記事一覧

年末飾りはまだ増える:魚、ダビデの星

ファイル 529-1.jpg
▲山口真の鯛、魚、カニ

折り方はこの本に掲載されています。

『折り紙でかわいい壁飾り』
お店屋さんごっこが楽しめる壁面構成アイデア集
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円) 送料別
 合計で1500円買うと宅配送料が無料になるので、もう一冊何か注文するとお得です。


 山口真というのはおりがみの偉い人で、子供でも折れるような易しい作品から、大人を満足させるようなちょっと手の込んだ作品までなんでも創作してしまうすごい人です。今度、文具店や100円ショップでおりがみのパッケージの裏を見てください。折り方指導「山口真」って書いてあるものがたくさんあるはずです。おりがみ界のユビキタス的巨匠なのです。

 普段は平面の作品より立体感のあるものばかり折ってますが、たまにこういう平たい作品を折ってみると新鮮な感動があったりします。特に鯛(二枚折り)はかなり気に入りました。折り方そのものはとても易しいのです。頭と胴体を別々に折って、さくっとはめると尾頭付きの鯛です。

 左右逆のものを、同じバランスになるように作って貼り合わせると、平面だけどやや立体になり、ちょっと重厚な作品になります。玄関に下げた正月飾りの鯛は、そうやって作りました。細長い魚も、紐でくくってつるそうと思います。

◎謎の祭りになりつつある玄関
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=522

 


ファイル 529-2.jpg
 こっちはクリスマス用のダビデの星です。前川淳という人の創作です。前川さんもおりがみのかなり偉い人です。かなり難しい作品を沢山創作しています。

 折り方は『ビバ!おりがみ』という、昔サンリオから出ていたものすごいおりがみの本に載っていますが、絶版で普通には買えませんが、図書館にはあるかもしれません。区内だと葛飾図書館の書庫にあるので、司書さんに言えば出してもらえます(貸し出しもしてくれます)。

 赤い紙で折ったのは伝承の六芒星で、ダビデの星を折ろうとして失敗した紙で作りました。前川さんのは著作権がありますから紹介はできないのですが、伝承の六芒星ならば下の動画でどうぞ(昔作ったものです)。


タグ:おりがみ

次第になんの祭りかわからなくなってゆく玄関先

ファイル 522-1.jpg
 クリスマスと正月を目前にして着々と飾り付けられていく玄関先。去年使ったゴールドクレストの小さな鉢は、真夏の大雨で根腐れして枯れました。

ファイル 522-2.jpg
▲作りまくった花のくすだま。詳細は>こちら

ファイル 522-3.jpg
▲先日のポインセチア。作り方は>こちら

ファイル 522-4.jpg
▲隅っこにはすでに正月飾りも。玄関が暗くてピントが合わない! 鯛は折紙で折ったのですよ。

タグ:おりがみ

コメント一覧

ひろこ (12/15 10:43) 編集・削除

オリエンタル趣味のアメリカ人の部屋みたいな匂いがする。
くす玉って丸いとクリスマスオーナメントっぽいけど、
房が付くととたんに七夕っぽくなるねぇ、面白い。

ポインセチアの折り方

 クリスマス用にポインセチアを作ったのでメイキングビデオを公開します。

材料
 赤い折紙 大小とりそろえて6〜8枚
 緑の折紙 赤より少し大きめ 1枚
 薄緑の折紙 赤い紙(大)と同じくらいの大きさ
 フローラテープ 緑
 針金
 のり



ファイル 519-1.jpg
▲こういう、葉の折り方があります。完全な伝承なのか、どなたかが考えたのか、ちょっとわかりません。呼び名がないとわかりにくいので、ここでは「基本の葉」と呼びます。

 ポインセチアは基本の葉を蛇腹に折って葉脈をつけ、主脈(真ん中の線)を直線ではなくカーブに折って表情をつけて使いました。

 一枚折りにこだわらなければ、こういう伝承的なやさしい折り方だけでも見栄えのするものが作れます。

タグ:おりがみ

花のくすだま

ファイル 515-1.jpg
▲ブローディアのパーツ

ファイル 515-2.jpg
▲左:チドリソウ、右:ブローディア、手前:ブルースター。

 久保満里子さんという人の「花のくすだま」という本を図書館で借りたら面白くなってしまい、楽天ポイントで買いました。円錐型のパーツを沢山作って糸でつなぐタイプです。

 伝承のくすだまをアレンジしたものが多いですが、よくもここまでバリエーションを考えつくもんです。暇さえあれば折りまくってます。昔買って放置してある折紙が面白いくらいに消費されていきます。

 折り方そのものは大して難しいことはないので、学校なんかでお友達とつくりまくると楽しいかなと思います(授業中にやっておりがみ禁止にされないように注意…笑)。玉にまとめるのに針と糸が必要です。

 
『花のくすだま』No.1とNo.2 ともに990円
セットで買えば宅配送料が無料になります。



伝承のくすだまの作り方

 これが作り方の基本です。上記の本を見ると、最初の写真みたいな華麗なものが作れるというわけです。

タグ:おりがみ

コメント一覧

まる URL (12/05 09:02) 編集・削除

ちょうど息子がコレにはまっているところです!!動画にあるくす玉と同じものを作ろうとチャレンジしています。
ところが・・・ヤツはテープでくっつけようとしているんですよ。で、「丸くならない!」と文句を言っています。そりゃそうだ。笑

学校から帰ったらこの動画を見せて学習させよう!!ありがとうございます♪

珍獣ららむ〜 (12/05 11:38) 編集・削除

これ、パーツの作り方は誰でも知っているのに、
玉にする方法を知ってる人は実は少ないんですよねー。

おりがみの薔薇vsほんものの薔薇

ファイル 322-1.jpg

 沢山の薔薇の中に、一枚だけおりがみの薔薇が混ざっているけど、パッと見どれがホンモノかわからない、というのをやってみたいのです。

 いくら川崎ローズが精巧にできているからって、紙の花と本物の見分けがつかないはずはない、と思う反面、紙の質と色さえ工夫すれば、写真にとっちゃうと見た瞬間はわからないんじゃないかとも思うのですよ。一呼吸するうちに気づくだろうけど。

 上の写真はうちで育ててる薔薇の横に並べて写してみたんだけれど、もっと沢山ならべて、少し引いちゃったら、本物の薔薇の中に川崎ローズがきれいに紛れ込まないかな、と思うのです。

 ちなみに、今回使ってみた紙は、厚口で生成の半紙に絵の具で色をつけてから乾かして折りました。うちにある羽衣という品種のツル薔薇だと、丁度半紙をいっぱいに使って正方形にしたのがいいサイズみたい。

 市販の切り花用の薔薇だともうちょっと小振りなので、紙のサイズは変えるとして、おりがみの薔薇をまぎれ込ませるのに、どのくらい薔薇を買ってくればいいかなあ。

タグ:おりがみ