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週末に豊橋と京都に行った話3:とにかく人ばっかりの京都

 豊橋駅から新幹線に乗って一路京都へ。昼食は駅ビルでお弁当を買って列車の中で食べました。ちなみにここからはおともだちも一緒です。

 紅葉まっさかりの京都は信じられないような人ごみ。これまで何度か来た京都は平日だったりシーズンオフだったりして、こんなに人ばっかりの京都ははじめて。

 いつもそうしてるので、なんとなく市バスの一日乗車券を購入。どこへ行こうか相談して、紅葉のライトアップが見られそうなところってことで、永観堂や南禅寺のあるところへ行くことにしました。

 ところが連休中の京都は車も多かった。ただでさえ距離があるのに渋滞してひどく時間がかかりました。こんなことなら地下鉄にするんだった。

 もうすぐ日没です。お寺系のライトアップは昼間とは別料金なので一度閉門してから仕切り直しらしいです。永観堂にも南禅寺にもものすごい行列ができてます。

 この人数でお寺に踏み込むのかと思うと、わたしなんかはもう帰りたくなるわけですが、おともだちは「やめるの? じゃあ別のお寺に行く」って言うわけですよ。

 この調子だとどこも同じだからやめようって主張してみましたが、何をどうやってもお寺で紅葉のライトアップの一択で、ここをやめるんなら別のとこってきかない。なんなんですかその情熱は。

 しょうがないから南禅寺・天授庵の行列に並びました。どのくらい並んだか覚えてないけど、たぶん 40〜50分並んだと思います。

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 入ってみたらこんなでした。いちおう入場制限みたいなものがかかってるのですし詰めにはなってないんですけど、みなさん縁側にビッシリ貼り付いちゃって、携帯電話でピロンピロンって変な音たてながら写真撮ってる(笑)

 もともと日本庭園は座敷から外を見た時に美しくできてるような気がするんですけど、ライトアップならばなおさら真っ暗な座敷から眺めたほうが陰影のメリハリが出て美しいような気がするんです。が、座敷にひっこむと人ばっかりで何も見えない(笑)

 しかも、みなさん歩き方が豪快でいらっしゃるから、ドスンドスンすごい音がするんですよ。あのー、建物もいちおう文化財なんじゃないかと思うんですが、ええとそのー、うーん(笑)

 いつも京都に来ると「寺の拝観料だけでひと財産すりそう。さらにお賽銭とか、坊主まるもうけってやつだよね」とか罰当たりなことを言ってるわたくしですが、こういうの見るととてもじゃないけど金とらなきゃやってらんないよねって思いました。
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 しょうがないのでわたくしも縁側にはりついて写真ったりするわけです。富士の高嶺に降る雪も、京都先斗町に降る雪も、雪にかわりがあるじゃなし……などと言いますが、カエデだってアップで写しちゃったら京都で写したのか水元公園なのかわからないじゃありませんか(笑)
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 うーん、手前のライトアップが明るすぎて何をうつしてもビミョーな感じに。こういうの携帯電話で写してちゃんと写るんですかね。
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 庭園の写真ってよっぽど上手に構図をとらないとゴミみたいのしかとれませんね。夜なのでブレちゃうし。

 まあその、とりあえず、おともだちは気が済んだようなのでよかったです。


 南禅寺を出て市街地にもどろうと思うのですが、バスに乗るとまた時間がかかるので、八坂神社のあたりまで歩きました。夕飯は、前におしえてもらった松葉のにしんそばを食べてみました。
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▲にしんそば単品で 1200円也。写真とるまえにはしっこかじっちゃったので葱で隠してみました。蕎麦は太めで、東京の蕎麦より腰が弱め。京風のあっさりした汁に具は身欠きにしんの甘露煮のみ。

タグ:関西 京都

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