簡単な方と同様に、難しい方も比較してみようと思います。結論から言うと、完成したらどっちだかわかんないくらい同じになりました。
左下 『バラと折り紙と数学と』のバラ
右上 『折り紙夢world(花と動物編)』の薔薇
この二品は紙をバイアスに折りたたむ難しい方の川崎ローズですが、基本は折り目をつけてエイヤッと立体化するところは福山ローズと基本は一緒です。
『…数学と』版には福山ローズ手順28にある斜めの山折り線がなく、『夢WORLD』版にはそれがあります。
簡単な方の川崎ローズではその違いが完成品に大きく影響していましたけど、難しい方を折り比べてみたら、ほとんど同じものができてしまいました。斜めに山折りしたほうが立体化作業がしやすいくらいの違いでしょうか(それすらあまり感じなかったけれど)。
ただ、わたしゃあまり上手な折手ではないので、上手い人が折ったら違いがわかる可能性も否定できません。
やっぱり川崎ローズはすごい。本物のバラと見比べても見劣りしないもの。
[追記]タントで折ってみたら
左 『折り紙夢WORLD 花と動物編』の薔薇
右 『バラと折り紙と数学と』のバラ
厳密に言えば違うものができなきゃおかしいので、もっと張りのある紙で折ってみました。やはり斜めの山折りをする夢WORLD版のほうが中心がすぼまっていて、上品な感じに咲きます。数学版の角張ったのも、すこし開いた感じになって、使い方次第のような気がします。
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