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河津の鶴兄見ず

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 いや、ほんとにタイトルを思いつかないので地口行燈っぽくやってみた。かわずのつるあにみず→かわずのつらにみず

地口行燈(じぐちあんどん)

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▲赤犬二疋の舌だれ
 東京にはお祭りの時なんかに地口(ダジャレみたいなもの)に絵をそえた行燈をつくって掲げる習慣があるそうで、北千住(足立区)の駅前に沢山飾ってあります。

 地口なので元ネタがあるはずです。たとえば

地口「呑大酒二升五合(のむだいしゅにしょうごんごう?)」
元句「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」

こんな感じです。

 少し考えればわかるものもあれば、さっぱりわからないものもあります。いや、どっちかっていうとわからないもののほうが多いんです。変体仮名で書かれているのでうっかりすると読めなかったりもします。

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▲左:狐玉のむ|右:お傘をかついてちどりあし

 「狐玉のむ」は「狐忠信」をもじったのでしょう。義経千本桜の登場人物です。「赤犬二疋の舌だれ」「お傘をかついてちどりあし」などは何がもと??


 同じような地口行燈を葛飾の半田稲荷のまわりでもお祭りの日にかかげていたらしいです。でも見たことない。北千住のはいつ行っても見るので町おこしかなにかでお祭りに関係なく飾っているんじゃないかと思います。

ホシホウジャクが羽化、ツマグロヒョウモンは脱皮、蚕はモリモリ食べ始めた

 13日に拾ってきたホシホウジャクが昨日のうちに羽化しました。あんまり細かくメモしてなかったけど、拾ってきて三日後くらいに蛹化してたはずなので羽化まで二週間くらい。そういえば蛹化の前に幼虫の色が激変したところを写真にとったような気がするけど見あたらない。上手く写ってなかったので捨てたのかも。惜しかったなあ。また拾ったら飼ってみよう。写真は整理してあとで公開します。ろくに撮影しないうちに逃げられてしまったんですけどね。冷蔵庫にでもつっこんで動きを鈍らせるんだったかな(冬の状態になるだけなのですぐには死なない)。

 ツマグロヒョウモンは脱皮しました。また餌をとってこなければ。めんどくさいからそこらでパンジーを買えないかと思ったんだけれど、季節外れなので見あたりません。通販じゃ時間がかかるのでその前に蛹になってしまうかも。大した量は食べないから、道ばたのスミレを地味にむしってくるしかなさそう。

 蚕は、夏にそだてたものより脱皮に時間がかかるし、育ち具合にも1~2日のばらつきがあるみたい。予想より食べないし。ここ数日雨模様で気温が低かったせいかもしれません。昨日は外の気温が18度になっていたので、さすがにイカンと思い部屋に暖房を入れました。真夏にくらべれば大人しいけれど、そこそこ食べるようになりました。今日は特に温めていないけれど大丈夫そうです。

 もっと温度管理をすべきなのかな。でも商売で飼ってるわけじゃないので四六時中暖房を入れるわけにもいきません。この雨はいつ止むんでしょう。

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電波時計は……

 先日の試写会でもらった壊れた電波時計は、別の参加者の方が検索で見に来られて、「うちのも壊れてました」てメールをくださいました。リンクシェアの人が新しいのを送ってくれるそうです。届いたらまた書きます。ちなみに参加者は13人だったんですが、そのうち少なくとも2個は壊れてるなんて不良率高いですね。いちおうメーカー品なのに珍しい(?)。新しいのが届いたらまた書きます。

タグ: 地元(葛飾周辺) 地口行燈

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  • 2008年09月30日(火)11時15分
  • 日記

コメント一覧

Sari 2008年10月01日(水)01時46分 編集・削除

お傘かついでちどりあし(お鉄砲担いで千鳥足)

大嶋屋というところの地口だそうです。
山東京伝の地口を当たってみたら、こっちが出てきちゃいました。
元の文の意味が分からないと更に洒落が分からない・・・

珍獣ららむ~ 2008年10月01日(水)02時05分 編集・削除

ほんとだ、元句の意味がさっぱりわからなーい。
なんでお鉄砲を担いで酔っぱらってるんだろう。

Sari 2008年10月01日(水)10時14分 編集・削除

ちょっと探してみました。これかも、ちと長いですが・・・
**
  野毛の山からノーエ   野毛の山からノーエ
  野毛のサイサイ 山から 異人館を見れば
  鉄砲かついでノーエ   鉄砲かついでノーエ
  鉄砲サイサイかついでならび足(お鉄砲サイサイ かついで小隊すすめ)
  おつぴきひやらりこノーエ ちいちがたかつてノーエ
  ちいちがサイサイたかつて おつぴきひやらりこノーエ 
(オッピコ ヒャラリコ ノーエ オッピコ ヒャラリコ ノーエ
チーチがタイタイ トトチチ オッピコ ヒャラリコ ノーエ)
イギリスの赤隊、フランスの青隊と色とりどりの小隊が行進ラッパを鳴らして通りを行進しているのを野毛山から見たものですが、
http://www.water.sannet.ne.jp/kazuya-ai/15/suihuyou-Index7.html
***
外国人が我が物顔に行進するのを皮肉って千鳥足と言ったのかも。
地口ってひねりすぎなので理解するのが難しいですね・・・

珍獣ららむ~ 2008年10月01日(水)11時20分 編集・削除

 いやいやいや、こんだけの長文は貼り付けないでください(短くなおしてURLを追加しました)。これだけ長いと引用の範囲を超えてます。

 こういう場合はどこにありますとURLを書いてくださればいいのです。どうしても長いまま引用したい場合でも、少なくとも引用元としてURLは書くべきです。

 著作権の観点だけでなく、引用元にもっと重要な情報があるかもしれないんですから。


 それはともかく、「お鉄砲かついで」はノーエ節ですか。言われてみればそんな歌詞がありましたね。ぜんっぜん気づかなかった! もしかすると「お鉄砲担いで千鳥足」というそのままのフレーズで、かるたになったとか、都々逸になって流行ったとか、何かあるのかもしれないですね。

Sari 2008年10月01日(水)23時46分 編集・削除

あらーー、ごめんなさい。
毎度こちらで勉強させて頂いてますm(_._;)m

Sari 2008年10月03日(金)20時17分 編集・削除

「赤犬二疋の舌だれ」
もしかして、江戸時代の人がみんな知ってるって
百人一首とかでは? とちょっと検索してみました。
頭の「あ」の字は、多分「あ」か「た」かなと・・・
そしたら、こんなのが
柿本人麻呂
「あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の 」上の句
「ながながし夜を ひとりかも寝む」下の句

上の句、なんでしょうかねぇ。ちょっと違うような気もするけど
もしかしたら、下の句をもじった地口があったら当たりですね。

珍獣ららむ~ 2008年10月03日(金)21時20分 編集・削除

うーん、さすがにそれは文字数が違いすぎない?

Sari 2008年10月03日(金)22時43分 編集・削除

あはは、そうですね(^^;)

今度は、赤はそのままだろうと、
二疋=東京弁(私、東京っ子です)で、ひ⇔し、かな? と「にしき」
ゆえに、「舌」⇔ひた だから

「にしきのひただれ」で探してみました。
そしたら平家物語の実盛。
http://www.ksky.ne.jp/~shouden/sane/sa-main.html
『赤地錦の直垂』

これですかね?

珍獣ららむ~ 2008年10月04日(土)01時34分 編集・削除

こっちだ!
そうそう、このくらい一致すると「コレだ!!」って感じ。
すごーいSariさん、よく見つけましたね。
「舌だれ」で「直垂」の連想まではしたけど、
そこへ繋がる言葉まではさっぱり思いつかなかったー。

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