七夕も終わりですねえ。でも日本には七夕は三回あったりするんですけどね。新暦の7月7日、月遅れの8月7日、そして旧暦の七月七日(今年は8月19日)。
七夕の笹は、終わったら川に流すという地方が多いと思うのですが、群馬で農家をやってる人は田んぼに立ててました。たぶん豊作祈願だと思うのですが、詳しい由来は知りません。しばらく立てたあとに川に流すか燃やすんだと思います。
うちの笹もしばらく花壇のわきにでも立てておいて、そのうち燃やそうと思います。そのために全部紙の飾りを下げたので。
七夕の夜なので、ゲーム制作の裏話というか、プチお絵かき講座「星空の描き方」を一席。
筆を用意します。ペンタブレットとかじゃなくて、筆です。お習字の筆でも水彩用の筆でも、なんでもいいです。それと、墨を用意します。あと、白い紙を用意します。画用紙みたいに水を吸収する材質がいいです。
墨をふくませた筆を、白い紙の上で構えて、人差し指で筆の軸をトントントントンとたたくと、良い具合に墨が散ってランダムな感じのドットになります。
え、こんなもん、筆と墨なんか使わずに書ける? 教えて教えて、どうやって書くの? 大小取りそろった感じの小さな点の描き方がわかんなくてわざわざ風呂場で作ったんだよ。
これをスキャナで取り込みます。スキャナなんか持ってない? ならデジカメで写してみるってのもアリかも。均一に光が当たるように写すのは難しいけど。
そうやって取り込んだだけだとノイズがひどいので、Photoshop(エレメントで可)で画質調整→明るさ・コントラストと進んで、明るさとコントラストを両方ともあげてノイズを減らします。星空なのでテキトーにノイズが乗っててもいいかもだけど。
そんでもって、フィルタ→色調補正→階調の反転ってやると、おお、これだけでもかなり星空っぽい。
でも、これだけだと芸がないので、新規レイヤーを作って白で塗りつぶします(星空を塗りつぶしちゃダメだぞ)。描画色を白、背景色を黒にして、フィルタ→描画→雲模様(1でも2でも好きな方で)ってやると、白く塗ったのが雲の模様になるはず。そしたら、そのレイヤーの透明度を40~50%くらいにする。この辺のさじ加減は好みで。
こうすると、なんとなく天の川の天体写真っぽくなるわけです。雲が多すぎると思ったら、消しゴムをブラシのソフトエアブラシ円とかにしていらないところを消してください。
これだけだと寂しいので、大きな星を書きます。新規レイヤーを作って、ブラシツールをソフトエアブラシ円にして、適当な大きさの点を打ちます。どのくらいの大きさにするかは画像のサイズにるけれど、ここでは 480 x 360 px の絵を描くとして、45px ぐらいのソフトエアブラシ円で点を打ってください。
そしたら、そのレイヤーの透明度を50%くらいに。透明度は後で変えられるので適当でよいです。
そしたら、また新規レイヤーを作って、ブラシツールをソフトエアブラシ円の17pxにして、さっき書いた大きな点の真ん中にポチっと点を打ちます。
こんな感じ。同じ方法で好きなだけ星を増やして、必要なら色を変えたりすれば星空の完成。色つけるとどうなるかはゲームのエンディングを見てね。索麺エンド以外にも、星空エンド・彦星エンド・織姫エンドがありますよ(と、七夕も終わったのでネタバラし)。
◎TA-NA-BA-TA
http://www.chinjuh.mydns.jp/flash/tanabata.htm
Sari 2007年07月08日(日)01時09分 編集・削除
六芒星の折り方は難しいですね。
下の画像、プラネタリウムを思い出しました。ナレーションの姉さんはうるさかったけど、なかなかでした。
下が2番目のは、バリ島の山のほうはこんなです。
星がたくさんあるのは当たり前だからか、誰も南十字星がどれだかわかりませんでした。