◎突然ですが、バラにつくハバチの正体を解明してやろうと思っています
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この記事の続きです。
▲2012年5月17日撮影
この虫は花びらや葉に小さな繭を作ります。この写真をとったあと、繭を壊してみたのですが…
▲2012年5月17日撮影
まだ中には幼虫がいました。前蛹(ぜんよう)という状態でしょうか。芋虫は蛹になる前に体がうんと縮みます。それから脱皮をすると蛹になります。
▲2012年5月19日撮影、蛹・腹側から
▲2012年5月19日撮影、蛹・背中側から
これが蛹です。繭から出しても成長にはあまり影響ありません。
▲2012年5月24日撮影
これが今日の写真です。写真がイマイチなので取り直したいんですが、まだ生きてて動き回るのでうまく写らないのです
17日の写真と同じ個体なので、繭を作りはじめてから羽化するまでに1週間くらいかかるってことですね。
オオクロハバチやハグロハバチによく似た姿をしていますが、それらより触角がスラッと長いのが特徴です。それと足の一部が白いのも特徴です。
で、肝心の正体なんですが、残念ながらまだよくわかりません(えっ!)。
自分としてはクシヒゲハバチだろうと思って飼いはじめました。ところがコイツの触角はクシになっていません。クシヒゲハバチは名前の通り、触角がクシになってなきゃいけないんです、ただしオスだけ!
写真のものはクシヒゲハバチのオスではありません。でもメスかもしれません。あるいは全然別の種類のハバチかもしれません。
とりあえず、残りの繭から成虫が出てくるまで待ってみます。その中にクシ状の触角を持つ者がいるかいないか確認するのが次のステップ。
下記につづく
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