http://park.expo70.or.jp/facil/facil_11.html
常設展示もあるんですが、今年の8月27日〜10月10日に特別展をやっていたので見に行きました。万博開催当時、太陽の塔の地下に展示されていた、地底の太陽を公開してるとかなんとか。
▲地底の太陽はこんなやつです。撮影は許可されてるんですが、フラッシュをたいてはいけないのでこんな写真になってしまいました。実物は赤ではなく金色に近い色をしてて、けっこう大きなものです。太陽のまわりにはさまざまな民族の文物が置いてありました。天井にも壁にも、お面みたいなものが沢山とりつけてあります。
太陽のオブジェだけでなく、まわりにちりばめられた部族の文物もふくめて、部屋全体が作品のようです。開催当時の空気を知ってると懐かしさで感涙にむせぶという感じなんでしょうが、知らないと「どこが面白いの?」って感じかもしれません。ちなみにわたしは、万博はがあったことは覚えてますが実際には見られませんでした。
この「地底の太陽」は、本物なのかと思ったら、どうやらレプリカのようです。ほんものは万博が終了したあとに行方不明になってるということです。噂によると、兵庫県で作る予定だった美術館のために引き取られて行ったのに計画がポシャってそれっきり行方知れずだとか。解体されて捨てられちゃった可能性もありますが、もしかするとどこかの倉庫に眠っているかもしれません。
▲生命の木……なんですが、写真が酷いですね。暗くてうまくうつらないのです。これも太陽の塔の中にあったものだそうです。本物かどうかは知りません(笑)
▲コンパニオンのお姉さんたちのコスチューム。おお古き良き70年代よー。
▲ソ連館のペーパークラフトだそうです。この時代の建物は当時のSF漫画に影響を与えてそうな気がします。
▲万博で展示されていたものの行方を探してるそうです。当時の建物や展示されてたものの一部は、移築されたり、買い取られて行ったりして、その後行方の知れないものがけっこうあるみたいです。名も知らぬ公園の片隅にあるオブジェとか、案外そういうところに万博の遺物が潜んでいるかもしれません?!
万博を実際に見た事がなくても、当時の空気を知ってる年代の人だったら EXPO'70 パビリオンはきっと面白いです。撮影が自由なのも嬉しいですね。でも壁が真っ赤なので何を写してもおかしな感じになってしまいました。
万博記念公園は広いので見どころが沢山ありそうですが、今日中にいろんなところを見ておかないといけないので、そろそろ移動しようと思います。
(つづく)
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