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ゼロ磁場再び(分杭峠)

 7月15、16日に長野県のゼロ磁場(分杭峠)に行きました。

 ゼロ磁場ってなんなの?とか詳しい話は去年の旅行記を参考にしてください。
◎2010年8月のゼロ磁場訪問記
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=930&continue=on
 これを読むと去年の訪問も真夏だったんですね。暑かった記憶がほとんどないので春先かと思ってました。

 今年の長野はとにかく暑かったです。ちょうどわたしたちが滞在してた15、16日は、長野県飯田市の最高気温が 35度だったようです。昼間は汗だらだらで、頭がもうろうとする感じです。

 ただ、すごいのは夜になるとちゃんと気温が下がることです。15日の東京地方は、最高気温が33度、最低は25度です。たぶん人が起きている時間帯だと27度を下回らなかったんじゃないかと想像します。

 同じ日の長野県飯田市の記録を見てみると、最高気温は35度で、最低は21度なんですよ。日が暮れるととたんに涼しくなって、やっぱり長野はいいわーという感じでした。

 

 さて、ゼロ磁場です。

 去年は中央自動車道の伊那インターから国道361号と国道152号を通って行ったんですが、今年は駒ケ根インターから県道49号を使ってみました。

 途中に「○時〜○時まで通行止め」という看板が立っていて、それも看板によって書いてある時刻が違ってるので「なんじゃこりゃ」って感じです。もしかしたら通れないかな、とも思ったんですけど、行ってみたら特になんともなく通れました(7月15日朝)。

 地震の影響なのか、あちこちで崖崩れの工事をしていることは確かなので、状況は常に変わるかもしれません。心配な人は事前に観光協会かなんかに電話で聞いておいたほうがいいかもしれません。
 

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▲このとおりすばらしい晴天です。こんな日は特にパワーを得られるのではないでしょうか。


ファイル 1155-2.jpg
▲と思ったら、あら、通行止め? ゼロ磁場水が出る水くみ場への道が崩れてるんだそうです。ゼロ磁場そのものへは行けるということでした。


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▲ここがゼロ磁場と呼ばれる崖です。ベンチがあるので心ゆくまで山の精気を浴びられます。じーっと目を凝らしていると、谷からわきあがる気が見えるようです。

 このあたりは標高が1400メートルくらいあります。それでも日の当たるところはけっこう暑かったです。でもゼロ磁場の崖まで来ると急にひんやりして別世界のようです。木にぶら下がってた気温計を見たら21度くらいでした(10時ごろ)。


 ゼロ磁場といえば、去年の訪問で不思議な現象を見ました。方位磁石の底を指先でなぞると、針が指にくっついて半周近く回ってしまうのです。その時は特に普通のことと思わなかったので、動画もなにも残しませんでした(詳しくは冒頭に書いた去年の旅行記にあります)。


 そこで、今年も同じ方位磁石を持ってでかけたわけですが……あれー、まわらない。ぜーんぜんまわりません。今年は残念ながら回りませんでした。

 一体なんの条件で、あのような不思議なことが起こるのでしょう。ゼロ磁場のせいなのか、他のことが理由なのか、今のところまったくわかりませんが、ゼロ磁場は気に入ったので、チャンスがあったらまた挑戦しようと思います!



 ゼロ磁場といえば水です。近くに清水の涌くところがあって、その水にもパワーがあると言われています。超自然のパワーが本当にあるかどうかは別として、ここの水で顔を洗うと肌が綺麗になるのでとても気に入っています。

 ところが今年は崖が崩れていて、先には進めないというんですよね。でも、とりあえず行けるところまで行ってみようと思ったら……あら、なんか行けるし。たしかに気をつけろって看板はあるんですが、通り道はあいてて、自己責任で行けみたいなことが書いてありました。

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▲ここが崩れてる部分ですね。この部分は去年来たときもやや崩れた感じになってたので、それが本格的に崩れちゃったってところでしょうか。安全だと言いきるわけにはいきませんが、みんなわりと通っちゃってました。


ファイル 1155-5.jpg
▲ここが水くみ場です。いわゆる湧水地ってやつですね。水は10リットルまでは無料でバスに乗せられますが、それ以上汲む場合は輸送費を取られるそうです。

 分杭峠は国道152号線にあって、車で近づくことはできるんですが、山道なので途中にとても狭いところがあります。そのため全員が車で行こうとするとひどい渋滞になるし、危険がともないます。

 それで、峠を北へ降りたところの、道が広いところに駐車場(無料)がありまして、そこから峠までシャトルバスが出ています。往復600円です。バスは観光シーズンには乗るのに時間がかかるので、心配な人はネットから予約しておくといいです。

◎伊那市観光株式会社
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd2/
◎分杭峠へのシャトルバスについてのページ
http://www.travice.jp/bungui/index.html

 バス代は往復で600円で、水を汲む人は 10リットルまでは無料で乗せられるそうです。それ以上乗せたい人は別途料金がかかります。

 自家用車で峠まで行っちゃいたいという気持ちはわかるのですが、山道に路駐は本当に迷惑なので、やめといてくださいね。バスに乗りましょう。

タグ:2011年7月長野旅行

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