▲これは内宮にある風日祈宮(かざひのみのみや)だったと思うのですが、隣に空き地があるのがわかるでしょうか。この空き地は古殿地といって、建て替えられる前の社殿があった場所なんです。
▲古殿地にはこのような祠のようなものが必ずあるんですけど、これは一体なんなのでしょうね。知りたいことが沢山あるのですが、現地にはあんがい説明がありません。徴古館などへ行けばわかることもあるのでしょうが、いつも時間がなくて行けません。いずれもっと時間をとってお参りせねばなりますまい。だって気になるんだもん、いろんなことがー。
▲外宮に参拝者が手をかざす謎の石があると書きましたが、内宮にも同じようなものがあるんですよ。こっちのは木の根元にあって人がけっつまづくようなこともなさそうですし、危険だから囲ってあるのとも違うみたい。やっぱりなにか大事なものだから注連縄で囲ってあるんじゃないですかね。あくまで個人的な感想ですが、外宮にある石のほうが「なんらかが出てる感」が強いです。
▲放し飼いにされているおんどり。天照大神は太陽神なので、鳴き声で朝を呼ぶ雄鳥は神聖ないきものなのです。
そうこうしているうちに14時くらいになってしまいました。まだ日も高いし名残惜しいのですが、今回はあまりゆっくりしていられないので帰る方向で移動することにしました。
伊勢市駅へ行くバスを探したら、普通の路線バスがもう出たばかりだそうで、臨時バスに乗ってくださいって言われました。乗り場へ行ったら行列ができてて、観光バスを2台見送らないと乗れませんでした。次から次へと来るのでほとんど待たずに乗れましたけどね。
駅についたのが14時半くらい。次の快速みえが15時26分とかなので、外宮の参道で日本酒の試飲とかをして暇をつぶして電車に乗りました。
[追記]不思議な石や、古殿地の祠について
http://www.yoitokose.jp/ise/encyclopedia/m0003.php
伊勢市のケーブルテレビがやっているサイトですが、この説明によると、内宮にある不思議な石は四至神(みやのめぐりのかみ)といって、境界を守護する神様なんだそうです。今で言う境界石のようなものなのでしょうか。
http://www.yoitokose.jp/ise/encyclopedia/k0003.php
同じサイトに古殿地にある祠のようなものの事も書いてありました。中には心の御柱(しんのみはしら)というものが入ってるそうです。
さらに別の複数のサイト情報によれば、柱といっても小さなもので、建物を支える役をするわけじゃないらしいです。社殿や神様が移動しても、心の御柱だけは残すんですね。不思議ー。
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