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サカサクラゲ

 何度かツイートはしたのですが、サカサクラゲを飼っています。5月の中ごろに、近所のスーパーの文房具売り場でみつけました。

 値段は1000円でした。別売の餌も(クラゲが一生かかっても食べ切らないような量を)数百円で買いました。

 海の生き物なので水槽には海水を入れなきゃいけないんです。といっても近くに海はないので、人工海水ってのを入れます。

 クラゲのいた店には、交換用の人工海水も売られてましたが、それが一回交換したら終わっちゃうような量で数百円するんですよ。マジメに飼うつもりなら有りえない金額なので、後日別の店で、海水魚の飼育に使う、粉状の人工海水の素を買ってきました。

 下の動画は、はじめての水換えのあとの様子です。ひらひら泳ぎ回っちゃうので大丈夫かなあってツイートしたら「サカサクラゲも泳ぎますよ」って返信くれた方がいました。

 人工海水がやや濃過ぎる(許容範囲内ではあると思うのですが)可能性もあるので、すこーし心持ちすこーし薄くなるように調節したら、泳がなくなりました。やっぱり濃かったのかも。死ぬまえに気づいてよかったです(おいおい)。

 でも、元気なサカサクラゲは時々泳いでますね。水流のない小瓶の中なのに、気がつくと移動してたりしますから。


 その後、なんらかのストレス(水換えか、餌のやりすぎか?)などで、少し縮んでしまうことはありましたが、なんとか乗り切って8月中はすごく元気でした。

ファイル 1806-1.jpeg
▲7月中頃の写真。丸いガラス越しなのでピントが甘いですが、ヒラヒラがよく育っていて元気そうです。このヒラヒラで餌を吸収したりするそうです。

 ところが、8月の終わりに突然涼しくなりましたよね。あの頃からおかしいんですよ。笠の動きがとまってしまい、急速に縮んできました。一番縮んだ時の写真をとったらよかったんですが、やや動揺してたので写しそびれました。

 水はいつものとおりにきちんと計って交換しているし、餌もほどほどに与えてます。となると、問題は、水温か、光の量か?

 なんでもサカサクラゲは体の中に葉緑体みたいなやつを持っていて光合成するらしいんです。だから暗いところでは長く生かすのは難しいそうです。でも、薄いカーテン越しの光はずっと浴びてますし、餌も与えているので突然元気がなくなるのはおかしい。

 ってことは水温? だとしたら難題です。なんせうちには水槽用のヒーターがないですから。
ファイル 1806-2.jpeg
 仕方ないので緊急措置としてデスクランプをこんな感じに設置してみたところ、笠の拍動がはじまり、元気がでてきたように見えます。やっぱり水温のせいだったかもしれません(これだと光も与えてるので切り分けが難しいところですが)。

ファイル 1806-3.jpeg
▲現在の状態です。だいぶ縮んでしまいました。

 水温が下がると死ぬとはきいてましたが、まさか8月の終わりにヒーターが必要になるとは思ってなかったので、完全に油断してました。

 デスクランプだといらんところで放熱するなど電力のロスが大き過ぎるので、近いうちに水槽の下に敷く小さなヒーターを買おうと思っています。

ファイル 1806-4.jpeg
▲サカサクラゲの飼育に使っているもの

 右の大きな袋が人工海水のもと。カルキ抜きも混ざっているので水道水にとかして使えます。これが、普通のペットショップには以外とないんですよ。ペットショップにいる魚はだいたい淡水魚なので。エンゼルフィッシュみたいな海の魚を売ってるお店に行くとあります(わたしは三郷市のピアラシティ内にあるスーパービバホームで買いました。ここには海水魚を扱ってる店があるので)。

 そのとなりの小さな袋がクラゲの餌です。オキアミを乾燥させたのを粉にしたものらしいです。人工海水にといて、スポイトで与えます。わたしが買った餌にはスポイトもついてました。スポイトは食べ残しの餌をすいとるのにも使うので、使い勝手のよいものを買ってもいいと思います。

 手前で横たわってる超巨大温度計みたいな形ものは比重計です。海水にぼちゃっと入れると釣りの浮きみたいな状態で、なかば沈みつつ立って浮きます。メモリがついていて、どこまで沈むかで水の塩分濃度がわかるというわけ(沈んだら薄くて、浮いたら濃い)。

 で、このでっかい比重計をぼちゃっとつっこむほど水槽が大きくないので、奥に筒状の容器があると思うのですが、その中で海水を作って比重を計ってます。ちなみにこの筒はドレッシングを作るための容器です。

 筒の左手前にある瓶は、サカサクラゲを入れる水槽として使ってます。ダイソーなどで売ってるガラスの容器です。

 その容器の内側にペタッとはりつけてあるのが水温計で、これもダイソーにありました。水の量が少ないので水温計が半分くらい自ら出てしまい、正しく水温を計ってるかどうかあやしいです(部屋の温度を拾っているかも)。ただ、前日とくらべてどうかっていう目安にはなります。

 これで夏はのりきれました。冬も頑張るつもりならヒーターが必要です。



 いちおう、通販サイトへのリンクも貼っておきます(リンク先は楽天市場内のショップです)。

コトブキ マリンアートHG 10リットル用コトブキ マリンアートHG 10リットル用【水槽/熱帯魚/...
▲人工海水の素 わたしが買ったのはこれ。


クラゲ専用の粉末エサ!クラゲのエサ 15g 関東当日便
▲クラゲのエサ これもわたしが買ったのと同じもの。



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▲小さな水槽の下に敷いて使うヒーターです。これが良さそうだなって検討しているところ。 #買いました。レビューこっち> http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1810

 もちろんここから買ってもらえれば、わたしも嬉しいし、お店も喜ぶとは思うんですが、まあそれはそれとして、世の中にはこういう商品があるんだってことがお知らせ出来ればそれでいいと思ってます。だって、初めて足をつっこむ世界では、何がどう購入可能で、何は手づくりしなきゃいけないのか、さっぱりわかんないですからね。

 わたしもなんでもかんでも楽天で調達してるわけじゃなくて、近所の実店舗見たりして、値段とのかねあいとかで考えるんです。やっぱ通販って思うこともあれば、お店の人が偉いので実店舗ってこともあります。実際見たら同等の品で別のメーカーのやつが使い良さそうってこともありますし。

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  • 2014年09月19日(金)13時22分
  • 自然・園芸

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