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新潟の地元グルメ2:タレカツ丼

 以前、長野から浜名湖へ抜ける旅の途中、気賀駅の近くで越後茶屋という店に入って、謎の一口カツ定食を食べた話を書きました。
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1172

 一口って言うわりに大きいし、醤油ベースのなぞのタレにくぐらせてあります。ともだちが注文した「新潟風カツ丼」も同じように調理されたカツがのっていて、卵ではとじられていませんでした。


 これがすっごく美味しくて、忘れられない味になりました。新潟へ行けばカツ丼はみんなこうなのかという疑問も頭から離れなくなり、よし食べに行っちゃおう、ということになったのです。

 調べてみると新潟のタレカツ丼を発明したのは「とんかつ太郎」という店だそうです。その歴史は古く、なんと昭和初期からやっているそうです。

◎とんかつ太郎:卵でとじない新潟タレカツ丼発祥の店
http://www.tonkatsutaro.com/
 このお店が屋台で売り歩いたのが最初で、今では新潟の多くの食堂で、タレカツ丼を出しているらしいです。そのため、新潟市出身者が他県に働きに出て、カツ丼が卵で閉じられていると「これは卵丼じゃないか」と言ってトラブルになるほどだとか。

ファイル 1270-1.jpg
▲これが、タレカツ丼発祥の店、とんかつ太郎の本店です。

 新潟市の市街地にあり、外見は昔ながらの食堂といった感じです。店内は改装されててきれいでした。一階がカウンター席で、二階は団体用のお座敷になってるそうです。

ファイル 1270-2.jpg
▲手前がミニカツ丼 750円、奥が普通のカツ丼 970円です。

 このとおり卵で閉じられていないばかりか、これでもかって言うほどカツが乗ってます。東京のカツ丼みたいに分厚くはありません。肉を叩いて薄くしたのに、細かいパン粉をまぶしてあげてあり、それを醤油ベースのたれにくぐらせてご飯にのっけてあります。

 以前、浜名湖近くの越後茶屋で食べたもの美味しかったけど、発祥の地で食べるタレカツ丼はさらに格別です。大変おいしゅうございました。

 このタレカツ丼は、わたしも、ともだちも、ほんとに気に入ってしまい、今度は別の店のタレカツ丼を食べに来ようと計画しています。

タグ:2012年3月新潟旅行 郷土料理

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