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新潟の地元グルメ3:洋風カツ丼

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▲関越自動車道下り・越後川口SAにて

 これは長岡市の洋風カツ丼というものだそうです。東京へ帰る途中、高速道路のサービスエリアで偶然みつけました。ご飯にトンカツをのせ、その上にドミグラスソースのようなものがかかっています。

 地元グルメとして売り出し中だってことはわかるんですが、それ以外のことはサービスエリアには説明がありませんでした。

 カツというのはもとが洋式の食べ物です。それに洋風のドミグラスソースをかけても見た目に意外性はなく、カツ丼というわりに丼物でもありません。

 最近作られた新しい地元グルメなのかなあと、くびをひねりつつ食べました。

 ところが、帰宅後に調べてみると、ケチャップメーカーであるハインツの公式サイトでこんな文書をみつけました。
http://www.heinz.jp/column/column_j/id/clmj00029

長岡の町には古くから洋風カツ丼*3と呼ばれるメニューが存在します。(中略)長岡の洋風カツ丼はケチャップ風味のグレイビーソースを使用する「洋食系」と、デミグラスソースをかけた「食堂系」の二つの系統があります。どちらも見た目はカツカレーのようで、プレートの上に野菜と一緒に盛り付け、フォークでいただきます。

*3洋風カツ丼
地元の人は「洋カツ」と略す事もあるそうです。それほど親しまれた洋風カツ丼のルーツは1931年創業の小松パーラーが最初にメニューに載せ、次第に長岡市域に広まっていきました。小松パーラーは惜しくも2006年1月に閉店してしまいました。

 というわけで、どうやら洋風カツ丼も、長岡市では歴史があるようです。

 カツにかけるソースは各店で味が違うそうですが、越後川口(下り)で食べられるものは、たぶんドミグラスソースがベースです。そこに八丁味噌かなにか香りのいい味噌が混ぜてあるようです。洋風でありながら、和のテイストに落とし込んだ味付けでした。

 新潟市のタレカツ丼も美味しかったけど、長岡の洋風カツ丼もけっこうイケます。いろんなお店を食べ歩きたくなっちゃいますね。新潟県おそるべし。
 

タグ:2012年3月新潟旅行 郷土料理

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  • 2012年03月05日(月)18時07分
  • 日記

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