あくまで普段着にするために着付けの練習をしている珍獣です。はい、着付けできないんですよ。花火の夜に浴衣を着るくらいはかろうじてギリギリの線でどうにかいける程度でございます(つまりそれは人々が花火しか見てないからってことなんだけど)。
どうせ普段着なのでいろいろやってみようと思いまして、下の本を参考にファブリック帯とやらを作ってみたわけです。
▲『ファブリック帯の本』
ファブリック帯というのは帯芯の入ってない帯のことで、要するに自由な布地で作った兵児帯か、江戸時代の昼夜帯みたいなやつらしいです。帯芯が入っていないので動きやすく、結ぶのも簡単とのこと。
というわけで安売りの布を買ってきてミシンでだだーっとやったのがこれ。35cm幅で4mあって、半分の幅に折って使います。どうもこの着物とは色が合わないような気がするけど、結び方の練習だから、まあいいか。部屋着だしね。
「まあいいか」ついでに端っこに飾りもつけてみよう! ついにこの本を使う日がやってきた!
▲『ビーズ編みのエジング』
以前あまり可愛いので衝動買いしたままほとんど使わずに本棚の肥しになっていたビーズ編みの本です。これを参考に手元にあるレース糸とビーズで縁飾りを編んで…
帯の端にこんなふうにとりつけます。なんか色が似合わないような気がしますね。はいはい、わたくしには色のセンスがございませーん。
なお、ここまでの材料費は1000円くらいです。布は途中でつなげばいいので洋服地だったら2mあれば充分です(和服用の反物だったら4mいります)。
製作時間は4時間くらい? 何が面倒だったって帯の布端を三つ折りにするに時間がかかってます。三つ折り嫌い。次に作る時は昼夜帯みたいに裏地つけて裏返すよ。その方が早そう。レース編みは意外なことに1時間くらいで編めちゃってます。
さっそく結んでみたいと思います。結び方も最初の本を参考にしています。
あら、テキトーにやったわりに意外と悪くないかも? レースの縁編みは着物と同系色にすればよかったかな。ちなみに着物は1000円くらいの古着。ツイートに書いた5000円のセットとは別のやつです。
結び目を後にまわし、前から見るとこんな感じ。帯び板を入れてあるので案外普通に見えますね。でもやっぱりこの着物には模様と色が軽すぎるかな。ストライプが横じゃなく縦に出るように作って飾りで帯締めをしたら雰囲気変わりそう。布が余ってるのであとでやってみようと思います。
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