金沢旅行三日目の夜が明けました。ずーっと雨降りで、いっそ雪になったほうが楽しいのにと思っていたら、最終日にやっと雪になりました。あと一日いられたら雪の金沢が見られたのにちょっと残念です。
この日は朝早く電車に乗って、ほくほく線を使わずにJRだけで帰る予定でしたが、昨日までにお土産らしいものを買えなかったのでお昼の電車で帰ることにしました。
武家屋敷街で買い物
ガイドブックで調べると、武家屋敷の中にある和菓子屋さんが8時半くらいから開いているようです。長町武家屋敷跡の近くでとある和菓子屋さんに入ってみたのですが、開店したばかりで店員さんもばたばたしており、店がやけに観光用だったので何も買わずに出てしまいました。
目の前に「たろう」という別の店があったので、ふらふらっと入ってみたら、お店の人がやけに親切ですすめられるままにいろいろ買ってしまいました。
◎「たろう」で買ったもの
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1004
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1006
他にこんなお茶を買いました。金沢では茶葉を摘んだあとの茎を焙じてお茶にするそうです。棒茶(ぼうちゃ)と呼ばれています。普通の棒茶はほうじ茶のように茶色になりますが、このお茶は茎の柔らかいところだけ使って浅く焙じたものだそうです。
いれてみると色はうすい黄色というか、普通のお煎茶に近い色です。お煎茶ほど緑ではありません。ほうじ茶のように香ばしくて和菓子に良く合います。献上加賀棒茶という名前で、昭和天皇に献上されたからだそうです。
リンク先は楽天市場です。
他にも「俵屋」という飴屋さんで麦芽糖だけを練って作った飴を買いました。これがまた面白くて、砂糖に慣れていると一瞬甘味を感じないような気がします。なめているうちにだんだん甘味を感じるようになるのですが、丁寧に練っているせいかミルクキャラメルのような風味を感じます。
◎あめの俵屋
http://www.ame-tawaraya.co.jp/
尾山神社のステンドグラス
お昼の電車に乗ればいいのでまだ時間があります。もう一度近江町市場に行こうとして途中でみつけたのがここ。遠くに見える地味な竜宮城みたいな建物は尾山神社の門です。なんでも明治八年にオランダ人の設計で作られたそうで、神社なのにステンドグラスがあったりします。
近江当市場で朝ご飯
ここで朝ご飯です。まだ10時前ですが、市場なので早くから開いている店があります。昼間は観光客なども多くてイマイチでしたが、朝はなかなかいいもんですね。
こんなお店に入りました。入ったというか、店先に椅子とテーブルが置いてあるんですけど。
海鮮丼が800円だそうですが、朝なので500円のミニ海鮮丼にしました。そのかわり焼き牡蛎も注文してみました。
これが焼き牡蛎です。写真だとわかりにくいですが、すっごく大きかったです。値段は忘れました。200円とか?
ミニ海鮮丼はこんなです。みそ汁用のお椀にどっさり。少ないように見えますが、これでなかなか一通り入ってて満足しました。イクラやマグロにまじってちょっぴり入ってるズワイガニのうま味が鮮烈です。カニうまっ。
ついでに缶ビールもちょうだいって言ったら、サービスだよっておみそ汁もくれました。菜っ葉しか入ってなかったけどカニの味がする汁でした。
金沢駅
武蔵が辻からバスにのって金沢駅へ。駅に車でずーっと雪でした。やっぱり雨よりマシだと思うんですが、もしかして本当の金沢はこんなもんじゃない?
この巨大なモニュメントは駅前にありました。金沢には派手なモニュメントが多いですね。
モニュメントといえばこれ。なんですかこれ。獅子頭を持った金太郎さんみたいな感じで……郵太郎という名前がついてました。
郵太郎くんの下はポストでした。ということは郵便局のマスコットなんでしょうか。そういう感じじゃないんですけど。
ポストと関係ない場所にもおなじかっこした子供のオブジェがあったような気がします。もとになる伝説か昔話があるんじゃないかと思うのですが、説明は一切ありませんでした。
駅の中に地酒を試飲できる場所がありました。試飲といっても有料なんですが、一口ずつ買って飲める自動販売機があります。どれも知らないお酒だったので名前買いしたら、意外に強いお酒を引き当ててメロメロです。
そんなこんなで遊んでいるうちに電車の時間です。さよなら金沢。こんどはズワイガニを食べにくるよー。
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タグ:2011年1月金沢旅行