伊那市のマンホールは馬方さんの絵です。権兵衛峠と伊那節に由来しているらしいです。
元禄の頃、今でいう塩尻あたりに古畑権兵衛という人が住んでいました。
その頃、木曽地方では米がとれず、人々の暮らしは貧しかったといいます。そこで権兵衛は、伊那地方から米を運ぶことを思いつき、有力者を説き伏せて山道を切り開きました。
それが権兵衛峠のはじまりだそうです。
木曽へ木曽へと つけ出す米は
伊那や高遠の
伊那や高遠の あまり米
ア ヨサコイ アバヨ マタオイデ
これは伊那節の一節です。
桃屋のいかの塩辛のCMだったでしょうか。のり平がいかだをこぎながら「天竜下ればしぶきがかかる」とうたうのが伊那節ですね。
行く先々でマンホール写真はとっているのですが、このジャンルはやってる人が多いのでブログに貼るほど熱中していませんでした。
ともだちが「マンホールだけじゃなく、町並みが写るようにしてみたら?」というので、低いところから狙ってみたら、けっこういい感じになったので貼ってみます。
でもこれ、どの町で写しても、フレームに入るのはガードレールと疾走する車になりそうですね(汗)
伊那市駅近くのバス停付近で古い電気屋さんの建物をみつけました。「日立カラーテレビ」「日立ステレオ」どっちも今ではあたりまえすぎて言わなくなった上に、テレビは液晶だし、ステレオはCDやMP3プレイヤーにだし、若輩者のわたしですら世の中かわったもんだなあと思います。
ところで、壁に注目してください。
こ、これは、キドカラーのマスコット、ポンパくんの跡だ!!