去年行った袖ヶ浦のダチョウ王国でダチョウのすばらしさの虜になったわたくしは、今年は茨城県の石岡ファームへ向かったのでした。袖ヶ浦にあるのと同じところでやってる農場です。
ごく普通の農場っぽい場所にいるのはダチョウ!
袖ヶ浦にあるダチョウ王国は主に観光用みたいなんだけど、石岡のダチョウは食肉用に飼育されてるみたい。だだっぴろい場所をフェンスで区切って、中にオスとメスのダチョウを放し飼いにしてあるの。地面は土で牧草とかは生えてない。
産み落とされた卵なんか落ちてる
これは卵。成鳥の囲いの中に落ちてた。つついてるのはオスで、母親と思われるメスダチョウは知らん顔して遠くにいたよ。写真じゃ大きさがわからないけど、両手で包みきれないほどでかくて重さが 1000g 以上あるみたいなのよ。鶏卵にして20~30個分ですって。これ、買うと高いの。食用の無精卵でも4200円するし、有精卵だったら13230円もするのよ。
若いダチョウの娘さんは食欲旺盛
食肉用ダチョウの牧場とは別に、観光用にふれあい牧場みたいなところもありまして、ダチョウ、ポニー、ヒツジ、アルパカ、モルモット、ウサギ、ワラビー、エミューなど、さまざまな動物がいます。動物園と違ってここでは動物とのふれあいは自己責任を前提に自由。売店にある餌なら自由に与えていいし、勇気がある人は柵の中に入ったり、動物にふれても大丈夫。まあ、ダチョウの柵に入るのはよっぽどのツワモノですけどねえ。
写真は若いダチョウのお嬢さん。南の牧場には成鳥はいなかったけど、若者だからってなめてかかるとすごいよ。柵からぐにょーっと首が伸びてきて、餌を差し出す手のひらごとパクーッとやられたりして。歯がついてないので痛くはないけど、動物をかわいいものだと思いこんでる人はトラウマになるんじゃないかという強烈なふれあい体験。もーね、ダチョウ最強。マジ最強。恐すぎ!!
楽しく遊んだあとは美味しく?!
売店で売られているダチョウ肉はバーベキューハウスで焼いて食べちゃってオーケー。焼く道具や調味料は貸してもらえます。
え、ふれあい体験のあとに食うのかって?
ここ、牧場ですから。
凶暴なエミューもいるぞ!
ダチョウは確かにすごい。でも、エミューもそうとうすごいんだよ。写真ではわかりにくいけど首のあたりとか地肌が青いしさ。この赤い目で迫られたら餌でもなんでも差し上げますって気分になるよ。
去年の袖ヶ浦ではお近づきの印に手渡しで餌をあげるくらいにとどまったのですが、今回のテーマは肌と肌の触れあい。
ダチョウもエミューもくちばしに歯はついていないので噛まれても怪我の心配はほとんどないんだけれど、さすがに首や体にふれる勇気はあまりなかったのね。餌付けは問題ないけど、ふれようとすると逆上してかみつく動物ってけっこういそうな気がするじゃない?
でも、今回はポニーの柵にエミューが一頭まぎれこんでいて、しつこく餌をねだりにくるので、「ええい、しつこい!」と手で払いのけたりしてみたら、案外平気だった。なんだ、こいつらいける。意外と恐くない。
柵の中にはいっちゃうと、集団で迫ってくるので身動きが取れなくなってしまうけど、柵ごしにだったら首にも背中にもさわれるようになったわ。つつかれずにふれるタイミングを見切った(笑)エミューもダチョウもいける。ただ犬や猫のように、ふれられることを喜んだりはしないねー。
そんなこんなで、今年も面白かったよ。今回は無精卵を買ってきたので、後日また写真付きでレポートします。
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