みなさん、聞いてください。またもや柚餅子(ゆべし)なんですよ。先日、能登の中浦屋ってところの丸柚餅子をいただいて、ついでだからって青梅の勝仙閣ってところの珍味柚餅子も買ってきて紹介しましたよね。
青梅のを和歌山の美味しいもの担当のひろこ様に送ったところ、ネタにはネタじゃ、これでもくらえー、とばかりに和歌山は龍神村というところの柚べしが送られてきました。なんという柚餅子の応酬でしょう!
▲これが和歌山県産の柚べしです。和歌山ではゆうべしとも言うらしいです。和歌山では主にごはんのお供として食べるとか。
http://www.iyashi-kumano.jp/kensyoku/yubesi.html
▲開けてみるとこんな感じの黒い物体です。くりぬいた柚子に麦味噌や落花生などをまぜたものを詰めて、蒸してから干したものということです。青梅のと似てますが、それよりちょっとウェットです。
食べてみると、中浦屋、勝仙閣のどちらとも違って柚子の皮の部分が分厚いです。そして味噌味なんですが青梅のに比べて甘さも強いです。これはこれで美味しい!
前にも書きましたが、わたしは子供の頃、この味噌系の柚餅子がだいっきらいで、こんな不味いものを誰が食べるんだろうって本気で首をひねってたんですよね。でも、大人になってからこうやって食べ比べてみると、意外にも美味しいので当惑しています。今ちょっと柚餅子マイブーム中です。
◎関連記事:柚餅子よ、わがトラウマフードよ
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1219
▲右奥が能登・中浦屋の丸柚餅子(中身はもち米で甘くてほのかに醤油味)、左手前が青梅・勝仙閣の珍味ゆべし(中身は味噌と松の実などのナッツ類)
▲手前が中浦屋、奥が勝仙閣、それぞれスライスしたもの。
◎中浦屋(能登)
http://yubeshi.jp/
◎勝仙閣(青梅)
http://yuzunosato-shosenkaku.com/
◎竜神味噌加工組合(和歌山)
http://ryuujinmiso.shop-pro.jp/