎)

 東武伊勢崎線の新伊勢崎駅の近くに創業明治元年という看板を出してる古い焼き饅頭屋さんがあるんですが、こないだ通りがかったら開いてたので入ってみました。ぜーったいやってないだろうと思ってたのでビックリです。
ファイル 1222-1.jpg
ファイル 1222-2.jpg
ファイル 1222-3.jpg
ファイル 1222-4.jpg
ファイル 1222-5.jpg

 店の中は写しませんでしたけど時間が止まってるみたいに古かったです。肝心の焼き饅頭は写しわすれましたが美味しうございました。

タグ:群馬 おやつ