▲紅まどんな
今年もこれを注文したんですよ。紅まどんな。普通のミカンじゃなくて、オレンジやマンダリンが入った交配種らしいです。ミカンのように皮が薄く、香りはオレンジというか、夏みかんみたいな感じです。そして、甘くて、果肉がぷりんぷりん。
ただ、わたしが毎年注文してるのは訳あり品なので、表面の傷とかはどうでもいいんですが、今年のはやや熟れ過ぎでした。
熟れ過ぎると独特の香りがちょっと薄くなるし、何より果肉がやわらかくなって、手でむこうとすると潰れちゃうんですよねえ。仕方ないので包丁で皮にきれめをいれて、えいやって割って食べてます(笑)
そんなこんなで、手が汚れるのが難ですが、やっぱり美味しい。今かなり気に入ってる品種です。紅まどんな。
そうかと思うと、わりかし普通のミカンも美味しいんですよねえ。下は左が紅まどんなで、右が和歌山の有田ミカンだそうです。肉桂の枝と一緒に送ってもらいました。ありがとうひろこ様。
食べくらべると、どっちも甘くておいしい。香りの質も違って、ぜーんぜん別ものだって思う。優劣じゃなくて、別なの。両方ともすばらしい。右手に有田、左手に紅まどんな、両手にミカン。ばんざーいばんざーい、みたいな、ものすごく贅沢な状態です(笑)
最近は普通のスーパーでも、かわった品種の果物を置いてたりします。ミカンだけでもいろんな産地、いろんな品種があるものです。甘いか酸っぱいかだけじゃありません。香りも違えば、酸味の入り方にだって違いがあるわけ。
産地や品種に注目して食べくらべると、美味しい発見があるかもよ?
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