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繭のいろいろ

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▲黄色いのが都浅黄、白は芙蓉つくばね、サーモンピンクの繭は緋紅です。それぞれ蚕の品種名。

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▲けばを取りました。

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▲繭は品種によって大きさだけでなく形も違います。左から緋紅、新小石丸の二世、芙蓉つくばね、都浅黄。新小石丸は真ん中がくぼんでてひょうたん型。都浅黄は芙蓉つくばねに比べると細長いですね。


 今回は先に新小石丸をやってたので、あとから来た都浅黄その他に桑がまわらず、いまいち薄い繭になってしまい、ちょっと反省中です。緋紅をもう一回やりたいような気もしましたが、うっかり全部冷凍庫にいれてしまいました。そのうちどっかで注文してまたやろうかなあ。


 これらの繭から糸を取りたいんですが、こうやったら絶対行ける!という方法が未だにみつからないんですよねー。

タグ: カイコ

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Sari 2013年05月10日(金)02時44分 編集・削除

一年ほど前にオークションで手に入れたのですが、仕舞い込んで出せなくなっていたのを発見し、
福音館の「いまは昔むかしは今」5巻の[1]『瓜と龍蛇』をぽちぽちと読んでいるのですが、
294頁に山梨の昔話「蚕になった姫君の話」として、
蚕が7日目7日目に眠るのを順に、鷹の並び、猪の並び、庭の並び、船の並びという由来が出てきます。
(そう言うのは知りませんでしたが)

ららさんが紹介していた馬の皮にまつわる話も東北のお話として載っていました。

ご存知だったら失礼かと思いましたが・・・
 ここに書いちゃって良かったのかしら。

Sari 2013年05月10日(金)02時47分 編集・削除

たしか、亀有図書館で4巻を見たような気がします。
大型だから重いんですよ~。

珍獣ららむ〜 2013年05月10日(金)08時19分 編集・削除

Sari さん情報ありがとうございます。

蚕になるお姫さまの話(きぬがさ姫など)は、けっこういろんな地域で民話としてつたえられているはずです。
先日読んだ江戸時代の養蚕指南書に、養蚕の守り神として絹笠大明神の挿し絵がありました。
お姫さまが四回死にかける伝説自体も、たぶん当時の養蚕指南書のどれかに書いてあって、日本中に広まったんじゃないかと想像してます。
教えてもらった本は忘れなかったら今度図書館で見てきますね!

馬がお蚕さんになる話は、もともと中国の伝説なんですよ。日本だと「おしらさま」というタイトルで知られてて、東北の民話だといわれてることが多いですね。