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↑この記事に書いたイラガの繭が羽化しました。マイミクさんのところのイラガが羽化したと聞いたので、うちのもそろそろかなと思ってたんですよねえ。
▲イラガ Monema flavescens 2013年6月18日撮影。羽化は17日。最後の写真のみトリミングによるウソ接写。ほかは HS10 に MARUMI クローズアップレンズ+4を装着して撮影。
外来種のヒロヘリアオイラガなんかより黄ばんでてジミな蛾ですね。顔にある小さな足のようなものは、足ではなくて下唇髭(かしんひげ)ですかねえ。裏返して撮影したら足じゃないことがわかりやすかったと思うんですが、東京ではめっきりみかけなくなった虫なので、傷つけたくないのでやめました。
蛾類の下唇髭について、外国語の名称でパルピ pa-ru-pi とカタカナ書きしてるサイトが多数あるんですが、何語かわかんないので断言しにくいですけど、訳語が「髭」なので バルビ ba-ru-bi かなあと思います、なんとなく。違ってたらゴメン。でもラテン語とかも b はじまりだったような気がするし。# やっぱ違ってたわ。下唇髭=触肢・口肢で、ラテン語でも palp らしいです。だから p はじまりで正解。そして文字にするとバとパは見分けがつかないのでネット上では下唇髭って書くのが親切だという悟りに至った。
このあとイラガはもといたバラの茂みに放しました。幼虫も見たいので伴侶をつれてもどってこいよ。イラガの幼虫はさまざまな広葉樹の葉を食い荒らす上に毒のトゲを持っているので嫌われ者です。でもうちのバラは昆虫採集用だから熱烈歓迎なのだ。
# リサイズしてブログにはりつけてみると、せっかく接写してもかなり見劣りしちゃうんだよねえ。もうひと頑張り寄らないと、リサイズした時に迫力が出ない。まあ、ネット用の画像にそこまでこだわらないでトリミングしてウソ接写にしていいんじゃないのって気もしますけど。
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