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アバター 3D上映

 地球から離れたある星に、エネルギー鉱石かなんかが埋蔵されているんだけど、ちょうどその上に原住民の聖地があって、立ち退かせなければいけないのに立ち退いてくれない。軍隊で襲ったら世間体が悪いので、円満に立ち退いてもらいたい。そこで、バイオテクノロジーかなんかで原住民と同じ体を作って魂を乗り移らせて、おともだちになって話をつけようとする。でも、せっかちな地球人が、もう待てないって軍隊を動かして……

 つまらなくはないんだけど、話が単純なわりに長くて、そのくせ練り込みが足りないので「殺せないほど強いって言ってたわりにやられてるじゃん、原住民」とか「世界中とつながってる木だって大騒ぎするわりに焼け落ちてもまわりの森に大した影響がないじゃん」みたいなツッコミどころ満載。CGは良くできてるけど、誰でも見たことがある某有名日本アニメのパクリみたいなシーン満載で偉いのは宮崎なの?みたいな感じ。

 結局、話題になったのは3D上映だからなんじゃあるまいか。まあ、つまんなくはないけど。

ライアーゲーム

 テレビシリーズの完結編。突然多額の資本金が送られてきて、妙なゲームに参加させられてしまう。どのような手を使ってもいいから相手を騙してお金を奪い合い、もし負けたら多額の負債を追うことになってしまう。馬鹿正直の神崎ナオがだまし合いのゲームに巻き込まれて、むしろ正直であろうとすることでゲームに勝っちゃうというけっこう爽快なストーリー。原作はまだ続いてるみたいだけど映画はいちおう完結してた。

 わたしは単行本でしか読んだことないんだけど、映画のストーリーはオリジナルみたい(単行本未収録だったら知らない)。ただ、勝ち方のパターンはテレビで使い古された手で、あきらかに不利な状況で、秋山が先手を打つと、確率の問題で相手が不利になるというアレなので、そんなに目新しくなかった。でも、まあ面白い。爽快感はあると思う。レンタルDVDで十分かもしれないけどね。

第9地区

 ある日突然、ヨハネスブルグの上空に巨大なUFOが現れて、ぜんぜん立ち退こうとしないので、船体を壊して中に入ってみたら、食糧が尽きて死にかけた宇宙人が大量に出てきてあら大変。急遽南アに宇宙人居留区ができる、というお話。

 南ア、居留区……「あー」と思った人、正解。そういう話です。アパルトヘイトのパロディーですね。

 そーとーB級で、しかもスプラッタ。残酷シーンが多いので年齢制限がついてるみたいです。実際にあった事件のドキュメンタリーとして撮影されていて、途中かなり退屈ですが、わたしは最後まで見て「見て良かった、これ面白い」と思いました。

 見る人を選ぶかもしれないけど、けっこうお勧め。

 あ、スプラッタ嫌いな人は絶対見ちゃダメ。

ゼブラーマン2

 前作は、うだつのあがらない小学校教師が、宇宙人から地球を守るためにゼブラーマンに変身するという話でした。哀川翔がVシネマ出演何作目とかの記念で作った映画で、B級感ただようものの、ちょっと心温まるいい映画だったと思います。

 2はですね、まあその続きなんですが十五年後くらいで、変なオッサンに支配された東京(ゼブラシティ)で、記憶喪失の哀川翔が戦ったり合体したり戦ったり……

 2は、かなりおちゃらけた話なので、ゼブラクイーンのプロモーション映像だと割り切ったほうがよいかと。それなりに面白いですが、子供には……見せても意味はわからないかもしれない。

 とりあえずゼブラクイーンの歌はそこそこ気に入りました。挿入歌の「わたしはゼブラクイーン」っていうのをもう一回映像付きで見たいんですが、ネットにあるのはエンディングテーマばっかり。

 ゼブラクイーンのお姉さんもいいけど、封印の少女すみれちゃんの子役がかわいいです。あと、ガダルカナル・タカがすごくいい。哀川翔が最後まで普通のオッサンなのも悪くない。出てる人はみんな楽しそうにやっててよいと思う。

タグ:映画

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  • 2010年05月06日(木)13時40分
  • 日記

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