先月は青春18きっぷであちこちまわり、4月のあたまくらいに大阪にいたわけです。心斎橋とかの賑やかなところは部屋がいっぱいだったので、阿波座の駅の側で一泊しながら翌日どう動くか考えました。
最初は途中下車しながら琵琶湖を一周してのんびり京都まで行くつもりだったのですが、前のページに書いた淡路島の世界平和大観音が気になって気になって、バス会社のサイトで時刻表を調べて、結局行っちゃったわけです。
朝早く出発できたらもっと余裕があったはずなんですが、朝食バイキング付きの宿だったもので、大急ぎでご飯食べて、電車に飛び乗って明石へ向かいました。
▲タコフェリー
この写真は明石港から淡路島へ向かう高速船から写しました。ほんというと、あのタコフェリーに乗るつもりだったのです。ところがあわてていたもので、高速船のジェノバラインに乗っちゃったんですね。運賃は100円高いだけなので大差ないのですが、バスの発車時刻を考えると、ゆっくり到着するタコでよかったのに、おかげで岩屋港で40分もバスを待つ羽目に!
▲フェリー待合所
一階には地元の名産品を売る店とか入ってますが寂れています。観光シーズンになるともうちょっと賑わうのかもしれません。
▲二階にレコード屋?
二階にも店があるらしいので上がってみましたが、看板にあるような本やレコード(笑)の店はなくなっていました。昼からやっている食堂が一軒と、夜にならないと開かない居酒屋のような店があり、他は空き店舗になっています。かなり寂しいです。
▲絵島
外に出ると小さな島が見えます。イザナギ・イザナミが日本を作る時、天沼矛からしたたり落ちたしずくからできた「おのころ島」は、普通は淡路島のことだと言われていますが、絵島のことだという人もいるそうです。
▲絵島の砂岩
絵島は砂岩でできていて、やわらかいところが波に削られて、不思議な絵模様になっています(だから絵島?)。アメリカのグランドサークルにある岩にもちょっと似ているような気がします。
時間があれば鳴門海峡など見に行きたかったのですが、青春18きっぷの旅なので鉄道のない淡路島にとどまるわけにはいかず、壊れかけた観音様を拝んでから慌てて明石へもどりました。予定通り琵琶湖を一周して京都へ向かいましたが、淡路島に渡ったせいで途中下車ののんびり旅は果たせず、ただ電車に乗るだけで終わってしまいました。