女川街道をてくてく歩いていたら、少し離れたところに神社の杜(もり)らしきものが見えたので立ち寄ってみることにしました。場所はこのあたりです>google mapへ
▲伊去波夜和気命神社(いこはやわけのみことじんじゃ)
イコハヤワケとかイコハヤワキとか、読みに揺れがあるようです。なんの神様なのかはちょっとわかりません。古事記や日本書紀によると垂仁天皇の息子に近い名前の人がいるようですが関係はあるのでしょうか。
▲屋根の上に龍の瓦(?)が乗ってるのに注目。鴟尾(しび)でも鯱(しゃちほこ)でもなく、ちゃんと龍が乗ってるのは珍しいかも? 中国の寺院にはよくあるけど。
▲石の祠に赤い垂れ幕が?
社殿の裏に小さな石の祠がたくさんあり、赤い幕がかかっていました。ちょっと変わってるなと思ったら、近くにあった石仏の首にも同じものがつけられていました。よだれかけだったのか…
▲石や木でできた摩羅(まら)様がいっぱい
▲地震の被害がまだ残ってる。
http://www.sinseiren.org/shinsai_top/shinsai_photo_miyagi/shisai_photo_miyagi.htm
このページの下のほうに、被災直後の伊去波夜和気命神社の写真があります。社殿のある場所は周囲より少し高くなっているはずなんですが、やはり津波が来たようです。写真に写ってる黒いバンも流されてきたやつかもしれません。