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長野で買った鞍掛豆(くらかけまめ)

 みなさん明けましておめでとうございます。新年ですが何事もなかったかのようにブログを更新したいと思います。

 何事もなかったかのようにとか言いながらお節料理の話題なんですけどね。年末に天気が悪かったりして気分がさっぱり盛り上がらず、出来合いのものを重箱に詰めることにしたんです。

 黒豆は煮るだけだから自作しようと思ったら、たまたま買い物しにいったスーパーでは調理前の黒豆が売り切れてて買ませんでした。あらまあ。

 そもそも豆は「マメに(健康で)暮らせますように」「マメ(実直に)に働けますように」という縁起担ぎ。黒くなくてもいいだろうってことで、買い置きの鞍掛豆(くらかけまめ)を煮ることにしました。

ファイル 1501-1.jpg
 これが鞍掛豆です(茹でてあります)。黒い模様が馬の背にかけた鞍みたいだから鞍掛けでしょうか。長野県内の飯田市〜伊那市〜大鹿村あたりを旅行中にみつけて購入したものです。

 関東では見慣れない豆ですが長野方面では昔から作られていたそうです。植物学的な分類でいうと大豆の一品種にあたるみたいですね。

 調理方法は簡単。たっぷりの水に一晩つけて、20分くらい茹でたあとに味をつけて(例えば塩・みりん・酒など)、一煮立ちさせたら火をとめて、冷めるまで鍋のまま放置するだけ。うちでは圧力釜を使って加熱 5分で済ませてます。

 黒豆みたいにほっくり煮えるものじゃなく、野菜みたいな食感です。かすかに海苔みたいな香りがするのも面白いんですよ。

 秋に京都へ行っちゃったので、青春18きっぷも買わなかったし、今年の正月はこれをパクパク食べながら出来合いのお節つついて過ごしますよ。

 2013年もよろしくお願いいたします。
 

タグ:食材 長野

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