ひとつ前の記事で、小松菜様が如意輪観音であることに気づいて、もしかしたら葛飾・足立・江戸川あたりは如意輪観音が大ヒットしていた時代があるのかと思い、手持ちの写真からいくつか選んでみました。
▲小菅の正覚寺。地蔵菩薩も混ざってる。
▲東新小岩の正福寺。逆光になっちゃって見えないかもしれないけれど、一番上の大きいのは地蔵菩薩で、下に積んであるのは化なりの確率で如意輪観音。
▲立石の南蔵院。真ん中が如意輪観音。両脇は普通の聖観音ですかねえ。この写真には一体しか写ってませんが、ほかにも何体か如意輪観音の石仏があったと思います。
▲柴又の真勝院。ここのはお地蔵さんのほうが多いけど、よく見ると間に如意輪観音がまざってる。
▲北の方にはないかと思ったけど、水元にもあったよ。東水元の蓮蔵院。如意輪観音に注目してなかったので分かりにくい写真になってますが、髷を高く結ってるのはみんな如意輪観音じゃないかと思います。頭が丸いのは地蔵菩薩。
こんな感じで、葛飾のお寺には如意輪観音の石仏がたくさんあります。大きさは人が抱えられるようなサイズで、無数に並べられていたり、積み重ねられていたりするので、絵馬のように奉納したんじゃないかと思うんです。
一緒に積んである四角い物体はお墓ではなくて、板碑とかいうんだったと思います。梵字とか、お題目とかが刻まれていて、これまた願い事のある人作って納めるんだったと。これまた葛飾区のお寺にはたくさんあります。
如意輪観音も板碑と同じような意味合いのものかもしれないですが、こういうのは日本全国にあるのでしょうか。どこでも如意輪観音ですか?
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