そしてこれが、ウワサのウシなんとかさんです。今年も元気です。大きさは去年とあまり変わっていません。
なお、これが特定外来生物のアレだってことは(何度も書いてますが)知っています。しかしね、一般の人はオタマジャクシを見て何ガエルかなんて見分けたりしないものなんです。
わたしは以前あるところで「これはウシガエルのオタマですよ」と言ったら「なにいってんの、アマガエルですよ」と強く言い返されたりしまして、飼って証明する必要があったんです。
育ててみたらやっぱりウシになってしまいまして、本来なら殺処分すべきなんですが、まあ逃がさないように厳重管理して飼い殺しにしているわけです。寿命が来るまで飼うというゆるやかな殺処分だと思ってください。
そういうわけで、飼うとかわいいですが、決して飼育をおすすめしたりはしません。ウシなんとかさんは、捕まえて持ち帰るのも、飼育するのも、他人に譲るのも、繁殖させるのも、全部違法です。飼わないでくださいね、ほんとにもう……><
そこいらにいくらでもいるのに、いるのに、いるのにー!!
いきものをつかまえたら、死ぬまで飼うのはあたりまえのことで在来生物だって同じなのになのになのにー!!!
種類の見分けに無頓着でいるくらいなら、興味を持って見分けた上で正しく扱ったほうが拡散を防げると思うんですけどねえ……
いきものを飼う時のおやくそく
1. 捕まえたものは、よそに運んで放してはいけません。やむなく逃がす場合は捕まえた場所で逃がしてください。同じ種類の生きものでも地域差がある場合がありますから、日本中にいるからといってどこででも放していいわけではありません。
2. ペットショップで購入したものは絶対に放してはいけません。やむなく手放す場合は、人にあげるか、ペットショップに相談して引き取ってもらうか、かわいそうですが殺処分ということになります。最後まで責任をもって飼いましょう。
カエルだけじゃないですよ。犬でも猫でもカブトムシでもクワガタでも、ウサギでもハムスターでもハリネズミでもアライグマでも、なんでも同じです。よろしくお願いします。
タグ:カエル