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「ケラ」を世界中の言葉で



 4年半も前のことですが、ケラという昆虫を紹介する動画を youtube にアップロードしました。ケラは近縁種が世界中にいるそうです。そこで、"Does this insect live in your country? Please teach me this insect's name."と書いてみたところ、世界中のみなさんが、自分の国の呼び方を教えてくれました。せっかくなので、まとめてみました。

 モグラのようなコオロギ、馬のようなコオロギ、土の犬、土のザリガニ、クマみたいなもの…などなど、別の生き物にたとえる国が多いようです。

country  mean in EN mean in JP
Japanese ケラ (ke ra)   
Chinese 螻蛄 (lou gu)   
English Mole Cricket  もぐらコオロギ 
German Maulwurfsgrille Mole-Cricket もぐらコオロギ 
Hungarian Lótücsök Horse-Cricket馬コオロギ 
Hungarian Lóbogár Horse-Bug 馬虫 
Korean 땅강아지 (ttang gan ga ji) Earth-Dog 大地の犬 
Greece γρυλοτάλπα (Gryllotalpa) Mole-Cricket もぐらコオロギ 
Spanish Grillo topo Mole-Cricket もぐらコオロギ 
Swedish Mullvadssyrsa Mole-Cricket もぐらコオロギ 
Italian Grillo Talpa Mole-Cricket もぐらコオロギ 
Swedish Jordkräfta Earth-Crawfish 大地のザリガニ 
Latvian Zemesvēzis Earth-Crawfish 大地のザリガニ
Russian медведка (Medvedka) Bear クマ 
Lithuanian Kurkliai   
Serbian Ровац (Rovac)   
Croatian Veliki rovac Big gravediggers(?) 大きな墓掘り人(?) 
Polish Turkuć Podjadek   
Filipino Kamaru or Kamaro   
Brazilian Paquinha   
Jawa Orong-orong  
Thai แมงกระชอน   

その他の意見

・これはゴキブリです(冗談?)
・これはセミです(真面目?)
・ザリガニ(あるいはカニ)に見える。
・ポケモンの Nincada (ツチニン)に似ている。
・タイに沢山いる。
・フィリピンなど東南アジアでは食用(そうそう!)。
・ヨーロッパでは釣りエサにする。
・ヨーロッパナマズの餌である。
・南フロリダでは palmeto か dogy diggers と呼んでいる。--> ゴキブリ?(cockroach ?)

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天頂環(昨日)



 昨日の13時半くらいに出た天頂環(環天頂アーク)の動画です。昨日のは色が濃くて本当にきれいでした。

 天頂環は太陽が32度より高いところにいると出ないので、夏場は夕方にしか見られません。冬だと太陽の南中高度が低いので、こんな真っ昼間でも出るんですね。


ファイル 1239-2.jpg
▲車のフロントガラスにまで天頂環が映っているのには驚きました。

ファイル 1239-1.jpg
▲一番色鮮やかだった頃に写した一枚。

ファイル 1239-3.jpg
▲太陽も入れてみました。天頂環は頭の真上に出るので魚眼でも使わないと風景を入れて写すのが難しいです。

 今回は色調補正など、レタッチは一切していません。PLフィルターなどもつけずに(持ってないし)、デジカメのオートモードで写しました。


 

タグ:空と雲

ウシなんとかさん



 彼は今年も元気なのです。バッタもコオロギもイナゴも沢山食べました。そろそろ冬の準備をしてやろうかなと思ってます。

タグ:カエル

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のーりー。 (12/07 16:22) 編集・削除

こんにちわ。
家のウシさんは冬眠に入ったようです。
夏の終わり頃には、こおろぎを沢山食べたせいか、良くお太りになりずいぶんウシらしくなりました。

珍獣ららむ〜 (12/07 18:39) 編集・削除

のーりーさんこんにちは。
うちのも先月末に冬眠しました。
カエルは成長が早いですよね。
餌を食べれば食べるほど大きくなるので驚きます。
初めての冬眠はカエル飼育の山場です。
ひと冬無事に越せたら長いつきあいになります。
のーりーさんちのウシさんも無事に冬が越せますように。

のーりー。 (01/11 12:16) 編集・削除

こんにちは。
先日、上野動物園・は虫類館でウシガエルを見たのですが、どうも元気がないように見えました・・。

我が家のウシは、順調に冬眠中のようです。
室内、アマガエル&ヤマアカガエルは大変元気で、食欲旺盛。冬だと言うのにコオロギを買いにいったりしております。

では、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

珍獣ららむ〜 (01/11 15:18) 編集・削除

こんにちはー。
うちの室内ヒキガエルも冬眠しそうもありません。
ショウジョウバエが休眠しない生き物でよかったです。
今年はこのおチビさんもコオロギを食べるようになるかなあ。

今年もよろしくお願いします!

1108 (03/03 00:10) 編集・削除

こんにちは
僕はこのブログを見てウシガエルを
飼育しようと思ったのですが
警察とかに捕まりませんか?
ちゃんと責任もって最後まで飼育するつもりです
あとブログとかyoutubeに動画をあげても
大丈夫でしょうか?

珍獣ららむ〜 (03/03 06:55) 編集・削除

1108 さん、こんにちは。

飼っても大丈夫かって聞かれると、だめですとしか言えません。
ウシガエルは、運搬するのも、飼育するのも、繁殖させるのも、人にゆずるのも、野に放つのも、全部違法です。
極端な話、捕まえたものを家に持ち帰ったあとに、捕まえた場所で放すのも、違法です。
(捕まえたらその場ですぐ放すのは大丈夫)

警察に知られたらどうなるかっていうと、
法律上は
「※ 個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金 / 法人の場合1億円以下の罰金に該当するもの」
だそうです。非常に重い罰則規定があります。
ただ、これは主に海外から販売目的などで持ち込んだ場合の話ですから、ウシガエルのように野生化してどこにでもいるような生き物に適用されるかは、わかりません。

でも、罰則が適用されないからといって、大丈夫ではないんです。
少なくともみつかったら殺処分は指示されると思います。



わたしがウシガエルを飼育しているのは、

オタマジャクシの段階では、ほかのカエルと見分けられる人が少なく、
わたしも「この大きさのオタマはウシガエルだとは思うけど"自信がない"」という状態だったので、
飼って確かめてみる必要があったからです。
過去に何度か、それはウシガエルですよと指摘しても、
アマガエルだといってゆずらない人がいたものですから。

ウシガエルになったところで目的は達しましたが、野に放つのも違法ですから、あとは殺すしかないんです。
ですから、死ぬまで飼う=ゆるやかな殺処分のつもりで、飼育しています。

ほんというと来る人全員に「ウシガエルは違法だから、ほかのにしましょう」と言いたいのは山々なんですが、
自分が無許可で飼っている分際でダメとも言いにくく、「捕まえたら死ぬまで飼いましょう」と言うことにしてます。

そういうわけですから、どうかご理解ください。


動画というのはわたしが撮影したものの事でしょうか。
youtubeにあるものならば、youtubeの埋め込みタグをつかって貼るのは自由にしてかまいませんよ。
ダウンロードして転載するのは許可できません。
(この違いがわからないならやめてくださいね ^-^;)

1108 (03/03 07:57) 編集・削除

珍獣ララム〜さんありがとうございました
どうしても飼育したいので責任もって
最後まで飼育することにします

youtubeは撮影したのアップロードするほうです。
やめたほうがいいでしょうか?

珍獣ららむ〜 (03/05 06:56) 編集・削除

1108 さんがご自分で撮影した動画をyoutube等にアップロードなさりたいのでしょうか。
それでしたら、わたしにはなんの権限もないことですから、聞かれても困ります。
ご自分の判断でなさってください。


ただ、ウシガエルの飼育が違法行為であることは常に念頭においてくださいね。

最近のちびガエル(ヒキガエル)

ファイル 1230-3.jpg
▲2011年5月撮影

 こんなに小さかったヒキガエルですが、


ファイル 1230-1.jpg
ファイル 1230-2.jpg
▲2011年11月17日撮影

 今はこんなに立派になりました。

餌について

 ヒキガエルはウシなんとかさんと違って小さいうちにカエルになってしまうので餌が大変でした。最初の頃はバラのつぼみにつくアブラムシを与えていました。つぼみごと切って、水槽の土(というか砂利を入れてたんですが)に刺しておくと喜んで食べてました。

 バラが咲きはじめるとアブラムシが姿を消したので、今度はアブラナの花芽につくアブラムシを与えました。

 アブラムシってやつはずーっと同じ場所でコロニーを作ってるわけじゃないので姿を消してしまいます。アブラナからいなくなってからはギシギシにつく黒いアブラムシを与えていました。

 ギシギシからも姿を消したあとは、セイタカアワダチソウにつく赤いアブラムシをとって与えました。

 7月に入った頃、ノカンゾウの花やつぼみにオレンジ色で粉をふいた感じのアブラムシがビッシリつくようになったので、とってきて与えました。わたしはだんだんアブラムシに詳しくなってきました。

 餌が足りないのか、あるいは多すぎるのか、それとも別の理由からなのか、沢山いたカエルちゃんたちがどんどん死んで数が減りました。それまで水槽に砂利と水を入れていましたが、もしかすると湿りすぎてよろしくないのかと思い、砂利の上に土を入れて、やや乾き気味に(かといって水も切らさず)管理するようにしました。でも、結局一頭しか生き残りませんでした。最後の一頭はなぜかとても元気です。

 7月の終わり頃にアワダチソウグンバイが大発生したので、アブラムシからこっちに餌を切り替えました。アブラムシより丈夫なのと、長く同じ場所でコロニーを作りつづけるのですごく重宝しました。

 このころだんだん体つきがヒキガエルらしくなってきました。カエルになりたての頃は水槽の壁にはりついてよじのぼったりしていましたが、もう地面しか歩かなくなりました。

 9月の中頃、アワダチソウグンバイもあまりとれなくなったので、ダンゴムシの小さいのを与えはじめました。コップのようなものを口まで地面に埋めて、中に菜っ葉のきれはしを入れて、上に植木鉢を伏せて暗くしておくとダンゴムシのトラップになります。小さいのだけスプーンですくってカエルの水槽にバラバラっと入れてやります。

 検索すると、ダンゴムシは口の中で丸くなるのでカエルが吐き出してしまう、と書いている人もいますが、うちのヒキガエルは平気で食べています。なお、つつくと丸くなるのでワラジムシだったというオチではありません、念のため。

 ダンゴムシがいつまでとれるかわからないので、ショウジョウバエの飼育もしておこうと、最初はトラップを作って捕まえようとしたのですが、あまり数が集まらず、飛んでしまうのも扱いにくいので、カエル専門店で飛ばない種類のショウジョウバエを購入して育てはじめました。

 今は、ダンゴムシとショウジョウバエを交互に与えてます。
 

 今後の山場は冬越しです。一番確実なのは、ヒーターを入れて冬眠させずにおくことですが、わたしは自然にまかせようかなと思ってます。部屋のなかにおいて(わたしは部屋でヒーターを使わないので)室温で冬眠するようならさせるし、しないようなら餌をやろうかと。水槽の乾燥にだけは気をつけたほうがよさそうですね。

 
 

追伸
 ウシなんとかさんも元気です。動画がうまく撮れたら編集してアップします。

タグ:カエル

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腹黒烏龍茶 URL (11/19 18:42) 編集・削除

行って一緒にやりたい~。
いいなあ、うちの近くにもそういう趣味のある人いないかな。
仕事が忙しいので精々、プランター畑に来た昆虫、は虫類を大切にする位なので羨ましいです。

珍獣ららむ〜 (11/19 19:14) 編集・削除

こんにちはー。
オタマジャクシのうちからショウジョウバエの準備をしておけば、もうちょっと楽ですよー。
さすがに自然のものだけで育てるのは大変でした(笑)

突然飛んできて獲物を食べはじめたアシナガバチ

ファイル 1223-1.jpg
ファイル 1223-2.jpg

 道を歩いていたら、突然アシナガバチが飛んできて、目の前の植え込みにぶら下がったので、何やってんのかなーと思ったら、運んできた獲物を食べてました。食べられてるのもナントカ蜂ですね。

 それにしてもまあ、片足でぶら下がっちゃって器用なことです。



 うちの虫ばっかりも、そろそろリニューアルして図鑑風からもっと図鑑に近づけたいと思う今日この頃ですが、どうも妙案を思いつかないんですよね。

 サムネイルをでろでろっと置いとくにしても、数がけっこうありますし、せめて科名ごとに検索できる程度にはしたい、なんてことを考えると手がつかず、結局今年も放置することになりそうです。

 だいたい、見分けに自信がないのとかもまざっているし、もう、このまま放置しとくのがいいのかもね(ぐすん)。

 新たに写したのとか、見分けがついたのとかを少し追加する程度でやめとこうかな。

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