葛西臨海公園で観覧車に乗った。昼間乗るのは初めて。
これができた当時、あちこちに大観覧車を作るのが流行っていて、お台場のパレットタウンや、横浜のコスモワールドの観覧車も同時期にできたものだったと思う。
どこも何かの基準で世界一を目指していて、完成したその瞬間は世界最大だった。臨海公園のもかつては高さだか直径だか、なんかの基準で世界最大だったことがある。ロンドンかどこかにたちまち抜かれてしまったっけね。
つい先日パレットタウンの観覧車には乗ったんだけど、臨海公園とパレットタウンは直線距離にすると10kmないと思う。若洲のヘリポート越しにパレットタウンが見えるくらい近い。
そんな近さで景色がどれほど変わるものか、と思ったら、ぜーんぜん違うのね。パレットタウンからだと、都心の高いビルが沢山見えるし、埋め立て地や若洲の発電用風車がよく見えたり、景色にメリハリがある。
ところが臨海公園のは、でーんと海、ディズニーランド、遙か遠くに高層ビル、ビルの影に東京タワーがてっぺんだけ。あとはとにかく海、みたいな感じ。住宅地といっても目印になるものが少ないので、あそこが我が町であるよ、という気持ちにもなりにくい。たぶん、我が町を俯瞰するには町から離れすぎているのだと思う。正直、よくこんな場所に作ったなあという印象。
でも、夜乗ると夜景がきれいなので、これはこれで面白い。土日はお客さんもそこそこいるので寂れてはいない。行列するほどじゃないからフラッと立ち寄れる。
- 利用料金は大人700円。
- 葛飾方面からだと、シャトルセブンという環七を走っている京成バスで行くと便利。
- 地上高 117m
- 定員 6人乗り×68台
- 回転輪直径 111m
- 所要時間 約17分
◎ダイヤと花の大観覧車
http://www.senyo.co.jp/kasai/
花とかダイヤとかは夜のイルミネーションをイメージしてるらしい。
▲アクアラインの風の塔(空気抜きの穴)
葛西臨海公園、若洲海浜公園、お台場あたりから海を見るとこれがよく見えるので、観光客が「あれは何?」って言ってるのに出会う。この巨大なヨットみたいなものは。東京湾の下を通る高速道路の空気抜きである。さらに南東の方角に 海ほたる というパーキングエリアがあって、アクアラインはそこから水上に出る。
▲たぶんこれが海ほたると海上に出た高速道路。風の塔が見えたら左の方へ見ていくと、房総半島から突き出した巨大な桟橋のように見えるのがこれ。気温が上がってくると霞んで見づらくなる。
葛西の浜に打ち上げられていたもの
葛西臨海公園の人工の渚にくらげがいっぱい落ちてた。ここは人工とはいえ砂を盛ってあるだけなので、それなりにいろんなものが打ち上げられてる。
一昨日は写真のような透明な物体が大量に打ち上げられていた。最初はゴカイの卵かなあと思っていたんだけれど、やけに透明で卵っぽくない。クラゲかなあ。
▲2009年3月7日撮影
水に放つとこんな感じで、わかりにくいけどクラゲっぽい模様もある。どれもみんな同じような形状だった。
クラゲも、季節によって違うものが打ち上げられてるみたいだ。アリガチなお椀型のミズクラゲっぽいものも見たことがあるけれど、一昨日見たのはああいう碗型じゃなく、釣り鐘みたいにすぼまった感じのものだと思う。残念ながら種類まではわからない。