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花憲・くれる・ダンゴムシ

花憲ってなんだろう?

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 花屋さんの看板に、桜のマークに白抜きで「花憲」って書いてあるんだけれど、なんですかね、これ。
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○○をくれるからもってきなよ

 昨日、山王の話なんかして思い出したんですが、群馬のほうでは「やる」とか「あげる」とかの意味で「くれる」を使うんですよね。

 標準語(?)にないかっていうと「どうしてくれよう(どうしてやろう)」とか言いますが、群馬だと相手をおとしめるような場面じゃなくても言ってるみたい。

 先日、榛名へ行ったら、植木の苗を売ってるオジサンたちが、
「今日は誰もきやしねぇから、タダでくれるよ。ユリの球根もってきな」
なんてことを口々に言うので、面白かったです。

 その言葉にさそわれて、青いツツジの苗を買ってしまいました。花は写真とるまえに散ってしまいました。きっと来年も咲くでしょう。百合根もそこらに植えたんだけど……こっちはどうかな。

 榛名湖あたりだと、よくオジサンたちが百合根をくれるんです(これ、くれるから持って帰って植えてみなよ、とか言われる)。芽は出るんですが、梅雨時に根腐れして枯れちゃうんだよねー。


ダンゴムシ……の、おりがみ(生きた虫じゃなくてスマン)

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 津田良夫という人の創作で『シリーズ子供とつくる 14 創作折紙を作る』に掲載されてました。かわいい!!

 本は残念ながら絶版。創作技術を解説した本で、子供向けのわりに専門的。こうやって発想するんだーっていちいち感心しながら読むけど、そう簡単に創作力は身につかない!

タグ:群馬 おりがみ

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  • 2009年05月21日(木)12時14分
  • 日記

コメント一覧

Sari 2009年05月21日(木)22時20分 編集・削除

実家でも「花に水をくれる」とか言ってたと思います。
東京の西のほうですが。
以前、NHKの言葉おじさんのコーナーでも取り上げていたような気がして
検索してみました。http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2007/02/0225.html

珍獣ららむ〜 2009年05月22日(金)10時12分 編集・削除

へえ、けっこういろんなところで言うんですねー。
方言というより古語だったのか。
なるほど!

そのページに「目もくれない」が出てくるけれど、
反対に目を向けることは「目をやる」なのが謎ですね。

Sari 2009年05月24日(日)14時12分 編集・削除

「目をやる」は「遣る」ですよね。
与える・差し向ける・行う・運ぶとか。
木場の「木遣り」という言い方は面白いと思います。

「目をくれる」意志を持って見る
「目をやる」ふと目がいってしまう
      って感じがします。

珍獣ららむ〜 2009年05月24日(日)17時55分 編集・削除

 そうそう、「目をくれる」という言葉もありうるんですが、「目をやる」とは別のニュアンスを感じますよね。まさにおっしゃるとおりで「くれる」ほうが意識的に目を向けているように感じられるので、とても不思議でした。

 それに「目をくれる」には上から目線も感じるので、もしかすると「目をかける(世話する、かわいがる)」などに吸収されて使われなくなったのかもしれないですね。

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