今朝撮影しました。iPhoneしか持ってなかったもので写真に迫力なくてすみません。これはキツネノタイマツですね。卵から生まれてくる不思議な茸ですよ。
◎珍獣様の博物誌:キツネノタイマツ
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kinoko/ovhung10.htm
昔作ったページですが、似たような茸の見分け方なんかもあるのでよろしければどうぞ。
このしなびたやつも今朝写しました。キツネノタイマツに似ていますが、角張っているのでツマミタケでしょうね。これも卵から出てくるへんなヤツです。
卵から生まれるというと毒茸のタマゴタケが有名で、脊髄反射のように「タマゴタケなので毒茸です!」って言う人がいるんですが、ツネノタイマツやツマミタケは、タマゴタケとはぜんぜん別の種類の茸ですよ。
じゃあ、毒がないかっていうと難しい問題ですね。実はわたし、キツネノタイマツを食べたことがあります。まず、上に貼った写真のようにスックと立ち上がってる状態だったら、先っちょのぬるぬるして臭いところを切り落としてしまい、茎だけにすれば食べられたし害もなかったです。乾燥させておけば日保ちもよさそうでした。
でも、茎が出てくる前の卵は、食べてもなんともない場合と、強烈な胸焼けを起こす場合がありました。あくまで想像ですが、茎が出てきたときに先っちょについてるヌルヌルしたところ(胞子ができるところ?)が良くないんじゃないかと思うんです。卵の中でも胞子ができる部分が育ってる可能性があって、そうなると胸焼けするのかもね。
まあ、そういうわけなので食べないほうが無難です。飢饉か戦争でもおこって食料難にでもなったら思い出してください(笑)
↓茸は菌類ですが、便宜的に植物のタグつけておきます。
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