右手の親指の皮をそいじゃっただけなんですが、ちと分厚くやってしまったので血がなかなか止まりません。とりあえず医者に行っとこうと思うんですが、かかりつけの青戸病院じゃ遠いし混んでるしで、そんなに待っていられるんなら家で寝てても治るだろうと思い、近所の医院に行きました。
でも、一軒目はネット情報では外科を掲げているのに出かけてみると内科・小児科のみ。しかも翌日休みで消毒に来てもらえないからということで別の病院をすすめられてしまう。この辺だと第一病院だと言われたけど、正直ものすごーーーーーくイヤなんですけど、そこ。
二軒目は少し離れているけど、確実に外科をやってることはわかっているのですたこら歩いて行ったら、げげっ、入り口に廃院のはり紙が!!
え、じゃあ第一病院なの? メチャクチャ嫌だ。だってあそこあきらかに患者を取り違えてるんですもん(わたしの診察券、年齢も誕生日もこれっぽっちも合ってない。その状態で名前があってるのがはげしく恐いぞ。どう考えても同姓同名の別人ととりちがえられとるがな)。
いちおうバスに乗って病院の前まで行ってみたけど、受付で診察券出して、たぶん取り違えられてて間違ってると言ったら、そうですか、では作り直しますので問診票を……って機械的に言われたところでキレて「やだ、帰る」って診察券ひったくって出てしまった。悪いけど鉛筆をまともに持てたら病院来ないんだよ。どうせ何事もなく診察券を作り直して、これ新しいのですからとか言われて証拠隠滅だし。っていうか、この手の大病院に来るならかかりつけの青戸病院に行くし。
もう帰ろうかなーと思ったけれど、近くの薬局で外科医はありませんかと聞いたら、電話帳のようなもので調べてくれて、ここらだと中央病院……ってそれ6号の向こうじゃないですか(涙) そういうところへ行くなら最初からかかりつけの青戸病院に(以下ry
ほかに、外科の先生が非常勤でいるかどうかわからないけど、という小さな診療所を教えてもらって出かけたら、やっぱり外科の先生がいなかった。傷が軽かったら診られるんだけど、様子を見るのに包帯とらなきゃいけないし、せっかく圧迫して止血してあるからこのまま別の病院に行ったほうがいいですよって、すぐ近くにある聖心診療所ってところを教えてもらいました。
聖心診療所は何度か前を通ったことがあったけど、すっごく古い医院だから、もう廃院しちゃってるんじゃないかなと思ってたらまだやってました。でも先生がお爺ちゃんなので、なんとなく時間の問題かもしれないんだけど。お陰で患者さんもほとんどいなくて、あまり待たずに診てもらえました。看護師さんたちがオバチャンばかりで、30年くらいタイムスリップをしたような感じです。
薬つけてもらって、包帯でぐるぐる巻きにしてもらって、チルコチルという鎮痛剤をもらいました。院内処方で30年くらい前にはよく見かけた薬袋にいれてくれました。うっ、ココいちいち面白い。ツボにはまったかも。
そんなこんなで、ちゃんと医者には行けたのですが、これなら最初から青戸へ行けばよかったかな、という感じ。レントゲンを撮るような大けがじゃないので町のお医者さんで用が済むと思ったのが間違いのもとでした。こんな経験をすると、ささいなことで救急車を呼んだり、真夜中に救急診療の病院に飛びこんだりする人の気持ちがちょっとわかるかも。だって昼間ちゃんとやってる時間に捜しても病院ないんだもんね?
というわけで、親指がぐるぐる巻きなんです。どうぐるぐる巻きなのか記念撮影をしたいところだけれど、左手でカメラを持てませ~ん。キーボードは打てるけど、ほかは大したことができないのでとりあえず昼寝でもしますよ。
コメントで話題になってる怪無池に注いだ水はここからとってたらしいですよ
▲群馬県の榛名神社の万年泉
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=342
榛名湖のまわりには観光地がいくつかあって、渋川方面に抜けると伊香保温泉、高崎方面へ抜けると榛名神社があります。榛名神社は岩山にはりつくように作られた神社で、日光東照宮に匹敵すると言われるほど見事な彫刻で飾られています。遠く江戸からの参拝者も多かったたと言われています。群馬に住んでいたときは、その話を聞いても「ふーん、そうなの」くらいの感慨しかありませんでしたが、逆に東京側から聞くとさらに深い味わいがあります。葛飾区に青龍様という小さな神社があるのですが、この神社ではかつて毎年のお祭りで榛名神社から御神水をいただいて、神社のそばにある怪無池(けなしいけ)に注いでいました。水を運ぶ間はオシッコをしてはいけない決まりになっており、氏子さんたちがリレーで持ち帰ったと言い伝えられています。