やっと一日目の夜になりました。ホテルをとってもよかったんですが、楽天トラベルを見ると、震災の影響だか、夏休みの影響だかで当日の予約を受け付けてないみたい。あっても一泊一万円から的な高級感が漂っていました。
でもわたしはネットカフェ好きなのでそこいらへんは問題ありません。仙台駅のまわりにはネットカフェが何軒かあるのを知っているのでなんとかなるでしょう。
というわけでまずは腹ごしらえ。仙台でいつも入る牛タン屋さんで土手煮定食とコップビールでおつかれさまでしたー。
▲ハピナ名掛丁というアーケード街にあるヤマジョウという店に入りました。手前に御飯を置いちゃったものだから写真がしょぼくて申し訳ないんですけど、土手烹は見た目よりボリュームがあるし、ついてる汁はテールスープなんですよ。コップ一杯のビール込みで1000円しませんでした。安い…ちょっと申し訳ない感じがします。牛タン焼きもとればよかったかなー。しかしひとり旅なのでそんなに食べられない。いや、せめてビールを瓶でとるべきでした。すみません気が利かなくて。また行くので勘弁してください。
御飯を食べたら眠くなってきたので、まだ20時過ぎくらいだったけどネットカフェに入ることにしました。この日入ったのは牛タン屋さんの近くにある某店です。
寝る前に漫画を読もうと思い、本棚を見て唖然。漫画が全巻揃っていなかったり、あっちこっちに点在してたりして、なんだか雑然としています。以前にも入ったことがあるけれど、こんな店だったかな、と首をひねってから、ああそうか、震災の後だからか、と思い直しました。漫画も何千冊もあったら整理が大変ですよね。破損して処分したものもあるのかもしれません。
何冊か漫画を読んでから横になり、うつらうつらしかけると、今度は隣近所のブースからいろんな音が聞こえてきます。外人の男性二人がずーっと英語でしゃべっていたり、お菓子の袋かなにかをずーーーっとガサガサ言わせている親子連れ(たぶん)など、やけに騒がしい状態です。そういえば平日なのになんでこんなにお客さんいるんだろう。普段あんまり見かけない、年配の人もいらっしゃるし。
それでまた、これは震災の影響なんじゃないかってことに思い至るわけです。仙台の街の中は、通りすがりのわたしの目から見ると、まったくいつもと変わらないような賑わいを取り戻しているのですが、ちょっと海の方へ行けばまだまだ津波の被害から立ち直っていない地域が沢山あるわけです。
避難所生活が今も続いているかわかりませんが、仮に親戚の家に身を寄せたとしても、たまにはひとりになりたい、家族水入らずになりたいってなこともあるでしょう。ホテルは高いけれど、ネットカフェなら一泊二千円くらい。シャワーも借りられるし、テレビも見られる、ネットにも繋がってる。ネットカフェはいい休憩所なのかな。
そんなことを考えながら寝ました。明日は早起きできたら早朝にまた石巻の方へ行く予定です。わたしどんだけ石巻好きなん?
▲早朝のアーケード街。ハピナ名掛丁&クリスロードです。夜はものすごく賑やかな通りになります。
タグ:2011年8月東北旅行