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突然ですが、バラにつくハバチの正体を解明してやろうと思っています

 んー、最近はいろんな人がブログ書いたりしてるので、検索であっさり分かるような気がするし、たぶん「あ、それ○○ハバチですよね!」とかあっさりつっこまれそうな気がするし、だいたいアレだろうなっていう見当もついてるんですが、育てて確認したい欲求が高まったので育てます。

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▲ターゲットはコイツらです。

 バラにつくハバチ(葉蜂)はチュウレンジバチというのが有名ですが、コイツらはチュウレンジではありません。薄緑色で半透明の体をしていて、濃い緑色の内臓が透けて見えています。10mmに満たないサイズの個体を良く見るけれど、終齢になると15mmくらいになります。

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▲これが終齢幼虫。しかも蛹になる寸前みたい。この頃になると体の色が黒っぽくなり透明感もなくなります。別の虫みたい。でも同じ虫。

 真上から見た時に、頭に黒い点が一個あるのも特徴。でもこれって、前から見ると…?

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▲実は三ヶ所に黒い点があるの。こうやって拡大してみると体に産毛が生えてることもわかります。

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▲横から見るとこんな感じ。蝶や蛾ではなく、蜂の幼虫であることは、腹脚(ふくきゃく)の数を数えれば分かるんだけど、小さすぎて写真に撮りにくいです。

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▲これが繭。花びらや葉に糸を吐いて小さな繭を作り、中で蛹になるみたい。写真の繭はやぶってみましたが、中には蛹になる前の幼虫が入ってました。


 さて、成長するとどんな虫になるでしょうか。そもそも育つかどうかもわからないんですけどねー。

追記:羽化しました

◎問題のハバチが羽化したんですけどね
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1373

タグ: バラの害虫 ハバチ

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