モルダバイト香 HEM社(インド)
スティックタイプ 105円
画像リンク先は楽天市場、メール便可
モルダバイトは隕石の落下で出来たと言われている天然ガラスです。香りはあくまでイメージで、モルダバイトに由来するものじゃないです。モルダバイトは粉末が少量入っているのかも(未確認)。
商品説明に「サンダルウッド系」とありますが、あんなに甘くはなくて、もう少し軽いというか、色でいうと緑、でもくすんだ緑です。鮮やかにつーんと来るタイプではなく、とても落ち着いた香りです。レビューに「寺院」をイメージしてる人が複数いらっしゃるのですが、お寺の香りよりはずっと軽いです。部屋の湿度によって香りの質が変わりそうな予感がします。
海外だといろんなメーカーでモルダバイト香を作ってると思います。20年くらい前に池袋のナントカいうタロットカード屋さん(今はないか、あっても宝石屋になってると思う)で買ったモルダバイト香は、今でいうとナグ・チャンパ香*1でしたね。石鹸の香りに似た感じの、すーっとするお香でした。上記写真のお香は、ナグ・チャンパとはまったく違う香りで、一口にモルダバイトのイメージといってもさまざまな表現があるんだなあといった感じです。
ジャスミン香 HEM社(インド)
スティックタイプ 105円
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これは買ったんじゃなくてサンプルに入ってました。火をつける前も強烈な花の香りがしますが、焚いてもやっぱり強烈、むせ返るような南国の花の香りです。レビューに「心やすらぐ」と書いている人がいますが、どちらかというと脳天直撃系だと思います。
ただ、香りはつよいけど嫌みはなくて、やや広い部屋で焚いたら気持ちがいいかもしれません。お香はたいてい燃やしちゃうと香りが変わるのですが、これは使用前使用後ともに強烈なジャスミンの香りです。
フランクインセンス香 HEM社(インド)
スティックタイプ 105円
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フランクインセンスは乳香のことですよね。カンラン科のある樹木の樹脂です。前に樹脂の状態の乳香を買ったことがあるのですが、それは燃やすと甘いような酸っぱいような不思議な香りがして、なおかつヤニっぽかったのを覚えています。
上記写真のインセンスはですね、ずばり言ってヤニっぽいです。すんごくヤニっぽいのです。なんじゃこりゃと思い、立ち上がってみると……あら、上のほうは甘いような酸っぱいようないい香りじゃないのって感じです。
よくよく見ると、煙が二筋に別れて、一方は上へ高く上り、もう一方はスティックを使って下へ流れていました。どうやら乳香のヤニっぽい香りは空気より重くて下へ落ちるようです。
なるべく低いところで焚いて、上の方だけ楽しむのがいいのでしょうが、日本のように床に座って暮らす生活には不向きかもしれません。ほんと、上のほうはいい香りなんですよ。でも、こうやって床に座って記事を書いてるあいだもヤニっぽくてげふっげふっ。
[追記]その後あきらめずに何本か焚いてみたら、強烈にヤニっぽいのは数本で、残りは甘酸っぱい良い香りでした。酸っぱいといっても柑橘のようにツンとする酸味ではありません。もっとまろいのです。たとえがほんとうに難しいですが、このお香はかなり好きです。好きになりました。
ムーン香 HEM社(インド)
スティックタイプ 105円
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月に香りなんかないのです。だからもちろんイメージで調合された香りです。きっとナグ・チャンパ系の冷たくてすーっとする香りなんだろうなと想像して点火。
想像通り石鹸みたいな匂いですが、想像してたのより暖かい香り。好きな人は好きかもしれないけれど、特別これといった印象もなくて、なんとなくな感じ。月のイメージは期待しない方がよろしいかと。
意識したつもりはなかったんですが、全部HEM社製ですね。リンク先楽天市場の HAPPY HOUR は、この手のスティックタイプのお香だったら6箱まで封筒に詰めてメール便で送ってくれます。メール便だと送料は84円です(6箱まで84円)。
*1:英語版のウィキペディアによると、ニワウルシの仲間であるAilanthus Malabaricaの樹脂で作ったお香で、プルメリアがどうのこうの… すまん、ぜんぜんわからん。
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