えー、ストロベリートマトのことを書きます。
まずストロベリートマトとは何というと、ストロベリーでもなければトマトでもありません。食用のホオズキです。
その昔、『ストロベリートマト』というタイトルの脱出ゲームが流行った頃に、沖縄からお取り寄せして食べたのが始まり。
◎ストロベリートマトがついに来たー
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=183
2007年の記事ですよ。ああた6年前じゃありませんか。
これが本当に甘酸っぱくて美味しいので、翌年は別の通販会社から種を取り寄せて蒔いてみたんですよ。
ところが、どーやっても甘くならない。緑色だったサヤや白くなるまで待っても中の実は緑色のまま。食べてみると苦みはまったくないですが、甘みは少なくて酸っぱい。嫌な酸味ではないんですけどねえ。
多年草なのか、真冬でも枯れずに残り、翌年になると同じ株から葉が出ます。なぜか実がつくのがやたらおそくて、毎年12月ごろにたわわに実を付けるのも謎でした。熟れるころには年が明けてたりして、もう全然気分じゃないのでそのまま放置されて今日に至ります。
そのストロベリートマトが今年の限って春先から実をつけました。ホオズキだから夏に収穫するので正解だとは思うんですが、なんせ毎年、真冬にならないと実がつかなかったのでびっくり仰天ですね。地震でも来ないかとヒヤヒヤするような状態です(ほんとに来たらどうしよう)。
市販のものみたいに実が黄色くならないのは、実は品種が違うのかもしれませんねえ。なんせ、種を販売してた通販会社は、これを「トマト」だって書いてましたからね。いわゆる種苗専門店ではなかったし、話題のものの名前でもつけときゃ売れるだろうくらいの感覚だったのかもしれないし。
例年通り甘くはなりませんでしたが、この酸味は悪くはないです。種のプチプチッという食感もいい感じ。いくつか生で食べたあとに、思いついて湯むきしてみたら、トマトと同じようにツルンとむけたので、三温糖をまぶして冷蔵庫に入れてみました。美味しくなるといいんですけど。
今日は7月10日、浅草寺のほおずき市なのに気づいて書いてみました。