左がメタセコイアで、右がラクウショウです。ラクウショウの実のほうが大きくて丸く、メタセコイアは小さくて、縦にやや長いです。
上の写真はラクウショウの実です。亀の甲羅のような模様がありますね。乾燥するとこの模様の形に割れてばらばらになります。
これはメタセコイアの実です。ラクウショウと違い、模様が網目状です。メタセコイアは乾燥してもばらけず、松ぼっくりのように開きます。
さっき検索したら、メタセコイアと称してラクウショウの写真を掲載してるサイトがけっこうあるみたいだったので書いてみました。ひとつ前の記事はメタセコイアの葉について説明しています。
ほかにも、ラクウショウは水辺に生え、メタセコイアは乾いた場所にはえるという違いもあります。
水辺に生えるラクウショウは、根が窒息しないように、気根というものを地上に出すのも特徴です。ラクウショウの気根はひざっこぞうのような形をしています。
メタセコイアには気根がありません。
▲ラクウショウの気根。このようにひざっ小僧のようなものが地面から出るのがラクウショウです。
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