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園芸:今年はいろいろとダメ

 今年はなんだかまるでダメ。去年は何を蒔いてもバカスカ生えてきたのに、トカドヘチマと白苦瓜はまったく発芽せず、発芽したものも次々にしおれてしまう。白苦瓜の種は買えるから来年また蒔けばいいけれど、トカドヘチマはどこで種を買っていいかわからないのでガッカリですよ。

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▲ナシウリと北海甘露、ストロベリートマト(ホオズキ)。ホオズキは大丈夫そうなんだけど、ウリ関係はボロボロで育ちそうもない感じ。ジュズダマの苗は育ったので別のところに植えました。やはり雑草は強い。

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▲これは、上の写真より一カ月くらい前に種まきしたもので、もっと沢山あったのにかろうじてこれだけ生き残っているという感じ。それも発育がものすごく悪いの。たぶん五月に雨が多くて日照時間が足りなかったりしたので根が育たないんじゃないのかな。そろそろ植え替えようと思ってます。

 他に、ヘチマとセンナリヒョウタンが一株ずつ、こっちはなんとか育ってます。ヘチマには早くも小さな花芽がつき始めました。

タグ:植物 園芸

育ってます(植物編)

今年の菜の花

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 まだ寒いうちにアブラナの種をまいた。去年のアブラナからとった二代目なんだけど、発芽率が悪いだけじゃなく、そだちがやけに悪いです。去年の今頃はもっとわっさり育って大変なことになっていたのに。やっぱり二代目はダメなのかな。環境はほとんど同じだと思うんだけどねえ。

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 それでも花芽をかきとって食べてる。茹でてから、ゴマ和え、わさび醤油和え、梅肉マヨネーズ和え、ニョクマム+みりん和え…などなど。こんなに育ちが悪いんなら、もっとばかすか蒔いておけばよかった。種はイヤってほどあったのに。


レンゲソウが咲いた

 毎年春になるとレンゲソウを見たくてあちこち探すんだけどみつからない。米の育て方や品種が昔と変わっているので、どこの地方でもレンゲソウを緑肥に使わなくなってしまったみたい。

 レンゲソウはあれだけ全国で種をまいていたにもかかわらず、まくのをやめたらたちまち見なくなってしまった。代わりにムラサキツメクサという似たものをよく見るようになったけど、これはぜんぜん別の植物。

ムラサキツメクサ
▲ムラサキツメクサ(レッドクローバー)。アカツメクサともいう。最近これはどこにでも生えてる。

シロツメクサ
▲シロツメクサ(クローバー)

 似たものといえばシロツメクサも、誰が種をまくわけじゃないのに毎年しっかり生えてくるのよね。

 どれもきれいな花だけど、見たいのはレンゲソウなんだよーってことで、今年は種を購入して寒い時期に蒔いてみました。田圃にばらまいてほったらかしで育つくらいだから、どこでも勝手に育つんじゃないかと思ったんだけれど、地面に蒔いたのはほとんど発芽せずに終わってしまい(野良猫にほじくられたというのもあるんですが)、プランターに蒔いたのだけが育ちました。

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▲レンゲソウ(ゲンゲ)

 そして、昨日やっと開花。花芽がちょっとしか出てないんだけどこれからなのかなあ。田圃にくらべると水はけのいい園芸用の土なのがいけないのかもしれない。

 レンゲソウの種をまくとき、近所の子供が見に来て「お豆さんみたいだね」って言ってました。種は小さいけど、よく見るとソラマメみたいな形をしてます。マメ科植物だからねえ。


立ち性のローズマリーも咲いた

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 這性のローズマリーは年がら年中咲いているのに、立ち性のものはちっとも咲かないのでつまらないなあと思っていたらやっと花が咲きましたよ。花の色はわりと普通の青でしたが、這性のものにくらべるとちょっと大きめです。


今年もやってきたナガミヒナゲシの季節

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 これはわざわざ育てたりはしていません。そこらに生えているのです。90年代の終わりくらいから爆発的に増え始めて、あれよあれよと言う間に春の顔に。外来植物で、日本で初めてみつかったのは1961年だと書いているサイトがいくつかあるんですが、そんな昔からあったものが、なぜ最近まで増えなかったのか謎です。まさか、温暖化の影響?

タグ:園芸 植物 野草 食材

いろんなもののタネをまいた

 4月3日に書いてた記事なんだけど、下書きのまま保存して忘れていたので日付を変えて投稿。


 冷蔵庫の中や、がらくたの入ったダンボール箱の中からいろんなもののタネが出てきたので蒔いてみた。

シカクマメ

 これは五年くらい前の種なので発芽しないかもしれません。断面が四角いへんてこな莢(さや)がなるマメで、食べるのは莢。東南アジアでは地下茎も食べるらしいです。

http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/bota/sikak_a.htm
ここで、来年もまいてみようと言ってるやつじゃなくて、買ってきて、袋の中に残していた豆です。さすがにもう発芽しないかなあ。

ワタ

 これまた五年前のタネなので発芽しないかもねえ。前に育てたのはいちおう綿になったんだけど、こういうのは大量に育てないと実用的ではないし、あまり楽しくはありませんでした。

ナシウリ

 前に千葉市の農園の方からいただいたのを、毎年ちびちびと蒔いているのですが、そろそろ発芽率が落ちてきてるかもしれません。最初の年は途中で入院しちゃったのでろくに世話もできず失敗。翌年(去年)は途中までいい感じだったのに、となりで育ててたトカドヘチマに負けて玉砕。今年こそ食べられそうなものになるといいんだけれど、その前に発芽するかどうか(笑)

北海甘露(二代目)

http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=81

 昨年、イトーヨーカドーで果物の北海甘露を買って種をとったのですが、それが意外と簡単に育ちました。実の数は少ないし、市販のものより幾分小ぶりでしたが、甘みはちゃんとあって(というか市販のものも大騒ぎするほどには甘くない)充分に食べられるものでした。甘露は以外と育ちますね。

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▲この写真のは収穫時期をのがして割れちゃったけど、こんなのも食べるとちゃんと甘くて美味しかったです。

 その種をとって冷蔵庫にしまっておいたやつなので、ひょっとすると発芽しても去年と同じものはできないかもしれません。メロンみたいに改良の進んだものじゃなさそうなのでいけるかなあとは思うんですけど。

トカドヘチマ(二代目)

 これまた二代目ネタ。去年までは種苗店で買った種から育てたので正しくトカドヘチマになったけれど、今回のは去年の実からとった種なのでビミョーです。芽は出そうな気がするけれど、となりで普通のヘチマも作っていたので交雑してしまってる可能性あり。どんな実がなるやら。

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▲去年はこんなのが大量に実ったので、ありとあらゆる料理にトカドヘチマを使ってたほど。とても丈夫で育てやすいです。なぜか夏の間はあまり実がつかず、八月の終わりごろからどんどこ実がなり始めて秋の終わりまでずーーっとトカド祭でした。

 見た目はごつくて食べられるところがなさそうに見えますが、緑色の皮を大胆にむいてしまっても食べる部分が沢山残ります。食べるのは内側の白いところです。未熟なうちはたねも白くてやわらかいので一緒に食べてしまいます。写真のものは、撮影したあと食べましたが、こんな50cmを越えるようなサイズになっても実がやわらかくて美味しかったです。ただ、秋が深まってくると、ヘチマ特有の繊維質が固くなるのが早く、ほんとうに若いうちしか食べられなくなります。そうなったら来年のためにタネをとるのがよさそうです。

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▲熟れた実を乾燥させたもの。ちゃんとタネができてると、中でカチャカチャ音がする。タネはお尻か頭を切るとひとりでにざらざらーっと出てくる。

 トカドヘチマのタネは、昔は横浜にあるサカタのタネの本店で買えました。たぶん当時ならば通販もきいたと思うんですけど、今年ちょっと覗きに行ったらありませんでした。楽天市場を検索してもなさそうだし、今はどこで買えるんでしょうか。二代目がトカドにらなかったら、わたしも新しいタネがほしいような気がするんですけど。

ヘチマ

 これは去年買ってまかずに残した分なのでたぶん大丈夫。小学校で育てるようなものだから、ろくに世話をしなくても育ちそうなものだけど、トカドヘチマと混生させてたら、トカドに負けてヘロヘロでした。今年はなんらかの手を考えたいと思います。

白苦瓜

 今年買った種なので確実に出てくると思います。真っ白な実の成る苦瓜です。日本の苦瓜は緑色だけど、台湾などでは白いもののほうが主流だと聞きました。日本の農家でもたまに作ってます。

ストロベリートマト

 愛称はトマトだけどホオズキです。南米産の甘酸っぱい食用ホオズキ。

http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=158
 去年は、ストロベリートマトのゼリーにめろめろになり、ぜひとも果物としても食べてみたいと通販をかけ、こんなに美味いものなら栽培してみようじゃないかと思ったところでシーズンオフになり、忘れずに思い出したのでタネを注文したというわけです。


▲タネはここで買えます。写真をクリックで楽天市場へ。

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▲こんな小さいタネなんだよ。とりあえず半分蒔いてみたけど、ちゃんと出てくるかなあ。

タグ:植物 園芸

バラとエンドウマメ

バラはやっぱり香らない

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 京成バラ園で買ってきたつるバラの羽衣は、花付きがよくてどんどん咲いてる。前にも書いたとおり、なぜかすべてのつぼみが傷ついて、一番外側の花びらだけ茶色くなってしまうんだけど、開くとこのとおり傷は目立たず、大した問題ではなかったです。

 が、しかし、香らない。今回は香りを求めていたのでなんか違う。満足度が薄いです。来年はバラ園のカタログで勉強して香るのを購入するぞー(これ以上どこで育てるんだろう)。

 ちなみにまだハバチは来ません。チュウレンジかもーん。公園から幼虫をつれてくればいいのはわかっているんだけど、やはり自然に飛来したのが卵を産み付けて行く方が満足度が高いのでー。

捨てる前にもう一度

 いつだったか、どこかの掲示板で「貝割れ大根を再生する方法を教えてください」という質問を見た様な気がする。双葉の部分を食べて、残った根っこに水をやるなり、肥料をやるなりしたら再生すると思っていたみたいだけれど、残念ながらそれはムリ。アサガオの双葉を根もとで切ったら死んでしまうのと同じで、貝割れ大根は根を残しても再生しないのです……って、改めて書くほどのもんじゃないんだけどね。

 でもー、同じようなスプラウト系のものでも、豆苗(どうみょう)だったらまた生えてくるのよ。豆苗は双葉じゃなくて、もうちょっと育ったやつだから、根っこ近くで切ってしまっても、水につけといたら芽が出てくる。

 そんでもって再生したやつを植木鉢に植えたらこの有様さ。

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 元が野菜なのでそーとー旨いらしくてね。ハモグリ画伯(絵描き虫=ハモグリバエ)が小さな葉っぱの一枚一枚に丹誠込めて絵を描いてボロボロ。支柱を立てなかったので隣り合った蔓がからみあってぐちゃぐちゃ。でも枯れてない。

 豆苗はエンドウマメの芽なので花は小さくとも可愛いのではないかと思ったけれど、咲いてるんだか咲いてないんだかわからないような影の薄い花が、たまにチラホラ咲くだけだった。栄養が足りなかったのかもしれないし、もともとこんな品種なのかもしれないし。

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 それでもちゃんと鞘なんかできちゃったりして、それなりに満足だわ。このままほっとくと鞘にも画伯が絵を描いてしまうので取って食べました。三枚しかなかったけどね。

コメント一覧

ひろこ (05/28 21:26) 編集・削除

ココまで育つのね、家は二番目の芽も食べてたから育てたこと無かったよ。
家はゴーヤーが花を咲かせ始めたよ、夏が来るんだねぇ。

チム (05/29 02:34) 編集・削除

少し前私も、何時もコロン等で香っている臭いを求めて、バラに花を近づけました。が、やはり珍獣様と同じで、何にも香りがしませんでした。その結果前に珍獣様が食べたバラジャムのようになるのですね。甘いだけの。。。
バラの場合は、香り濃縮とかじゃないと香りがしないのでしょうか?それとも、種類のせいでしょうか?

珍獣ららむ~ (05/29 14:49) 編集・削除

 うちもゴーヤとヘチマ、そんでもってナシウリの余った種をまいてみたよ。どれも芽が出てきたので今年の夏はウリ三昧だーって感じ。


 チムさん、バラが香らない理由は、原因がいろいろありすぎて検討もつかないです。

・もともと香らない品種だった
・育て方が悪い
・気温や湿度のせいで香りを感じにくい条件だった
・花の盛りを過ぎてた(もしくはまだ開ききってない)

などなどなど……うちの羽衣はカタログを見ると「中香」とあるのですが、中香でこれなら微香のバラなんかほとんど無臭だろうな。

 バラは香るもの、というイメージが強いですが、香らない品種も数限りなくあるんです。最近の花屋さんに並んでる切りバラなんか、見た目は素敵だけどまるで香りませんよね。こういうのは香らない品種なんだと思います。見た目重視で品種改良してるってのもあるでしょうし、お見舞いなどに持って行くことを考えると、香りのないもののほうが喜ばれる可能性もありますからねえ。

春の園芸

 去年の秋に適当に買ってきてぐっちゃり寄せ植えにしたブルーサルビア、ブラキコメ、ネメシアは、現在こんな感じです。

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 まさかあの貧相な寄せ植えがここまで豪華に……なるわきゃないですって。この写真だと手前の鉢の左半分の青っぽい小さな花がブラキコメ(ヒメコスモス)。あとは全部パンジー。パンジーは嫌いなんだけど、スミレ科の植物をはやらかしておいたら、ツマグロヒョウモンが卵を産みにこないかなーって(やっぱり虫かよ)。

 でも、ブラキコメも増えてるでしょ。こいつなんかすごいのよ。真冬でも地上部が少しも枯れずにわっさわっさと生えてた。
春先に鉢から抜いてみたら根がびっしり回っていたので、半分以上切り捨ててパンジーと一緒に植え直しました。

 花の時期寸前に植え替えたせいか開花が少し遅れたけれど、その後ばりばり回復して今ではこのような状態に。ブラキコメは強いです。日当たりと水さえあればバンバン育ってしまう。肥料は植え替えた時に少しだけやったけど、それ以外は水やりのみで何もしてません。

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 こっちの鉢はネメシア(手前)とブルーサルビア(左奥)、右側にムーンライトフレグランス。この写真は半月くらい前のもので今は花が終わってしまいました。

 ネメシアはブラキコメみたいにボリュームは出なかったけど丈夫で花付きがいいです。しかも挿し芽の成功率が高いみたい。うっかり折ってしまった茎を捨てずに鉢の隅にでもさしておくと、そのまま根付いてしまうことが良くあります。

 ブルーサルビアは冬に地上部がほとんど枯れてしまったので、根もとちかくで大胆に切って様子を見たらこの通り復活。そのうち花芽も出てくるんじゃないのかな。

 ムーンフレグランス(ザルジアンスキア)は変わった花で、昼間は写真のように閉じてる。つぼみは赤紫だけど、夜になると一斉に開いて真っ白な花になります。花びらの表だけが白いの。名前のとおり良い香りがする。増えたら素敵だけど、これ多年草?

 最近流行ってるみたい。通販できるところがけっこうあるね。


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 先日、京成バラ園で専門家にまどわされつつ買ってきたつるバラの羽衣も咲き始めました。でも、つぼみのうちに花びらに傷がついているようで美しく咲きません。

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 どれもこんな感じで傷ついてる。何が原因なんでしょうか。輸送中に傷ついた可能性は否定できないけれど、その頃はつぼみも小さかったし、あまり影響があるとは思えないんだけれど。


 「羽衣」は四季咲きで花径は10cm程度、花弁数は30~35枚のほどよい感じの八重。蔓性で中香。比較的丈夫で寒冷地での栽培にも適しているとのことです。

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